- インデックスとは
- インデックスとは、「索引、見出し」を意味する英単語で、SEOにおけるインデックス(Index)とは検索エンジンに格納されたWEBサイト・WEBページの情報を意味する。検索エンジンはクローラと呼ばれるプログラム(ボットやスパイダーとも呼ばれる)がネット上にあるWEBサイトを巡回し、WEBページを収集してインデックスサーバに格納している。この作業をインデックス化と呼び、検索エンジンは本の索引のようにWEBページを記録することで、ユーザーが検索したキーワードに対応する情報を探し検索結果として表示させている。
>> MEOでは「検索エンジンへの登録のこと」を指します
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略歴/流れ
インデックスとは、Googleクローラー(インターネット上を巡回してWebページを発見する機能)がWeb上で拾ったページの情報などを、検索エンジンのデータベースへ登録することです。
検索エンジンはインデックスされた記録や情報をベースに検索ランキングをつけるので、上位のを狙うのであれば、Webサイトの状態を常に整えておく必要があります。
例えていうなら、Webページを見回りに来て上層部(Google)へ結果報告するクローラーが逸見回りに来てもいいように、部屋(Webサイト)をキレイに掃除して整理整頓しておくことです。
日本では1998年頃から検索エンジン技術の改良が急速に進み、2005年頃から機能も多様化するようになりました。
インデックスとは何か
インデックスとは、Googleクローラーがネット上を巡回して発見したWebサイトの情報を、データベースへ記録(登録)することを指します。
会話上での使い方としては「Googleにインデックスされるように~」「インデックスされやすいWebサイトとは~」といったものが一般的です。
インデックスされたサイトのうち、Googleから高評価をうけたものほど検索結果上位に表示されやすくなります。
そのため、インデックスされた時にいかに良質なサイトへと整えておくことも重要です。
また、Googleクローラーが発見したコンテンツをインデックスするかどうか決定するのは、システムアルゴリズムであり、それはWebサイトの品質やユーザーのニーズ(サイトのクリック状況など)といった複数の要素があります。
なお、GoogleはサイトページのURLをもとにコンテンツを抽出するため、URLを持たないページはGoogleのクロールも巡回せきず、ましてやインデックスの登録もされません。
つまり、URLがないことで、検索結果として表示されないということも知っておきましょう。
関連する単語の紹介
ここでは、インデックスを理解するにあたって関連してくる単語とその意味を紹介していきます。
併せて知っておきましょう。
サイトマップ
サイトマップは、定められたドメイン内におけるWebサイトの一覧を指します。サイトマップは主に以下の2種類に分けられます。
- HTMLサイトマップ…Webサイトを訪問したユーザーが求めているコンテンツを見つけやすくするよう、リスト状にまとめて表示
- XMLサイトマップ…サイト上のコンテンツの内容や情報を検索エンジンに伝え、サイト内へのクロールを補助
メタ検索エンジン
検索エンジンの一種です。コンピューターへと入力されたキーワードを、複数の検索エンジンへと送り、そこから得られた検索結果を表示します。
またの名を「横断検索エンジン」「メタサーチエンジン」といい、検索結果を1つのページにまとめた「統合型」と、検索対象のページを選択する「非統合型」があるのが特徴です。
統合型の場合は広告が検索結果として出ないことから、Googleはメタ検索エンジンを禁止しています。
一般的な活用方法、さまざまな目線から紹介
Googleにインデックス登録をされるためには、URLを管理することが大切です。
受動的なものとしては、他サイトにリンクを登録するという方法があります。
クローラーはWebサイトとリンクしている他サイトの関係を辿りながらWebページを抽出する特徴を持つからです。
逆に積極的なアプローチとしては、ページ内にサイトマップを設置するという方法があります。
効果としては、新しいURLであればGoogleに発見されるのが早くなるほか、これまでのURLのコンテンツを更新した情報をGoogleに提供することができます。
サイト運営者から見たメリット、注意点
サイトの運営者がインデックスに投資する場合、初心者にも簡単に理解できて手軽に始めやすく、手間もそれほどかからないことです。
コストも低いので負担が少ない点もメリットでしょう。
注意点は継続的なサイト運営コストがかかるところと、短期間でリターンを得られるものではないということです。
ユーザーから見たメリット、注意点
例えば、サイトの運営者がインデックスをサイトマップを利用してGoogleに提出している場合、ユーザーにとってはWebサイトの内容を目次の形式で確認しやすい状態が作れます。
それにより、ユーザーは自分にとって必要な情報を選んで見ることができる点がメリットです。
注意点としては、サイトマップによって表示されたインデックスの情報が、必ずしも有益だとはか限らないということでしょう。
MEOにおける優位点・メリット・注意点
MEOとは、「マップエンジン最適化」を指し、ローカルSEOとも呼ばれます。
例えば「地名+キーワード」でGoogle検索された際に、Googleマップ上で表示する情報を検索結果の上位にくるように対策することです。
ローカルビジネスに適した方法であり、SEO対策以上の効果があると言われています。
そんなMEOですが、Webサイトを設立した際にページをGoogleに見つけてもらえる(インデックス)ように設定することで、さらに検索結果上位表示を狙えるきっかけになるでしょう。
ただMEOの場合、悪いクチコミを書かれてしまうというリスクがあるところが、最大のデメリットとなります。
そのようなことがないよう、サービスや社内教育などをしっかり行うことも、サイトの運営と同じくらい大切です。
同時に、悪い口コミには誠実に対応すること、Googleの規約違反をしてアカウントを削除されることのないよう、インデックスに関してはガイドラインを理解しておくことも忘れてはいけません。
その他関連する話
作成したWebサイトが検索結果に表示されるには、時間がかかります。
Googleのクローラーが巡回するのに時間を要することが原因なのですが、これを早めるための、ちょっとしたコツが必要です。
それは、インデックスの量を増やして、できるだけ多くのファイルを読み込んでもらうこと。
なお、インデックスの数を知りたい時は、Google Search Consoleを利用するのが一般的な方法となります。
Webサイトの全体的なメンテナンスの目安になる情報も提供されるので、サイト設立とともに登録しておくのがおすすめです。