LSI（Latent Semantic Index）

更新日 : 8月 23, 2023

LSI（Latent Semantic Index）とは

LSI（Latent Semantic Indexing）とは、Googleが取得している特許のひとつで単語同士の関連性に着目してコンテンツの内容を読み解くための技術です。

SEOでは、単語同士のつながりによる技術のことを指します。

参考：ディーエムソリューションズ株式会社

LSI（Latent Semantic Index）をさらに詳しく

LSI（Latent Semantic Index）は、語句同士の関係性を認識するプログラムです。

これを2007年に導入することによって、意味のないページは検索結果から排除。

LSI（Latent Semantic Indexing）導入以降は、同じキーワードを連呼することがスパムとして認識される可能性もあるので厳禁となっています。

LSI（Latent Semantic Index）が適用されるようになった背景

2000年代初期、キーワードを何回もいれるだけで検索結果の上位表示がされていました。

しかしそれではユーザーが知りたい情報を適切に届けられているとはいえず、意味のないページが散乱する結果に。

検索した語句の回答がきちんと表示されるよう、LSI（Latent Semantic Index）が導入されました。

LSI（Latent Semantic Index）を意識したライティングとは

では、LSI（Latent Semantic Index）を意識したライティングとはなにか解説します。

キーワードをページ内に散りばめる

SEO対策において、ページの上部にキーワードを散りばめるという施策があります。

それと同じようにページ全体に散りばめることで、多くのキーワードと連結が取れるのでLSI（Latent Semantic Index）を意識したライティングといえるでしょう。

共起語・関連語を意識したライティングをする

LSI（Latent Semantic Index）は、1つの軸キーワードに関連する言葉を認識します。

つまり共起語や関連語を意識したライティングをすることで、効率良く認識してもらえるでしょう。

LSI（Latent Semantic Index）を意識するうえで知っておきたいツール

LSI（Latent Semantic Index）を意識するうえで知っておきたいツールは、以下の3種類です。

SEOチェキ

SEOチェキ（https://seocheki.net/）なら、「キーワード出現頻度」をチェック。

ページの総単語数が表示されます。

ちなみに一般的なSEO対策されているページでいうと、総単語数は500語を超えるそうです。

一部、有料です。

共起語検索

共起語検索（https://neoinspire.net/cooccur/）ではその名のとおり、共起語を検索できます。

関連語は調べられないので、注意しましょう。

無料で使用できます。

AIテキストマイニング

AIテキストマイニング（https://textmining.userlocal.jp/）では、名詞や動詞、形容詞、感動詞に分けてスコアが高い順に語句を表示します。

競合調査や校正時に使えるツールといえるでしょう。

無料で使用できます。

BOOM RESEARCH

BOOM RESEARCH（https://boomresearch.tribalmedia.co.jp/）は、旬のキーワードを表示してくれるツール。

市場調査にも使われるツールとして、主に企業からの信頼が厚いサービスです。

有料で使用できます。

LSI（Latent Semantic Index）で得られるメリット

LSI（Latent Semantic Index）で得られるメリットは、以下の2つ。

共起語から関連するページだと認識してくれる

LSI（Latent Semantic Index）は、自分で導入するプログラムではありません。

そのため全記事、全サイトに共起語を意識することで関連ページだと認識しやすくなります。

ユーザー満足度が向上する

LSI（Latent Semantic Index）によるSEO対策では、共起語や関連語を意識して使うことになります。

そのためユーザー的にも読みごたえのある記事となり、ユーザー満足度が向上するといえるでしょう。