HTML5 / W3C

HTML5/W3C
W3Cとは
W3Cとは「World Wide Web Consortium」の略称で、Web技術の標準化を行う非営利団体の名称です。W3Cはティム・バーナーズ=リーによって1994年に創設され、Webで使用される技術を標準化し、よりスムーズな開発や品質向上を目標に活動が続けられています。 現在はHTMLやXHTML、CSS、DOM(Document Object Model)やXML(Extensible Markup Language)など多くの仕様が公開されており、IT関連企業を中心として400近くの団体が会員として加入するほど大規模な団体へと成長しています。

>> SEOでは「Webの基準やHTMLやCSSなどの規格などの決めている団体のこと」を指します

略歴/流れ

1994年にティム・バーナーズ=リーによってW3Cが設立されました。

W3C設立のきっかけになったのが、インターネット通信で互換性がもっとも重要されていたため、標準規格が必要とされていたからです。

具体的には、Webコンテンツの品質のばらつきを抑えるために、HTMLやCSSなどのWeb技術の仕様書をまとめて、国際標準規格として世界中に公開しています。

HTML5とは?

そもそもHTMLとは、ハイパーテキスト・マークアップ・ランゲージの略称で、Webページを制作するために開発された言語のことを指します。

HTML5については、従来利用されていたHTML4に比べて文書構造がシンプルになったり、ブラウザの互換性の向上などによってWebコンテンツが制作しやすくなりました。

W3Cとは?

HTML5/W3Cとは

W3Cとは、World Wide Web Consortiumの略称で、世界中で利用されているWebに関わる技術の標準化を推進するために設立された非営利団体のことを指します。

Webコンテンツの品質や開発がスムーズになることを目的としており、HTMLやCSSなどの基本的な技術から専門的な技術の仕様を公開している特徴があります。

具体的にW3C標準を行うメリットについては、下記の通りです。

  • メンテナンス性の向上
  • データ軽量化
  • SEO対策に効果的
  • アクセシビリティの向上

上記のようにWebコンテンツを制作する際には、W3C基準にすることによって、新規顧客の集客にも効果的に働くことが可能です。

関連する単語の紹介

検索アルゴリズム

検索アルゴリズムとは、Webページの重要性や関連性を評価して、検索上位表示を決定するためのプログラムのことを指します。

ユーザーが入力した検索キーワードに対して、高品質で有益な情報を表示するために常に修正とアップデートが行われている特徴があります。

そのため、検索キーワードの順位は日々変化しています。

SEO対策

SEO対策とは、検索エンジン最適化とも呼ばれており、検索エンジンにWebコンテンツを理解させて、適切に検索上位表示をさせていく施策のことを指します。

安定して集客を維持することができ、購買意欲が高いユーザーを多く集めることもできるため、売上げアップにも効果的に働くことが可能です。

具体的なSEO対策については、ユーザーによって分かりやすく有益な情報を提供することによって、検索順位を上げることにも繋げることができます。

マークアップ言語

マークアップ言語とは、文章を構造化するための言語を指します。

代表的なマークアップ言語については、下記4つが挙げられます。

  • HTML
  • XML
  • SGML
  • XHML

マークアップ言語を深く学ぶことによって、Webデザイナーやエンジニア、プログラマーにとって有利に働くことができ、自分自身の市場価値を高めることにも繋げることが可能です。

W3Cが定めるHTMLの書き方

W3Cが定めるHTMLの書き方をあらかじめ理解しておくことで、検索エンジンが理解しやすいWebコンテンツを制作することにも繋がります。

また、クローラビリティ−の改善にも効果的に働くことができ、具体的なW3Cが定めるHTMLの書き方について紹介してきます。

キーワードを正しく伝える

検索エンジンのクローラーにキーワードを正しく伝えることによって、検索結果の上位表示を狙うことが可能です。

具体的にキーワードを正しく伝える方法は、titleタグやmeta descriptionタグなどにSEOキーワードを入れることによって、ユーザーが求めている情報が記載されていると評価を受けることができます。

ユーザーニーズに合ったキーワードを設定することによって、ユーザー満足度を向上させるメリットも挙げられます。

URLを整理する

URLを整理することによって、クローラーが巡回しやすくなり、結果的に検索順位を上げることが可能です。

自分自身のWebコンテンツに記載されているURLがエラーページになっていると、コンテンツ全体の評価が下がってしまう可能性があるため、あらかじめ注意が必要です。

クローラーが巡回しやすいタグを利用する

クローラーが巡回しやすいタグを利用することによって、検索エンジンからの評価を上げることはもちろんですが、検索ユーザーのユーザーエクスペリエンスを向上させることにも効果的に働くことができます。

具体的なタグについては、下記が挙げられます。

  • 見出しタグ
  • pタグ
  • リストタグ
  • alt属性

これからWebコンテンツを制作しようと思っている方は、上記のタグを利用することによって、新規顧客の集客を効率的に行うことができます。

HTML5のメリット

HTML5のメリットは、ブラウザの互換性を向上させることができ、より使いやすい構造のため、開発がしやすいため、初心者でも基礎知識を身につけるだけでWebコンテンツを制作することが可能です。

レスポンシブ対応が簡単にできるため、PCやスマートフォン、タブレットなどの画面が違うデバイスでも最適化されたサイズで表示することができます。

さらに、タグなどの要素が分かりやすくなったことはもちろん、文章の構造を表すsectionタグやheaderタグなどの新しい要素を利用することができるメリットも挙げられます。

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