「Instagramで地図機能があるけど、自分にはまだ出てない。どうやったら登場するのか知りたいな…。」
上記のような疑問をお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、Instagramでの地図機能についてはご存知でしょうか。2021年3月からテスト的に開始された地図機能ですが、Googleマップのように周囲のお店をかんかんに探すことができるのがポイントです。
今回の記事ではそのようなInstagramの地図機能に関して、まだ地図機能が表示されないケースについて、そして投稿への位置情報の追加についてご紹介していきます。
特にお店公式のInstagramアカウントを運用している場合は必見の内容となりますので、ぜひご参考ください。
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Instagramの地図機能が表示されないのはカテゴリ設定によるもの
Instagramの地図検索は、一部ユーザーに表示されている機能です。テスト的に始められた機能ということもあり、全てのユーザーに地図機能が表示されているわけではないことに留意しましょう。
表示されているユーザーは限定的ですが、おそらくアカウントのカテゴリ設定によるもので、特に飲食関係や美容関係に大きく関わるユーザーには表示されやすいことが予想されます。
昔リリースされていたInstagramの地図機能（フォトマップ：2016年廃止）とは違い、今回リリースされた地図機能は、店舗を地図上で検索できるという機能です。
まさにGoogleマップやYahoo!マップに近い形式で、自分が今いる場所に近い飲食店や観光スポットを探すことができる機能なのです。Instagramの利用動向に応じて表示は最適化されるため、ユーザーごとにマップの表示が異なることが特徴となります。
うまく活用できればユーザーが近隣スポットを探しやすくなり、店舗の公式アカウントはInstagramのみでの集客も可能となるのです。まさにお店を探すユーザー側・オーナー側にメリットがあり、詳しくは【2021年5月】Instagramに新たな地図機能が追加されました！にて解説しているのでご参考ください。
地図機能には位置情報の設定がカギとなる
Instagramで地図機能を活用しようと思った場合、位置情報の設定がとても重要です。特に店舗オーナーがInstagramを運用している場合、プロフィールへの位置情報設定は必須と言えるのです。
プロフィールに設定する位置情報、 つまり店舗の住所を設定することで、ユーザーは周囲の店舗をGoogleマップのようにスポット検索できることを覚えておきましょう。
店舗側はプロフィールへの位置情報設定でお問い合わせUP
店舗側はInstagramのプロフィールに店舗住所はもちろん、メールアドレスや電話番号、ショップURLなどを記載することでお問い合わせが増加するでしょう。
Instagramを運用する際にプロフィールへの位置情報（住所）設定は必須ではないですが、お客さんを増やすための集客としては、高い効果が見込めるのではないでしょうか。
プロフィールに店舗の住所を設定するには、下記の手順で行います。
- 「プロフィールを編集」
- 「連絡先オプション」
- ビジネスの公開情報を入力
地図機能には投稿への位置情報設定が必須
今回実装されたInstagramの「地図機能」や、現在ある検索方法の一つである「スポット（場所）検索」では、投稿への位置情報設定が必須となります。
地図機能で表示される検索結果には、過去の店舗への来店者が投稿した写真が表示される仕組みです。写真と合わせて、実際の口コミをもとに店舗情報を探せる点が大きな特徴でしょう。
またスポット（場所）検索は、投稿に設定された位置情報をもとに検索できる仕組みです。
両者とも投稿への位置情報設定が必須となるため、活用次第で大きな集客効果が見込めるのではないでしょうか。
Instagramで位置情報設定ができない場合の5つの対処法
5つの対処法
- 位置情報名は正しく入力して検索する
- Wi-Fiなどの通信状況を改善する
- 位置情報が地図上に登録されていない
- 端末やアプリを最新バージョンにアップデートする
- 端末の位置情報サービス設定を確認する
Instagramで投稿への位置情報設定ができない場合、上記のような原因と、その対処法があります。
位置情報名は正しく入力して検索する
そもそも位置情報名を、間違って入力している可能性があります。かな・漢字などが一致していなければ候補として表示されない可能性があるため、きちんと確認してみましょう。
Wi-Fiなどの通信状況を改善する
Wi-Fi接続している場合、通信状況が悪いと位置情報がうまく候補として表示されない可能性があります。これは通信機器による問題なのですが、改善方法は以下の通りです。
改善方法の一つとして、スマートフォンの「機内モード」をオン⇔オフにする方法があります。これにより通信のリフレッシュができるため、試してみるといいでしょう。
位置情報が地図上に登録されていない
前述したように、Instagramの地図を管理しているのはFacebookです。GoogleマップやYahoo!マップで表示される画面とは少し仕様が異なるため、Instagramで登録したいスポットが登録されていることが肝心なのです。
もし未登録の場合は、Facebookより登録することができるため、登録してみましょう。
詳細は、【Instagram地図活用】投稿に位置情報を登録して閲覧数を上げる方法と注意点にてご紹介しています。
端末やアプリを最新バージョンにアップデートする
お使いのスマートフォンまたはInstagramアプリがのバージョンが古いままだと、うまく位置情報サービスが機能しない可能性も考えられます。
