- 外部リンクとは
- 外部リンクとは、あるWebページから外部サイトへのリンクのことを指します。あるいは、外部サイトから自サイトへリンクを獲得すること（被リンク）です。自サイトへのリンクを行う内部リンクと同様に、SEOやMEO対策として有効なものです。
- >> MEOではサイテーションを活用した外部リンク対策が重要です。
外部リンクとは
外部サイトへリンクを行うケースとしては、情報の引用などを行なう際などに活用することが多いです。
外部リンク"される"ことを被リンクといい、この被リンクが多いサイトは多くのサイトから参照されている価値のあるサイトだと検索エンジンから判断される傾向にあります。
SEOやMEO対策においては被リンクを獲得することを目指すことで検索エンジンから評価されるといえるでしょう。
内部リンク
外部リンクとは逆に、自サイトへのリンクのことを内部リンクといいます。
自サイトの適切な情報にリンクされていることで、適切に自サイトの情報がインデックスされるため、やはりSEO対策に効果があります。
同じドメイン内へのリンクであるかどうか、という観点で区別をします。
Webサイトを構築する際は、内部リンクと外部リンクを適切に行うことでSEO効果の向上を目指していきましょう。
良い外部リンクと悪い外部リンク
外部リンクにはSEOの観点で良い外部リンクと悪い外部リンクがあります。
全ての外部リンクが好まれるわけでなく、検索ロボットや検索ユーザーを恣意的に欺こうとする外部リンクはスパム行為であると認識される恐れがあるのです。
それぞれ、どのような外部リンクがあるか、SEOや MEOの対策について確認していきましょう。
良い外部リンク
正しく外部リンクを獲得することを「リンクビルディング」といいます。
リンクビルディングをすることで検索エンジンからの評価が上がるSEO効果を得ることが可能。
第三者から適切な情報参照先として見られているとされるため、検索エンジンの評価が高まるというロジックです。
リンクビルディングの代表例としては、主に以下のようなものが挙げられます。
リンクビルディングの例
- SNSによる引用
- キュレーションサイトからの引用
- ブログサービスからの引用
悪い外部リンク
外部リンクは獲得すれば良いというものだけではなく、悪影響を及ぼす外部リンクというものが存在します。
検索エンジンを恣意的に騙すように機械的に被リンクを稼ぐ行為はユーザーを欺く行為であるとして、Googleの禁止事項となっています。
Googleの禁止事項に抵触した場合、検索エンジン上でペナルティを受けることに繋がるため、悪い外部リンクは避けるようにしたいところです。
ワードサラダ
意味不明な言葉の羅列で被リンクを稼ぐ行為などはGoogleで禁止されています。
この行為をワードサラダといい、SEO対策においてはタブーとされているものです。
ワードサラダについては以下の記事で解説していますので、合わせてご確認ください。
https://sirprize.co.jp/meo/word/word-salad/
悪い外部リンクを受けたときの対策
意図せずに悪い外部リンクを受けてしまうと、ロボットにスパム認定をされてしまい、SEOに悪影響を与えてしまう恐れがあります。
これらの悪い外部リンクをチェックするためには、Google Search Consoleなどのツールを活用しましょう。
これらの検索エンジン対策ツールを活用すれば、どこから被リンクを獲得したかということが分かります。
万一、悪質な被リンクを獲得している場合はリンク先のサイトにリンクを解除することを求めましょう。
あるいは、Google Search Consoleの機能を活用して特定のドメインからの被リンクを無効にすること（否認）が可能です。
SEOやMEO対策においては被リンクも意識し、悪質なリンクを獲得することがないように対策をとりましょう。
参考：サイトへのリンクを否認する（Google Search Console）
外部リンクとAタグのnofollow属性
HTML上でリンクを設定するタグをAタグといいますが、Aタグにはnofollowなどの属性があります。
nofollow属性をつけてリンクをつけることで、検索エンジンにリンク先をフォローしないと宣言することが可能です。
悪質なサイトへのリンクを防ぐためにnofollow属性を活用するケースが多いです。
nofollow属性の活用ケース
SEO対策においてはnofollow属性を活用することが必要になるケースがあります。
例えば、有料リンクを活用する際にnofollow属性を利用します。
有料リンクとは、お金を払ってリンクを張ってもらったり、自作自演で被リンクを獲得する行為のこと。
自作自演のリンクなどは検索エンジンを欺く行為であり、検索ロボットにおいてスパム判定を受ける恐れがあります。
nofollow属性の記述方法
nofollow属性はHTML上で以下のように記述します。
ロボットが検索先を辿ることをクロールといいますが、Aタグにnofollow属性を付記することでクロールの最適化を図ることが可能です。
<a href="https://www.samplesamplesample.com/" rel="nofollow">
MEOの外部リンクで重要なサイテーション
MEO上における外部リンクではサイテーションが重要になります。
サイテーションとは、記事本文中に引用元を明記すること。
MEO対策においては、適切にサイテーションを行うことで健全な被リンクを獲得することができます。
Googleマイビジネス上でサイテーションを適切に行い、優良な外部リンクに繋がるでしょう。
サイテーションで気を付けるべきこと
MEOによるサイテーションで気を付けたいことは、正しい情報を表記すること。
誤った情報を掲載してしまうと、サイテーションが上手くいかず、引用元として信頼を失ってしまいます。
正しい引用元であるためには、Googleマイビジネスにおいて正しく情報登録することが必要です。
また、情報のアップデートに対応するために定期的に情報を更新することも求められます。