楽天カードといえば、年会費無料でポイント還元も優れているコスパのいいクレジットカードです。
特に楽天をよく利用する人であれば押さえておきたいクレジットカードだといえるでしょう。
楽天カードの申込を考えたとき、気になるのは「審査に通るかどうか」でしょう。
この記事では楽天カードの審査に落ちる原因と落ちないための対策、落ちてしまった場合におすすめのクレジットカードについて解説しています。
楽天カードの基本的なスペック
まず、楽天カードの基本的なスペックについて確認しておきましょう。
楽天カードの概要は以下のとおりです。
年会費 | 永年無料 |
ポイント | 楽天ポイント |
ポイント還元率 | 通常1% |
国際ブランド | VISA・MasterCard・JCB American Express |
電子マネー | 楽天Edy |
利用可能額 | 100万円 |
ETCカード | 付帯 |
旅行損害保険 | 海外:最高2,000万円 国内:なし |
公式サイト | 楽天カード公式サイト |
先述のとおり、楽天カードは効率よくポイントを貯められる上、年会費無料で利用できるクレジットカードです。
通常のポイント還元率は1.0%ですが、楽天市場で利用した場合は常時3.0%の還元を受けることができます。
他にも豪華な新規入会キャンペーンを行っていたり、楽天ポイントをザクザク貯めることができたりとメリットがたくさんあります。
楽天カードの申し込み資格
楽天カードを発行してもらうためには、申込四国を満たしている必要があります。
楽天カードの申込資格について確認しておきましょう。
- 申込資格は18歳以上であること(高校生は除く)
- 学生や主婦、フリーターも申込可能
詳細を説明していきます。
申込資格は18歳以上の方(高校生を除く)
楽天カードにはいくつか種類があり、カードの種類によって申込の資格も異なります。
楽天カードの種類と申込資格を分かりやすくまとめると以下のとおりです。
カード種類 | 年会費 | 申込資格 |
楽天カード 楽天PINKカード |
永年無料 | 18歳以上の方 (高校生を除く) |
楽天ゴールドカード | 2,200円(税込) | 原則として安定収入のある20歳以上の方 |
楽天プラチナカード | 11,000円(税込) | 原則として安定収入のある20歳以上の方 |
楽天ゴールドカードや楽天プラチナカードといった年会費がかかる安定収入のある方を対象としたクレジットカードもありますが、スタンダードな楽天カードや楽天PINKカードは、高校生は対象外ですが18歳以上であれば申込が可能です。
学生や主婦やフリーターでも申し込みは可能?
クレジットカードは基本的に申込条件を満たしていれば、どなたでも申込むことができます。
申込むことはできませすが、クレジットカードは所持者の支払い能力を信用して、後払いができる仕組みになっているためカード発行には所定の審査をクリアする必要があります。
つまり、一般的には安定収入を得ていることが申込条件になっている場合がほとんどです。
しかし、楽天カードの場合は「高校生を除いた18歳以上の方」となっているので、収入がない学生や主婦も可能であり、フリーターでも申込ができます。
楽天カードをつくる3つのメリット
楽天カードは年会費が無料で、申込条件のハードルもどちらかというと低めでありながら、魅力的なメリットが多数あります。
新たにクレジットカードを作ろうと検討している場合、楽天のクレジットカードはおすすめできるカードだといえます。
基本的なスペックでも紹介しましたが、楽天カードのメリットについておさらいしておきましょう。
楽天ポイントが常に1%獲得できる
楽天カードのメリットは常に1.0%の楽天ポイントが還元されることです。
楽天グループ以外の利用でも100円につき1ポイント貯まるので、ほぼ現金のように使える楽天ポイントをためやすいです。
楽天ポイントは利用できる対象店舗が多いところも魅力的です。
FamilyMartやマクドナルドなどで楽天ペイとしても使えますし、楽天市場や楽天トラベルなどの楽天グループでも利用できます。
楽天市場の買い物で3%還元
楽天カードは楽天市場での買い物で支払いに使うと、ポイント還元率が通常の3倍である3.0%受け取ることができます。
楽天グループのサービスを利用するほど楽天ポイントの還元率が上がるポイントアップサービス(SPU)を活用すれば還元率はさらに最大で14倍までアップします。
楽天ユーザーなら楽天カードは必須アイテムにするべきだといえます。
選べるカードデザインが豊富