端末やアプリのアップデートは位置情報サービスの機能だけでなく、セキュリティ強化にも繋がります。常にバージョンについてチェックしておくといいでしょう。
端末の位置情報サービス設定を確認する
1番基本的な部分ですが、端末・Instagramアプリの位置情報サービスがオフになっている可能性が考えられます。
Instagramで投稿に位置情報を設定する場合、「位置情報サービスをオンにしてください」と表示されるため気づきやすいですが、端末の位置情報サービスは利用シーンによってオンにしておくようにしましょう。
位置情報の新規登録はFacebookの「チェックイン」機能から
位置情報の設定をする際に、場合によっては候補が表示されないこともあります。これはFacebookのマップに登録したい位置情報が登録されていないため、候補として表示されないのです。
その場合、Instagramの運営元であるFacebookの「チェックイン」機能より新規登録ができます。
手順は以下の通りです。
- 投稿画面の「チェックイン機能」
- 新しいスポットを追加
- カスタムスポットを作成
詳しい登録方法は、【Instagram地図活用】投稿に位置情報を登録して閲覧数を上げる方法と注意点にてご紹介しています。
位置情報を自分で入力するとオリジナルの言葉を登録できる
Facebookから住所登録をする際に、オリジナルの言葉を登録することも可能です。例えば以下のような実例があるので、参考にしてみましょう。
- 東京タワーが見える場所
- 心が塞ぎ込んでいる場所
- ストーリーが続く場所
- この地球のどこか
- どこでもドア
- Thank you
- 気分↑↑
このように、位置情報をハッシュタグのように使うこともできるのです。
投稿への位置情報設定との関係性がとても重要
Instagramには、投稿に位置情報を設定することができます。「フィード投稿」と「ストーリー投稿」に設定することができ、投稿を見たユーザーは素早く投稿されたコンテンツに関する住所にアクセスできるのがポイントです。
前述した地図機能は、投稿への位置情報設定がとても重要な要素となります。Instagramユーザーが投稿した情報を元に住所や写真を表示させるため、投稿に設定する位置情報が重要な役割を担うということなのです。
また表示された店舗をワンタップするだけで、すぐに電話番号やWebサイトなどのビジネス情報へとアクセスできることも特徴です。Googleマップ、食べログなどのように、Instagramのみでお店の検索から予約までを行うことができるメリットがあります。
位置情報を設定するメリット
- 投稿の閲覧数アップ
- 店舗への集客につながる
- 同じスポットに興味があるユーザーとの繋がり
投稿に位置情報を設定するメリットは上記の3つです。
Instagramにはハッシュタグで検索できる機能もありますが、位置情報による検索でも投稿の閲覧数アップが見込めます。また投稿数の増加により、店舗への来店数も増えるでしょう。
そして投稿に位置情報を設定することで、同じスポットに興味があるユーザー同士が繋がりやすくなることも、SNSの醍醐味と言えます。
位置情報を設定するデメリット
- 防犯上リスクになる可能性がある
- 設定できる位置情報が未登録の場合がある
投稿に位置情報を設定するデメリットは上記の2つ。
これは個人アカウントに主に関係することですが、位置情報は個人情報となる場合が高いため、自宅などの個人情報が流出してしまう恐れがあることに注意しましょう。また自身の活動範囲が推測されることもあるため、自宅付近などの情報は避けた方が良いかもしれません。
位置情報を登録する際、設定したい場所の候補がない可能性も考えられます。InstagramのマップはFacebookが管理しているため、未登録の場合はFacebookから自分で新規登録してみるといいでしょう。
位置情報の追加には自宅バレに要注意
先ほど位置情報を設定する上でのデメリットでもご紹介した通り、 位置情報設定する上で”自宅バレ”があることに注意しましょう。
特に個人アカウントの場合、自宅の位置情報はもちろん、自宅周辺に関する情報を投稿するのは避けるべきです。「自宅バレ」を防ぐためには、以下の3つに気をつけるといいですね。
- 写真・投稿に位置情報をつけない
- 自宅周辺の風景などの投稿は避ける
- 自宅内の家具や間取りが分からないようにする
また 念には念を入れて、必要な時以外は端末の位置情報サービスをオフにしておくと良いでしょう。
位置情報の追加・削除はかんたんにできる【iPhone/Android】
Instagramのところに位置情報を設定した場合、 後から変更または追加、そして削除は簡単に行うことができます。これは「iPhone」も「Android」も共通なので、下記の手順を参考にしてみましょう。
設定した位置情報の変更・削除方法
- 投稿済みのコンテンツを開く
- コンテンツ右上の「…」を選択する
- 表示されたメニューから「編集」を選択する
- アカウント名したの「位置情報を追加」から位置情報を変更・削除する
- 完了後、右上の「完了」を選択する
位置情報を設定して地図検索を有効活用しよう
現在Instagramの地図検索ができずに悩んでいる方もいらっしゃるかと思いますが、一部ユーザーに開放されている機能なので今後検索画面で「地図」が表示されるようになるでしょう。
Instagramのみでお店の検索から予約まで完結できるようにするためにも、投稿への位置情報設定、またお問い合わせ対応するためのビジネス情報（電話番号やWebサイト）を整えておくことが大切です。
位置情報の設定を行うことで、投稿の閲覧数が増えてお店への集客に大きくつながることが予想されます。
Instagramの地図検索と投稿への位置情報の追加を活かして、店舗オーナーはさらに集客に力を入れてみてはいかがでしょうか。