仕組みについて

実は・・・楽天市場は出店者視点!?楽天市場のビジネスモデルとは?

楽天市場のビジネスモデルまとめ

日本生まれの企業としては。Eコマース市場でトップクラスのシェアを誇っている楽天市場。Amazonと並んで日本の市場を牽引し続けています。

その楽天市場への出店を考えている方のなかでも、楽天はどのようにして売上を上げているのか。どんな仕組みで運営しているのか気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、楽天市場のビジネスモデルを取り上げていきます。同じく日本のEコマースを牽引するAmazonのビジネスモデルと比較しながらまとめてみました。

これから出店を考えている方にとっても、今後の運用や方針を決めていくのに大切な要素ですので、是非今回の記事を参考にしていただけたらと思います。

楽天市場のビジネスモデルは出店者視点!?

ネットショッピング

楽天市場のビジネスモデルを理解するためには、楽天市場が「どこで、誰から、売上を上げているのか」を知ることで、非常にわかりやすくなります。

楽天市場の収入源は、消費者ではなく出店者

楽天市場の中で、楽天が収入源としているのは出店者からの出店料システム利用料です。

簡単にすると楽天市場のビジネスモデルは、下記の図のように示すことができます。

楽天市場のビジネスモデル

楽天市場は、出店したい方に向けて「商店街のような様々な物が売られている場所に出店できますよ。」というサービスを提供しています。

そして消費者に向けては、「色んな物が買えるサービスである楽天市場を利用してください!」という流れです。

楽天市場で物を購入したら、代金の支払や商品の発送は、出店者と消費者の間で行われます。(実際には楽天ペイという楽天の決済サービスを通じて支払を行います。)

すなわち商品の代金は出店者に支払われることになります。

そして、楽天市場は出店者から、出店料や楽天市場に出店するにあたり使うことができるシステムの利用料という形で、売上を立てています。

楽天市場のビジネスモデルのメリットとデメリット

オフィスビジネスパソコン

楽天の楽天市場における収入源は、出店料やシステム利用料のため、楽天は出店しているお店を増やすことと、出店しているお店がより売上を伸ばすことにより力を入れていきます。

このように楽天市場のようなビジネスモデルの場合、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

楽天市場ビジネスモデルのメリット

・在庫を持つというリスクを下げることができる。
・出店者を増やす広告宣伝に資金を回しやすい

楽天市場ビジネスモデルのデメリット

・同じ店舗で買い物しないと商品がばらばらに届く

以上のことを知ると、楽天は楽天市場に出店してくれる出店者視点に目線が向いており、出店者の売上を上げるために消費者に対してサービス利便性の向上やキャンペーンを打ち出しているという理解をすることができます。

楽天市場のビジネスモデルはAmazonと「どう異なる」のか?

工業用ホール倉庫

楽天市場と並んで、国内ECモールのもうひとつのシェア大手は「Amazon」です。

しかしそのAmazonのビジネスモデルは、楽天市場のビジネスモデルとは大きく異なっています。この違いを知っておくことも非常に面白く、ご自身が出店をする際に、どう使い分けるか参考になると思います。

Amazonは小売業者!?

Amazonのビジネスモデルとしてよく持ち出されるのが、「小売」のようなイメージ。

すなわち、消費者側に目線が向いていると言えます。これはAmazonの収入源は出店者ではなく商品を購入する消費者であるためです。

Amazonのビジネスモデル

Amazonのビジネスモデルを簡単にしたものを上記の図にまとめてみました。

Amazonでは「マーケットプレイス」と呼ばれるAmazon物流システムを利用した出品ができるシステムに目が行きがちですが、得意としているのは、莫大な設備投資による巨大な倉庫に、自社で大量に物を仕入れて、販売するというスタイルです。

大量に卸業者やメーカーから仕入れることで、仕入れ値段を下げることができます。

商品の代金についても、消費者はAmazonから購入するため、代金はAmazonに支払われます。そのためAmazonも消費者により利用してもらいやすくするため、倉庫だけでなく物流に力を入れて、顧客満足度を高めています。やはり欲しい物がすぐ家に届くというのは、消費者にとっては非常に嬉しいことです。

楽天のメリットを最大限に活かせる楽天市場

楽天と言えば、楽天市場のみならず様々なサービスを展開していたり、ビジネスを広げており、国内のみならずグローバルに活動の場を広げています。

近年では、携帯電話事業者として楽天モバイルを展開していたり、多くのスポーツチームの運営・支援を行っていたり、クレジットカードや銀行・証券会社も持っています。

ここまで多くの事業展開のもととなっている楽天の会員制度と楽天のポイント制度ではないでしょうか。

楽天が公表しているだけでも1億1000万以上の会員IDが発行されており、約4兆円前後のEコマース流通量を誇っています。

 

その会員が集めている楽天ポイントは、様々なサービスに利用され、もちろん楽天市場の購入にも利用することができます。複数の楽天サービスを利用していると簡単にポイントが積み上がっていくので、このポイントで買物をするという方も実は結構多いです。

もちろん楽天市場では、通常購入でもポイント購入でも売上は、出店者側に入金されます。

何より自社運営で行うよりも商品が多くの人の目に触れやすいというのが最大のメリットではないでしょうか。

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