楽天カードは通常のシルバーのデザインのほかに人気のお買い物パンダやミッキーマウスなど、豊富にデザインが用意されており、その中からお気に入りのデザインを選べるのも嬉しいポイントです。
また、カードのデザインだけでなく国際ブランドもVISA・Mastercard・JCB・Amexの4ブランドから選ぶことができます。
楽天カードがおすすめな人はこんな人
楽天カードはどんな人にもおすすめできるメリットの多いクレジットカードですが、特に楽天カードを利用するのがおすすめな人の特徴をまとめると以下のとおりです。
- 楽天市場をはじめとする楽天経済圏の人
- クレジットカードの審査に不安のある人
- 安心安全にクレジットカードを持ちたい人
楽天市場をはじめとする楽天経済圏の人
先述したとおり、楽天カードは楽天グループで利用すると通常よりもポイントが多く還元されるなど、楽天経済圏で利用するとお得になるようにさまざまなサービスが用意されています。
楽天グループをよく利用するけれど、まだ楽天カードを所有していないなら楽天カードを持つことをおすすめします。
クレジットカードの審査に不安がある人
楽天カードはほかのクレジットカードの審査に比べて、審査が通過しやすいといえます。
なぜなら、申込条件が厳しくないので、社会人はもちろん、学生や主婦、クレジットカードを初めて作るという方でも審査に通る可能性がとても高いからです。
安心安全にクレジットカードを持ちたい人
楽天カードは14年連続で顧客満足度第1位を獲得しているクレジットカードです。
また、日本でもっとも多く発行されているクレジットカードでもあります。
年代も問わず多くの方から支持されているクレジットカードなので、はじめてクレジットカードを持つ人もそうでない人も安心安全に利用することができるでしょう。
楽天カードの審査に落ちる5つの原因
楽天カードの審査に落ちる原因となりやすい原因を5つ紹介します。
- 信用情報に遅延などの問題がある場合
- 審査基準にスコアリングが足りない場合
- 短期間に複数のクレジットカードの申込をしている場合
- 総量規制を超過する申込があった場合
- 仕事の在籍確認が取れない場合
信用情報に遅延などの問題がある場合
楽天カードの審査では、信用情報機関に記録されている信用情報も重要な審査のポイントになります。
信用情報とは何かというと通称クレヒスと呼ばれるクレジットヒストリーの情報が記録されており、支払いの遅延情報などが一目瞭然で確認できるものです。
信用情報は、3つの信用情報機関があり、審査では信用情報を照会します。
クレジットカードはCICまたはJICC、銀行や信用金庫はKSCに加盟しており、それぞれ情報を共有しています。
審査基準にスコアリングが足りない場合
楽天カードをはじめとしたクレジットカードの審査では「収入」「勤務先の会社」「勤続年数」などの要素を点数化したスコアにして判断基準にしています。
そのスコアが審査基準以下だった場合、審査に落ちるといった流れになっています。
短期間に複数のクレジットカードの申込をしている場合
直近で短期間の間にクレジットカードやカードローンの申込を複数行っていた場合も楽天カードの審査に落ちる可能性が高くなります。
信用情報には支払いの記録だけでなく、クレジットカードやカードローンへの申込の記録も残るため、信用照会を行った際に申込ブラックと判断されることがあるからです。
総量規制を超過する申込があった場合
総量規制とは多重債務を防ぐための法律で、原則として年収の3分の1以上の貸付を禁止するものです。
総量規制は「実際にいくら借りているか」ということではなく、「枠がいくらあるか」という計算で行われます。
楽天カードにはショッピング枠とクレジット枠の総量規制設定があり、キャッシング枠の申込を総量規制を超過して申請すると審査落ちになります。
ショッピング枠は買い物をするための枠で、キャッシング枠はお金を借りるための枠です。
仕事の在籍確認が取れない場合
楽天カードでは、申込時に記入した勤務先で働いているかどうか確かめるための「在籍確認」を行います。
在籍確認が取れない場合、審査に落ちることがあります。
何らかの理由で会社に在籍確認の電話をしてほしくない場合は楽天カードに相談してみましょう。
楽天カードの審査に通過するポイント
楽天カードの審査に通りやすくなる可能性が高い押さえておくべき3つのポイントについて説明します。
- 個人情報は正確に入力する
- 収入を誇張しない
- キャッシング枠は「0円」で申込む
それぞれのポイントについて解説していきます。
個人情報は正確に入力する
クレジットカードは本人に直接本人に届ける必要があるため、申込の住所と本人確認の住所が異なると本人確認が不十分であると判断され審査を通過できません。
