楽天出店は、他のECモールと比較し、「審査が厳しい」ことで有名です。
では、そんな楽天に私達、個人事業主は出店することが可能なのでしょうか?
今回は個人副業・個人事業主の方が楽天市場に出店することが可能なのか調べてみました。
- 個人事業主が出店することは可能!
- 副業としてのモール出店は
- 実業を作らないと審査に通らない!
- 個人事業主の料金プランについて
- お申し込みの流れ
楽天はプロ向けのネットショップである
代表的なECモールとしてヤフーショッピングやamazon、個人向けだとフリマアプリのメルカリなどがありますが、楽天はそのどれよりも審査が厳しく、店舗にはプロフェッショナル(品質)を求めています。
実は楽天はEC流通規模がamazonを超えて1位であり、特に中高齢者層を多く獲得しているため
お客さん責任の店舗の選択ミスやクレームの数をなるべく減らしたいということで
2017年より「楽天市場 品質向上委員会」という部門を設けています。
よって、「楽天市場」は、私達のような個人事業主には非常にハードルが高いECモールといえるでしょう。
個人事業主で出店審査を通過させる!
ハードルが高いとはいえ、個人事業主が出店をしていないかというと
答えは「ノー」です!
楽天の個人事業主出店において必要な書類は下記。
- 出店申込書 ※役所関係の必要資料と商材写真、商材ごとの営業許可
- 審査書類
- 取扱い商材に関する営業許可・資格書類(古物取扱、酒類販売、食品営業、医薬品販売等)
- 商材の写真
- 住民票 (契約開始日より3ヶ月以内に発行されたもの)
- 印鑑証明書 (契約開始日より3ヶ月以内に発行されたもの)
- 実店舗の写真
多いですね笑
見てお分かりの通り、楽天は
「出品商品に関する情報」や「店舗に関する情報」「保管場所の情報」などを重視しています。
そうなんです。
個人が楽天市場に出店するための第一条件は、
「すでに事業を行っていること」
もしくは
「自社の商品が明確に存在していること」
なんです!
副業としてのモール出店は難しい
すでに販売事業を行っているという基準で言えば、
開業届も出していない「副業目的のサラリーマンや主婦では出店ができない」ということですね。
Q.まだ会社を設立していません(屋号・商材等未定)が、資料を請求できますか?
A.勿論、資料のご請求は可能です。
いざ出店される場合には、個人事業者としての開業届け、もしくは法人登記をした上で、正式にお申込いただく形となります。
資料を御覧になった上でご検討をお進め下さい。
上記のように、副業出店は基本NGであることが分かりますね。
また、無店舗転売を行っている個人事業主も審査に通過しづらいでしょう。
実業をつくって審査を通す!
では、そんな楽天市場ですが
どうやって審査を通過すればよいのでしょうか?
審査に通るための項目は下記、
- 「個人事業開業届」を出す
- 在庫管理のための事務所や倉庫を用意する
- 実際に販売する商品を仕入れる(楽天規約に抵触しないもの)
- 他のネットショップを開設、販売実績をつくる【任意】
簡単にいうと、「商品を仕入れて在庫管理している事業者である」ことを証明するということですね!
Q.実店舗を持っていませんが、ネットショップを開けますか?
A.実店舗がなくても、ご出店頂けます。
ご出店の基準としては、本業としてご希望の商品を取り扱われていることを証明いただければ結構です。状況に応じて事務所の確認や商品の確認を簡単にさせていただきますので、ご相談下さい。
※スーパーブランド(弊社指定ブランド)を取扱う場合は別途規定がございます。
個人事業主の料金プランと申込みの流れ
楽天市場の出店プランは、法人個人ともに同一費用です。
特に個人であれば、固定費を抑えることの出来る「がんばれ!プラン」か、3ヶ月お試しの「ライトプラン」が良いでしょう。
一度契約すると解約が難しいので、契約期間には細心の注意を払ってくださいね。
料金・申し込みの流れは下記記事から紹介しています。
楽天は審査が厳しい分、ライバルも少ない
いかがでしたでしょうか。
個人での審査通過が難しいという話ではありましたが、
出店さえできれば他の事業者と大きく差をつけることが出来ますのでぜひチャレンジしていただけたらと思います。
他のECモールで実績を出すと、楽天の社員から直接スカウトが来るという話なんかもあるので、ヤフーショッピングやamazonから初めてみるのもありです♪
物販大変ですが、お互い頑張りましょう〜!
まずは無料資料請求して、疑問点を解消。
パンフレットを確認してから出店のお申込みをしてみましょう!