サイトマップ

サイトマップ
サイトマップとは
サイトマップとは、サイト全体の構造を一目でわかるようにするためのマップのようなものです。サイトマップがあることによってユーザーはユーザー自身が求めるページに迷わずたどり着けるようになり、検索エンジンには新たな記事をいち早く気づきクロールすることを促されたり、クローラーが気づかないページをなくすことができたりと、ユーザビリティとクローラビリティ両方への影響があります。具体的には、クローラビリティが向上する事によって評価されたい新規作成コンテンツが早くに順位が向上したりユーザービリティが向上する事によって、ユーザーの滞在時間が伸びて結果的にサイト訪問数の増加、そして順位の向上につながる可能性もあります。サイトマップはそれほど大切なものなのです。

>> SEOでは「検索エンジンがサイト全体の構造を一目でわかるようにする施策のこと」を指します

略歴/流れ

サイトマップは、SEO対策に大きく関わっており、検索アルゴリズムアップデートによって検索上位結果の評価基準が多少異なります。

また、検索エンジンのシェア率は、Googleが圧倒的に利用されている特徴があります。

具体的なGoogleの検索アルゴリズムアップデートについては、下記の通りです。

  • 2011年:パンダアップデート
  • 2011年:フレッシュネスアップデート
  • 2012年:ペンギンアップデート
  • 2012年:ナレッジグラフ
  • 2013年:ハミングバードアップデート
  • 2014年:ピジョンアップデート
  • 2015年:モバイルアップデート
  • 2016年:ポッサムアップデート
  • 2018年:メディックアップデート

上記のように毎年のようにGoogleの検索アルゴリズムは大幅なアップデートがされています。

また、日々検索アルゴリズムは修正や小さな修正を行っているため、検索順位を変化している特徴があります。

サイトマップとは?

サイトマップとは

サイトマップとは、自分自身のWebサイト全体の構造をクローラーなどに分かりやすくするためのマップのことを指します。

検索ユーザーが求めている情報まで迷うことなく探すことができたり、検索エンジンにもWebサイトが更新されたことをいち早く知らせることができるメリットがあります。

実際に、ユーザーにとって高品質で有益なコンテンツを作成しても、検索エンジンに認識がされないと検索上位を狙うことができないため、あらかじめ注意が必要です。

関連する単語の紹介

検索エンジン

検索エンジンとは、インターネット上にあるWebコンテンツを、検索したキーワードと関連性が高いコンテンツを上位表示させるシステムのことを指します。

検索エンジンの仕組みは下記表の通りです。

検索エンジンの要素 特徴
クローラー クローラーというプログラムが、インターネット上を巡回して、膨大な情報を取得しています。検索上位を狙うためには、クローラーが巡回しやすいコンテンツ作りも重要されています。
インデックス クローラーが取得したデータベースに登録したことをインデックスと呼ばれています。インデックスが増えることによって、高品質なコンテンツを探し出すことが可能です。
ランキング ランキングは、200以上もある評価要素から検索上位を決定しています。日々行われているアルゴリズムアップデートによっても検索上位が変化している特徴があります。

上記のように、検索エンジンは3つの要素で構成されており、SEO対策を行うためには、あらかじめ理解しておくことで有効に働くことが可能です。

SEO対策

SEO対策とは、自分自身のWebコンテンツを検索上位表示させるための施策のことを指します。

従来のSEO対策では、マークアップなどの検索エンジン向けの施策が重要視されていましたが、現在ではユーザーにとって高品質で有益な情報を提供しているのかが重要視されています。

検索結果の上位表示されることによって、中長期的に安定した集客を実現することができたり、広告費などのコスト削減にも効果的に働くことが可能です。

クローラー

クローラーとは、検索エンジンが検索上位表示を決定している要素を集めるためのプログラムのことを指します。

具体的な検索順位を決定している要素として、下記が挙げられます。

  • HTML
  • CSS
  • 画像
  • PDF
  • テキストファイル
  • JavaScriptファイル

また、検索エンジンによってクローラーの種類が異なるため、検索上位を決定する要素に違いがある可能性もあるため、あらかじめ注意が必要です。

HTML

HTMLとは、ハイパーテキスト・マークアップ・ランゲージの略称のことで、コンピュータが理解しやすいように文章構成の指示することを指します。

基本的にインターネット上にあるすべてのWebサイトはHTMLが利用されている特徴があります。

HTMLの知識を身につけることによって、テンプレートとして存在しているWebサイトを自分自身の好みに合わせてアレンジすることができたり、Webコンテンツの開発をすることも可能です。

XML

XMLとは、文章の構造や見た目などの記述するためマークアップ言語のことを指します。

拡張性が高いため、データ構造を自由に定義することができるため、より簡潔にデータ管理をすることが可能です。

汎用性も高く、記述方式が世界標準で統一されているため、情報共有も簡単に行うメリットも挙げられます。

サイトマップの種類

サイトマップは大きく分けて2種類に分けられ、特徴やメリットが異なるため、下記にて紹介してきます。

HTMLサイトマップ

HTMLサイトマップとは、ユーザー自身が使うことを目的にしているサイトマップのことを指します。

コンテンツを見つけやすくするために、カテゴリーごとにリスト化などを行うことによってユーザビリティの向上を目的にしています。

このように、HTMLサイトマップを設置することによって、Webサイト全体の利便性を高めることにも繋げることが可能です。

XMLサイトマップ

XMLサイトマップとは、検索エンジンがWebサイト内を巡回しやすいようにサイトマップを設置することを指します。

コンテンツを他のWebサイトよりもいち早く検索エンジンに知らせることによって、結果的に検索上位を狙うことができます。

サイトマップの必要性

サイトマップの必要性とは、Webコンテンツのパフォーマンスを最大限に高めることができるため、SEO効果を得ることができます。

例として、大規模Webサイトではさまざまなコンテンツやリンク構造が複雑になってしまっている場合に、サイトマップを設置するだけで、利便性を向上させることが可能です。

サイトマップを積極的に設置することによって、検索上位を狙うことができ、ユーザー満足度アップにも効果的に働くことが可能です。

関連リンク

アルゴリズム

HTML5/W3C

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