そのため、個人情報は正確に運転免許証やマイナンバーカードなど本人確認ができるものに記載されている住所と同じ住所を記載しましょう。
収入を誇張しない
収入情報も正確に記入しなくてはなりません。
審査に通過しやすいからといって、本来より高い収入を誇張してしまうと詐称することになります。
また勤続年数などその他の情報についても誤魔化したりせず、正確に記載するか、勤続年数が6か月未満など間もない場合はしばらく経ってから申込む方が良いでしょう。
キャッシング枠は「0円」で申込む
キャッシング枠を「0円」で申込むと楽天カードの審査に通過する可能性がアップします。
クレジットカードのキャッシング機能がお金を借りることができるため、返済能力が強く問われ、その分審査が厳しくなります。
そのため、キャッシング枠を「0円」で申込めばショッピング枠だけになるため審査に落ちる可能性を低くできます。
楽天カード審査落ちした場合におすすめのクレジットカード
楽天カードの審査に落ちてしまった場合に、他に申込するクレジットカードとしておすすめのカードを2つ紹介します。
審査落ちが心配でカードの申込に気後れしてしまう方や審査の難易度が低めのクレジットカードを探している場合、参考にしてみてください。
ACマスターカード
年会費無料 | 無料 |
2年目以降の年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | なし |
申込条件 | 基準を満たし安定した収入と返済能力のある方 |
発行スピード | ― |
ACマスターカードは大手消費者金融のアコムが提供するクレジットカードで、申込条件に安定した収入と返済能力があることが必要となります。
また、ACマスターカードはアコムが採用する独自の審査基準があり、それをクリアしていなければなりません。
一般的なクレジットカードと異なる点は、自動でキャッシング機能(カードローン機能)が付帯する点です。
ただし、カード利用分は自動的にリボ払いとなるので、使い過ぎには注意が必要です。
ACマスターカードのポイントをまとめると以下のようになります。
- 年会費が永年無料
- カードローン(キャッシング)の機能が自動的に付帯
- 毎月の利用額から0.25%を自動キャッシュバック
- アコム独自の審査基準を採用している
三井住友カード(NL)
年会費 | 無料 |
2年目以降の年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5~7% |
申込条件 | 満18歳以上の方(高校生を除く) |
発行スピード | 最短5分 |
三井住友カード(NL)は高校生を除く18歳以上が申し込めるカードで、かつ年会費も無料です。
また、カード番号が記載されていないナンバーレスカードなので、番号を盗み見されて、不正利用されるといったリスクが低いところも安心できます。
ポイント還元率もセブンイレブン、FamilyMart、ローソン、マクドナルドでは2.5%、タッチ決済を利用した場合は最大で5%の還元率になるというメリットもあります。
お申込みから最短5分でアプリ上にカードが発行されて利用開始できるので、「すぐに利用開始したい」というニーズにも応えることができます。
三井住友カード(NL)のポイントをまとめると以下のようになります。
- 年会費が永年無料
- コンビニ3社とマクドナルドでいつでもポイント還元が最大5.0%
- 最大5分でカード番号が発行可能
- 安全性の高いナンバーレスカードを使用できる
楽天カードの審査に落ちても大丈夫
楽天カードの審査に落ちてしまう原因と通過するために押さえておきたいポイントをお伝えしました。
これから申込を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
楽天カードの審査に落ちてしまったとしても、紹介した2つのクレジットカードに申込してみることをおすすめします。
楽天カードを再度申し込みたい場合は6か月ほど開けてから再申込できるので、その際には以下のポイントを押さえて申込してみましょう。
- 安定収入を得てから申込む
- ブラックリストから消えるまで待つ
- クレジットヒストリーを積む
- キャッシング枠は「0円」で申込む
- 信用情報に記載されるので支払いの遅延はしない
審査に落ちる原因を無くして、メリットいっぱいの楽天カードをお得に利用できるように審査を通過してカードを手に入れましょう。
まずは無料資料請求して、疑問点を解消。
パンフレットを確認してから出店のお申込みをしてみましょう!