モバイルフレンドリーアップデート

モバイルフレンドリーとは

モバイルフレンドリーとは、モバイル（スマホ）用に表示を最適化し、ユーザーが快適にモバイルWebサイトを閲覧できるようにすることです。「モバイルフレンドリーにする」「モバイルフレンドリー化」とも言われ、スマホ対応することを意味します。

>>　MEOではスマホ対応のWebサイトにすることで検索上位表示を狙えることを指します

略歴/流れ

モバイルフレンドリーは2015年4月21日に初期アップデートが実施されましたが、検索順位の影響力は少なかった特徴があります。

次に2016年5月12日に再度モバイルフレンドリーアップデートが行われて、Webサイトのレスポンシブ対応が重要視されました。

モバイルフレンドリーアップデートとは

モバイルフレンドリーアップデートとは、スマートフォンに対応していないコンテンツを下げる仕組みのことを指します。

実際にモバイルフレンドリーにすることによって、多くのユーザーがスマホでアクセスすることができ、効率的に集客することが可能です。

また、表示されるページの見やすさが向上するため、ユーザー満足度も高めることができるメリットも挙げられます。

関連する単語の紹介

SEO対策

SEO対策とは、Search Engine Optimizationの略称で、検索エンジンで上位表示を狙うための施策のことを指します。

基本的な考え方は、GoogleやYahoo!などの検索エンジンに理解しやすいようにコンテンツを最適化することです。

以前のSEO対策では、マークアップなどの検索エンジン向けの施策が重要視されていましたが、現在のSEO対策では、ユーザーに対して価値があるコンテンツを作成することによって、検索上位を狙うことが可能です。

MEO

MEOとは、マップエンジン最適化と呼ばれており、Googleローカル検索のGoogleマップの検索結果で上位表示するための施策のことを指します。

スマートフォンを利用することが一般的になり、MEOはより多くのユーザー集客に効果的に働くことができ、注目を集めている集客方法です。

先ほど紹介したSEO対策よりも、上位表示が狙いやすく、他の媒体に頼らずに情報を発信することができるため、コスト削減にも効果的に働くことが可能です。

レスポンシブデザイン

レスポンシブデザインとは、パソコンやスマートフォンのように画面サイズが異なる場合でも、ユーザーによって見やすいように表示を変えることができるデザインのことです。

基本的にどのデバイスでも表示することができるため、表示エラーなどを減らしてユーザー満足度を上げることができます。

注意点については、スマホはパソコンよりもデータ処理速度が遅い場合があるので、データ読み込みする時間をなるべく減らすようにシンプルにするように、あらかじめ注意が必要です。

モバイルフレンドリーの種類

モバイルフレンドリーに自身のWebページを対応させるためには、主に3つの種類があります。

具体的な種類については、下記の3つが挙げられます。

• ダイナミックサービング
• セパレートタイプ
• レスポンシブWebデザイン

それぞれの種類について、特徴を踏まえて紹介していきます。

ダイナミックサービング

ダイナミックサービングとは、1つのURLに2つのHTMLを用意して、ユーザーが利用している端末によって、表示する画面を変えるための方法です。

端末によって表示する画面を変えることができるため、表示速度を早くすることができるため、Googleからの評価を上げることにも繋がります。

しかし、HTMLが最低でも2つになってしまうため、修正する際には手間が掛かってしまうデメリットがあるため、あらかじめ注意が必要です。

セパレートタイプ

セパレートタイプとは、スマートフォンとパソコンなどのページによってURLを分けることをタイプのことです。

それぞれのデバイスに特化したデザインや機能を追加することができるため、ユーザーの満足度アップにも効果的に働くことができます。

注意点については、URLが2つがあるため、被リンクなどで対応していないデバイスでアクセスした場合には、表示エラーが発生してしまう可能性が挙げられます。

レスポンシブWebデザイン

レスポンシブWebデザインとは、現在主流で利用されており、1つのHTMLでスマホやタブレット、パソコンなどによって、画面表示を変えることができます。

表示を最適化できることはもちろんですが、HTMLやCSS、JavaScriptなどが全て共通なので、メンテンナスが簡単に行うことが可能です。

先ほど紹介した、ダイナミックサービングやセパレートタイプなどのように、デバイスによって大きな変更は難しくなるため、ある程度固定されたデザインになってしまうデメリットもあります。

モバイルフレンドリーアップデートの対応方法

モバイルフレンドリーアップデートの対応方法を理解しておくことで、検索結果で上位表示を狙えることが可能です。

具体的なモバイルフレンドリーアップデートについては、下記にて紹介していきます。

UXの改善

UXとは、ユーザーエクスペリエンスの略称で、ユーザーがサービスを通じて得られる体験を意味しています。

具体的なUXの改善方法については、主に下記3つが挙げられます。

• コンテンツ幅の調整
• モバイル用viewportの設定
• フォントサイトの調整

上記のように、ユーザーの体験を改善することによって、Webサイトの品質を向上させることが可能です。

速度改善

速度改善を行うことで、アクセスユーザーの直帰率や離脱率を低くして、検索結果の上位表示を狙えることが可能です。

実際に、アクセスしたWebサイトがページ表示速度が遅い場合だと、他のサイトに移動してしまうユーザーが多くなります。

モバイルフレンドリーテストを利用する

モバイルフレンドリーとは、WebページのURLを入力するだけで、ユーザーにとっての使いやすさのスコアが表示されるツールのことを指します。

スマートフォンからのアクセスは年々増加しているため、自身のWebサイトをモバイルフレンドリーにすることによって、あらゆるデバイスでの利用満足度を高めることが可能です。