- SEO対策とは
- 任意のウェブページがYahoo!やGoogleなどの検索エンジンでの検索結果において上位に表示されるようにするために行われる工夫を意味する語。SEO対策によって、ページの訪問者数の増加が期待される。検索結果の表示順を決める検索エンジン側のアルゴリズムは変更されることがあり、SEO対策も検索エンジンの変更に応じて変えていくことが必要とされる。ただし、不正なやり方でSEO対策を行うと各検索エンジンの結果から削除される可能性がある。
- >> MEOでは「検索エンジンでの表示順位をあげるための施作」を指します
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略歴/流れ
2000年代に検索エンジンの掲載順位がコンテンツの中身で評価されるようになり、評価を高くするためにSEO対策が行われるようになりました。
SEO対策とは？
SEO対策とは、「検索エンジン最適化」の頭文字を取った(Search Engine Optimization)の略語です。
インターネットにおける情報(Webサイトや画像含む)を適切に検索するプログラムおよび機能のことを「検索エンジン」といい、特定のサイトが上位に表示されるよう調整する機能のことを検索エンジン最適化(SEO対策)と言います。
一般的に、SEO対策とは「検索表示順位を上げるもの」という認識をされがちですが、検索エンジンがサイトの内容を把握・理解し、検索に対して適切な結果を反映させることを指すものです。
しかし、ただサイトへのアクセスを増やしてWeb上での集客につなげることが意図されているものではありません。
SEO対策をすることにより、Webサイトの狙いであるCV(コンバーション※詳細は後述)を達成させて初めて、SEO対策が成功していると言えるのです。
つまりSEO対策の最終目的は、検索エンジン最適化およびCRO(コンバーション率最適化)と捉えることが適切でしょう。
関連する単語の紹介
CV
CVとはコンバーション(Conversion)の略した単語で、職訳すると転換、変換、交換という意味を持ちます。
SEO対策上では、「Webサイトを利用することによって獲得できる成果や変化」という意味合いです。
CRO
CROとは「Conversion Rate Optimization」の略語で、コンバーション率最適化を指します。
SERP
SERPとは「Search Engine Result Pages」の略で、検索エンジンにおける検索結果上にて表示されるページのことです。
GoogleとYahoo!では1ページ目に掲載されている広告の数が異なりますが、リスティング広告やオーガニック検索が表示される場所を指します。
主なSEO対策
SEO対策には、大きく分けて「コンテンツSEO」「内部対策」「外部対策」がの3つのポイントあります。
「コンテンツSEO」質の良いコンテンツを作るための対策であり、「内部対策」とはセブサイトの内部を適切に整備・管理すること、そして「外部対策」は、他のメディアなどの外部からの評価をもらうことです。
外部対策は広告などの広報、内部対策はエンジニアによるもの、コンテンツSEOは、編集者やライターによって作り上げられていくものというイメージです。
それぞれの対策の具体例としては、以下の内容を参考にしてください。
外部対策
- 外部サイトから、自社のWebサイトへのリンクを貼ってもらう
- 質の良いコンテンツを継続的に作成する
- WebサイトをSNSなどで拡散しやすい仕様に設計する
内部対策
- 検索エンジンに、サイトの内容を正確に伝達する
- 検索エンジンクローラーの巡回を促進させる(SSLを適用させる、内部リンクを最適化させるなど)
- ユーザビリティを高める(適切な文字サイズ、ページ速度を上げるなど)
コンテンツSEO
- 3Cを分析する
- 適切なキーワード選定および構成案の作成
ユーザーの検索意図に沿った良質なコンテンツを継続的に発信し、自然検索から集客の増加を目指すSEO対策のことです。
SEO対策の活用方法を様々な視点から解説
ここでは、SEO対策の活用方法を様々な視点から解説していきます。
コンテンツ利用者から見たSEO対策のメリット・活用法
コンテンツ利用者は、SEO対策が行われたコンテンツを利用することで知りたい情報に辿り着きやすいというメリットがあります。
ひと昔までまでは、SEOスパムと言われるマナー違反な方法であっても検索上位に掲載させることが可能でした。
しかし、最近ではGoogleのアルゴリズムが改変されたことで、コンテンツとしての質が高く多くの読者の課題や悩みを解決できる記事が評価される傾向にあります。
つまり、SEO対策された記事とは多くの読者の課題や悩みを解決できるコンテンツであるということです。
そのため、コンテンツ利用者もSEO対策されているコンテンツを利用することで、自分の求めている情報に辿り着きやすいというメリットがあります。
Webサイトの所有者から見たSEO対策のメリット・活用法
検索結果が上位に表示されることで、ユーザーを集客できます。それによって購買意欲が高く、質の良いユーザーを多く集めることができます。
さらに、知名度が上がればSNSでの拡散率も高くなり、外部サイトからリンクを貼られやすくなるというメリットも期待できるでしょう。
経営者から見たSEO対策のメリット・活用法
Webサイト所有者と重複する部分も多いですが、経営者にとってSEO対策が上手くいけば、自社のブランディング効果が上がります。
それにより、中長期的な集客を安定して継続的に見込めるという点も挙げられるでしょう。それにより、リピーターを増やすことにもつながります。
MEOにおける優位点
検索されたキーワードに対してWebサイトの検索結果を上位に表示させられるSEO対策に対し、「マップエンジン最適化」と呼ばれるMEO対策は、店などをGoogleマップで検索した時に自社の店を検索結果に表示させやすくするものです。
また、MEO対策はGoogleマップで上位に表示するという側面からもわかるように、比較的効果が早くでやすい施作の一つであります。
一方で、SEO対策は検索エンジンで上位表示させるための施作を行うもので、効果がでにくい反面しっかり対策を行うことで長期的に効果を得られる施作です。
そのため、SEO対策とMEOを同時に行うことで短期的な結果だけではなく、長期的に見ても安定した集客をしやすいという優位点があります。