楽天市場への出店ハードルは高い手数料！？それでも大きなメリットが！

楽天市場への出店には、出店料・初期費用が高すぎて、ハードルが高いという印象を持たれている方も多いのではないでしょうか。

確かに実際に楽天市場への出店料は他のECモールと比較しても、まとまった金額が必要になりますが、その金額にもちゃんと裏付けがあります。

そこで今回は楽天市場の出店プランや、出店に掛かるコストそして競合ECモールとの費用面での比較をまとめていきます。

今後のネットショップ出店計画に是非活用してみてください。

楽天市場の出店プランとは？

楽天市場の出店プランは合計4つのプランが用意されていますが、もっとも一般的といえる2つのプランに選択肢を絞ることができます。

その2つのプランとは、ネットショップ経験が少ない出店者に向けた「がんばれ！プラン」と、楽天市場の中で最も選ばれている「スタンダードプラン」です。

楽天市場の出店プラン選びにあたって、重要視されているのは目指す月商と商品を掲載するページの画像容量になります。

月商が重要視されているのは、プランによって毎月発生するランニングコストに違いがあるためです。詳しい料金については、後述しますが毎月発生するコストは、月商すなわち毎月の売上高から算出され、プランによってパーセンテージが設けられています。

簡単に言うと、「がんばれ！プラン」は、初期費用を抑える代わりに毎月のコストが多めに設定されており、「スタンダードプラン」は、初期費用（月額出店料）に重きが置かれ、その分毎月のコストが抑えられています。

この2つのプランの選択の分岐点となるのが、月商132万円と楽天市場では設定されています。

すでにある程度の商品数がある場合や、楽天以外のショップでも売上を作れている上での販路拡大という点では、スタンダードプランのほうが結果的に手数料を抑えられる可能性が高くなります。

楽天市場の出店者が支払う手数料は、大きく分けると2つに分かれており、月額出店料とシステム利用料になります。

楽天市場に出店するためには、まず最初にプランごとに定められた月額出店料の一括払いを行う必要があります。そして最初の出店時に発生する「初期登録費用」を加えた金額が初期費用となります。

月額出店料については、毎月の支払いではなく6ヶ月毎または12ヶ月毎に支払いを行います。

この一括払いは初期費用支払い時のみではなく、更新時も同様で「がんばれ！プラン」は12ヶ月毎、「スタンダードプラン」は6ヶ月毎の支払いとなります。

楽天市場の出店者が毎月支払いを行うシステム利用料には、様々な物が設定されており、上記の図の②～⑥がこの各種システム利用料に該当します。

それでは他のネットショップへの出店と楽天市場の出店で、費用面ではどのような違いがあるのでしょうか。

ネットショップ運営には、大きく分けて「ECモールへの出店」と「ショッピングカートを利用した運営」に分かれます。

今回はECモールへの出店を中心に比較をしていきます。

まずは各総合型ECモールの初期費用を比較していきます。

初期費用を見比べると、他のECモールと比べても、楽天市場への出店ハードルの高さが見て取れると思います。

次に楽天市場で各種システム利用料にあたる月額の費用について比較していきます。

楽天市場	【がんばれ！プラン】約11～12% 【スタンダードプラン】約9％
Amazon	カテゴリー毎に細かく分類主に8％～15％+成約料（メディア商品のみ）
Yahoo!ショッピング	2.5％～16.5％（※任意で選択できる）
ポンパレモール	2.5％
Qoo10	6％～10％