- Googleストリートビュー(インドアビュー)とは
- Google マップが提供するストリートビューは、私たちを取り巻く世界を Google マップ上で仮想的に表したもので、数百万ものパノラマ画像から構成されています。ストリートビューの写真には、Google が提供したものと、Google 以外の投稿者が提供したものがあります。バーチャル リアリティの技術によって、あらゆる地域の人々が世界中を見てまわれるように、Google は総力を挙げて取り組んでいます。
- >> MEOでは「Googleの提供する地図情報システムのこと」を指します
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略歴/流れ
2004 年:Googleストリートビューは、世界の360度の地図を作りたいという創業者のラリー・ペイジの発想から始まる。
2007年:Googleストリートビューのインドアビューのサービスを開始。
2010年:日本でインドアビューの前身である「おみせフォト」として提供開始
2014年:「インドアビュー」という名称に変更
2015 年:「インドアビュー」は道路を撮影したストリートビューと統合される
Googleストリートビュー(インドアビュー)とは何か
Googleストリートビュー(インドアビュー)は、店舗や建物の中も360度のパノラマ写真で撮影し、Googleマップ(Googleマイビジネス)に掲載できます。
さらに掲載されたストリートビューは、自社のHPにも埋め込んで使用可能です。
来店前にPCやスマホから施設の大きさや店舗内の雰囲気がわかるため、レストラン、小売店、サロン、学校、ホテルなど多くの施設に利用されています。
世界中からインターネットを介していつでもどこでも事前に、店内や施設内を見れて、マウスひとつでぐるりと室内が見渡せるので、まるでその場所にいるような感覚で確認できる便利な機能です。
インドアビューは、施設や店舗の運営者が、新規投稿や更新できます。
そのためには、Googleが提供する無料ツール「Googleマイビジネス」でビジネスの登録およびオーナー確認を行わなくてはなりません。
関連する単語の紹介
Googleマイビジネス
Google検索やGoogle マップなどのGoogleのサービス上に店舗、施設、会社などの情報を表示し、管理できるツールのことです。
リッチコンテンツ
静的なテキストや静止画像だけなく、動的な映像やアニメーション、CG、音声を利用した表現豊かなコンテンツのことです。
認定フォトグラファー
Googleストリートビューには、認定フォトグラファーいます。
道路と屋内の両方でストリートビューを作成する技術と経験のあるフォトグラファーです。
認定フォトグラファーは、以下リンクから探せます。
https://www.google.com/intl/ja/streetview/business/trusted/
Googleストリートビュー(インドアビュー)のメリット
ここでは、Googleストリートビュー(インドアビュー)の4つのメリットについて紹介します。
- 店内のイメージを伝えやすい
- 来店しやすくさせる
- 検索結果で目立つ
- 従業員の意識向上
1. 店内のイメージを伝えやすい
「デートに使いたい店を探している」「雰囲気のいいレストランはないだろうか」そんな悩みを抱えている人は、インターネットでお店を探すでしょう。
そのとき、店内をインドアビューで見れたら、イメージを伝えやすいです。
どうしても外観だけでは、店舗がどんなところかわかりません。
そして、どんなにたくさん文字を書いても、インドアビューの方がイメージを伝えやすいので、印象に残るはずです。
2. 来店しやすくさせる
初めていく店は、イメージがわからなくて訪問しづらい人も多いはずです。
そんなとき、インドアビューで店内を疑似体験できれば、来店のハードルを下げられます。
結果的に来店のハードルを下げて、集客にもつながるでしょう。
とくに外国人は、異国の地で不安をたくさん抱えています。
そんなとき、インドアビューがあればその不安を解消させられます。
3. 検索結果で目立つ
Googleの検索結果で、外観だけでなく店内のイメージがあると、検索画面で目立つのでクリックされやすくなります。
さらにインドアビューはGoogleの検索結果だけでなく、自社ホームページやSNSにも埋め込んで利用可能です。
もし競合がインドアビューをやっていなければ、それだけで集客チャンスになるでしょう。
4. 従業員の意識向上
撮影時は綺麗な状態でも、撮影後に備品の劣化などで内装が大きく変わってしまうと、せっかく来店した顧客から「イメージと違う」と思われてしまいます。
そのため、インドアビューを設置しておけば、従業員も撮影時と同様に店内を管理しようと意識が向くでしょう。
MEOにおける優位点・メリット・デメリット
Googleストリートビュー(インドアビュー)のMEOにおける優位点は、リッチコンテンツと呼ばれており高い評価を得られることです。
そのため、集客効果においても大きな影響を与えるでしょう。
しかし、もし「映えない」場所や店内であったら、これは逆の印象を与えてしまいます。
たとえば「店内が汚い」「騒然としていて来店する気になれない」などの場合、悪影響となるかもしれません。
そのため、撮影時は店内を綺麗にして、いい印象を持ってもらえるようにしましょう。
一方で、インドアビューのおかげでどの程度の集客効果があったかを測るのも難しいです。
そのため、費用対効果の可視化ができないこともデメリットといえます。
しかし、以下のような調査結果をもあります。
世界ではお店や企業に関する情報検索のうち44%で地図サービスが使用しており、さらに平均 41% が店舗等の訪問につながる
日本国内でのインドアビュー利用も増えており、より集客を考えるならば多くの情報を表示させた方がいいでしょう。
とくにGoogleマイビジネスの情報を充実化させるためにも、飲食店やサロン、安心感を与えたい病院や学校などを運営している人は、インドアビューの検討をすべきです。
その他関連する話
インドアビューの掲載料金は、代理店により異なりますが、相場としては数万円から10万円程度と言われています。
また、Googleが公式に行っている撮影サービスはないため、もしもインドアビューの撮影をしたい場合は、認定フォトグラファーを探さなくてはなりません。
インドアビュー撮影を行なっている業者は日本に多数ありますが、業者によってクオリティは違います。
どの業者に頼むかによって質が変わるので、業者選定をするときは、事例などを確認してから依頼するといいでしょう。