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ネット ショップ起業はもう終わり?いえいえ!ポイント抑えて目指せ起業

Eコマース

ネットショップはここ20年で急激な成長を遂げてきました。

実情として、大手3社で市場シェアの50%を占めると言われているなかで、参入障壁の低さと手軽に始められるコストの低さからネットショップに参入する方は続々と増えています。

今回はネットショップ市場のマーケット状況を簡単にまとめ、これから参入を検討している方に向けて、気をつけておきたいポイントを整理してお伝えしていきます。

ネットショップEC市場のマーケット拡大傾向

グラフ

日本国内のEC市場は年々拡大の傾向にあります。2018年度の時点でBtoCのEC市場は約18兆円の市場規模を誇っています。

これは2011年から2倍以上の成長をしていることになります。

そして特徴的なのはスマホ経由での購入が増加していることです。スマホアプリが充実してきており、購入しやすくなっていることとパソコン離れも影響していると考えられます。

しかしこの市場規模を作り出しているのは、楽天やAmazonなどの大手数社で半分以上を構成しているのが現状です。

世界的に見ても日本国内のEC化が進んでいないと報告がされており、まだ成長の余地があるという見方も多くあります。

EC化が進んでいない業種もあるため、ニッチとはいってもうまく入り込むことで先行者有利を掴むことができるかもしれません。

参考:平成30年度我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備

成長はしているが、もう甘い世界ではない

WINLOSEバトル

ネットショップ開業は、実店舗と比較しても参入障壁が低く、コストを抑えて参入することが出来るメリットがあります。

一方で、参入障壁が低いがゆえに競合も多く、競争に破れてしまったショップが撤退してしまっているのも現状としてあります。

黎明期であれば、ネットショップ自体が真新しく、多少の甘い考えがあってもなんとかなった時代もあったのかもしれません。

しかし、現在生き残ってきているネットショップはそういった競争をしっかりと戦って、ノウハウを貯めて実績と信頼を作ってきたショップたちです。

そういった競合たちのなかで、「とりあえずネットショップを出せば売れる。大丈夫。」という甘い世界ではなく、戦略や準備、そして対策など勉強した上で参入する事が必要になります。

撤退していくネットショップにありがちな傾向とは

ネットショップを出店してから数年で50%は撤退するとも言われていて、やはりビジネスはどの業界も甘い考えだけではやっていけません。

そうとはいっても、いわゆる後発組でも成功しているショップはあり、中堅クラスと対等するショップや、ニッチ分野を攻めているショップが活躍を続けています。

もちろん全てがこれに該当するわけではありませんが、失敗してしまいやすい典型的な例がありますので、過去の失敗の二の足を踏まないようにしていきましょう。

大手の真似をして資金がショートする

資金ショート

一番やりがちな失敗は「大手の真似」をしてしまうこと。

成功しているショップを参考にすることは非常に大事です。良いところはしっかりと拝借させていただき、自身のショップに活かしていくことは非常に大事なことです。

抑えておきたいのはビジネスの仕組みまで真似してしまうことは辞めたほうが良いということです。

実際に大手は資金力やルートを持っていて、スケールメリットや信用度が段違いに差があります。たくさんの仕入ができればそれだけ安く仕入れることが出来ますし、なにより体力が違います。

小規模だろうと、大規模だろうと在庫はあまり抱え過ぎたくはないですが、ある程度残っていてもショートするほどの体力ではありません。

広告宣伝費にも余力を残しているため、世間的にも認知度が上がりやすく、信頼にもつながっていきます。

そして人件費も掛けているので、作業量でも格段に差が出てきます。

まったく同じことができるのであれば戦えるのかも知れませんが、だったらもうネットショップでも成功していますよね。

同じ土俵で戦うよりも、他の人がやっていないことをやる。弱っているところを攻める。というのが後発組のセオリーとしてビジネスではよく言われています。

これから販売しようとする商材や競合他社をしっかりと調査して、ネットショップの戦略を立てていくことがひとつ成功への鍵かもしれません。

売上・利益を甘く見すぎて固定費が払えない

コスト

ネットショップを運営するにあたって、ECモールに出店するかショッピングカートASPを利用するのが一般的です。

どのサービスを利用するかは販売者の自由ですが、事業規模や売上予測に応じた身の丈に合った選択が必要なのは明らかです。

ビジネスを行う上で、売上などに応じて発生する変動費よりも常に発生する固定費を下げることは事業を続ける上での常套手段です。

すなわち売上が発生しなくても発生してしまう固定費を無視した売上・利益計画をしてしまい参入してしまうと痛い目を見てしまいます。

集客とリピーターは非常に大事

売上げアップ

ネットショップを運営するにあたって、一番最初にぶつかるのが集客の問題です。

ブランド力があったり、知名度があれば困らないかも知れませんが、これから参入するほとんどがまだ無名ということも少なくありません。

ネット上での集客方法は様々ですが、ここをおろそかにしてしまうと序盤から苦しんでしまい、競合と水を開けられてしまいます。

ECモールに出店することで、ECモールのブランド力を利用できますし、ショッピングカートASPにも集客機能がついたものをあります。成果報酬型のサービスが利用できれば、売上から支払えるためお金をかけずに対策を取ることができます。

また、リピーター対策も非常に大事です。日頃のニュースを見て一目瞭然ですが、口コミやレビューはこれから購入をしようとする人にとって大きな比較材料のひとつです。そして、良くも悪くも広がるのが早いです。

直接お客様と会って販売するわけではないので、対応ひとつとっても評価に影響します。

少し勉強するだけでも様々な情報を得ることができますので、しっかりと戦略を練っていきましょう。

ネットショップ起業は甘く見なければ伸びしろはある

ビジネス仕事風景

ネットショップでの起業については、ネット上でも賛否両論あります。

ある人はもう終わったという意見もありますし、まだまだ伸びしろがあるという意見もあります。

確かに大手が市場のうち大きな割合を占めている状態で、今後は淘汰されている可能性が十分にあります。

ただし、まだまだネットショップが浸透していない業界もあり、市場全体で見ても成長の過程にあります。コロナウイルス発生時にはネットショップ業界がにわかに盛り上がりました。外に買いに行けない状況ではありがたい存在です。

これからネットショップ起業を考えている方は是非今回の記事を参考にしていただき、多くの皆様のためになる事業で活躍していただくことを切に願っております。

 

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