alt属性
- alt属性とは
- alt属性(オルト属性)とは、画像の代わりとなるテキスト情報のことです。 万が一画像が表示されなかったときに代替手段(alternative)として表示させるための文言と定義され、「代替テキスト」とも呼ばれています。
- SEOでは、画像説明のことを指します。
alt属性を確認する方法
alt属性を確認するには、2つの方法があります。
Googlechromeの拡張機能を使用しない場合
Googlechromeの拡張機能を使用しない場合、alt属性は「Ctrl+Shift+C」で確認できます。
ページ上での「右クリック→検証」でも同じ画面が開くので、ショートカットキーで反応しない場合はお試しください。
Googlechromeの拡張機能「Alt&Meta viewer」を使用する場合
Googlechromeの拡張機能「Alt&Meta viewer」を使用する場合、まずはインストールから。
Alt&Meta viewerをインストールしたら、右上にある「alt」をクリックするだけで表示されるため簡単です。
alt属性を記述すると得られるメリット
alt属性を設置すると得られるメリットは、以下の3種類です。
検索エンジンが認識しやすい
alt属性を記述すると「どのような画像なのか」を正しく認識させることができます。
クローラー(ロボット)は現在、画像の内容までは判断できません。
そこで検索エンジン向けのSEO対策として、alt属性の記述は有効です。
画像の表示がされなくても意図が伝わる
alt属性を記述すると、ユーザーにとっても使いやすいサイトとなります。
その理由は何かしらの原因で画像が表示されないとき、alt属性を記述していれば、その画像の説明が表示されるから。
グラフや表などを引用した際には「どのような画像なのか」をユーザー伝えるべきなので、適切にalt属性を記述しましょう。
画像検索において最適な状態になる
alt属性を記述すると、画像の説明がユーザーにもロボットにも適切化されるとお伝えしました。
それと同様に、alt属性を記述すると画像検索において有利になります。
現在は難しくても、画像判断に優れたロボットになった際には画像検索ができるようになるかもしれません。
またいまでもalt属性を記述することで、画像からのユーザー流入を狙えます。
alt属性を記述するときの注意ポイント
alt属性を記述するときのポイントは、以下の5つ。
画像内容を説明するように設定する
alt属性を記述するときのポイントとして、画像内容を説明するように設定することが挙げられます。
たとえば、以下の画像。
この場合は「折れ線グラフ」「スコア」などと記述すると、画像が表示されなくても分かりやすいのでおすすめです。
多くの言葉を羅列しない
alt属性を記述するときのポイントとして、多くの言葉を羅列しないことが挙げられます。
これは先述した画像に「折れ線グラフ,スコア,定規,紙,ペン,書く」などと記述してしまうような例。
alt属性を記述する際には、なるべく少ない言葉で分かりやすく説明してください。
装飾目的でも「alt=””」は記載する(内容は空でOK)
alt属性を記述するときのポイントとして、装飾目的でも「alt=””」は記載することが挙げられます。
たしかに装飾目的であれば、alt属性は記述しなくても構いません。
しかしここは特に勘違いされやすいポイントですが、内容は記述しなくても「alt=””」は記載する必要があるため、確認しておきましょう。
タイトル・見出し・リンクになっているときはalt属性を記述
alt属性を記述するときのポイントとして、タイトル・見出し・リンクになっているときは必要ということが挙げられます。
画像を「タイトル・見出し・リンク」で使う際、alt属性が記述されていないと内容だけではなく、リンク先のページを正しく判断しない恐れがあります。
かならずalt属性を記述するようにしましょう。
alt属性に同じ言葉を繰り返し記述しない
alt属性を記述しても、正直SEO対策としては微々たるもの。
同じ言葉を記述して「検索エンジンスパム」と判断されるくらいなら、alt属性は書かないほうが良いほどです。
特定の言葉を書きすぎないようにしましょう。
alt属性の勘違いしやすいポイント
alt属性のなかでも、勘違いしやすいポイントが2つあります。
alt属性が表示されない
alt属性が表示されない場合は、記述内容ではなくブラウザや端末を確認してください。
たとえばスマートフォンやIE11・IE8のブラウザなどでは表示されないので、注意が必要です。
正しくalt属性が記述されているにも関わらず表示されない場合は、ミスではありません。
alt属性とtitle属性を間違えて認識している
alt属性と似ているものに、title属性があります。
どちらも記事内の補足として使用されますが、alt属性は画像のみに設定でき、title属性は要素すべてに対応します。
title属性を記述した場合は該当箇所にカーソルを合わせるだけで表示されるので、これをalt属性と勘違いして「表示されない」と思い込むことがあるそうです。
関連する単語
alt属性に関連する単語について解説します。
chrome
chromeとは、Googleが開発したブラウザで世界シェア率がNo.1。
拡張機能があり、alt属性は「Alt&Meta viewer」といった機能をインストールすることで確認できます。
拡張機能
拡張機能とは、ベースとなるGooglechromeへ機能を追加するためのプログラムファイルです。
必要な機能をカスタマイズすることで、その人にあった検索エンジンが完成する仕組み。
さまざまなchromeの拡張機能があるため、一般的な使用で困ることはありません。
検索エンジン
検索エンジンとは、物事を調べる際に使うGoogle・Yahoo!といったサイトのこと。
膨大な量のなかから、該当する記事を探し出します。
現在圧倒的にGoogleシェア率が高く、SEO対策はGoogle攻略とも言われています。
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