Needs Met
- Needs Metとは
- Needs Metとは、Googleの検索品質評価ガイドラインにおいて、検索結果がどの程度ユーザーの役に立って満足させたか(ニーズを満たしたか)どうかを評価するものです。 検索結果がユーザーの役に立つかどうかは、ユーザーが何を意図して検索を行ったかによるため、評価の際にはクエリの意図を想像する必要があります。
- SEOでは、ユーザー満足度における評価のことを指します。
Needs Metをさらに詳しく
Needs Metの前に、まずは単語の解釈度について考える必要があります。
dominant(多数派) > common(通常)>minor(少数派)
基本的には多数派を狙うことが多いのですが、少数派のほうが検索結果の上位表示を狙える確率が上がります。
Needs Metは高く設定する
あまりにも低いNeeds Metしか達成できない場合、検索語句の意味をはき違えている可能性があります。
「RED」のキーワードでも、「赤」「飲み物」「映画」「店の名前」など検索意図はさまざまです。
なるべくNeeds Metは高く設定し、達成できるようにしましょう。
Needs Metのレベル
Needs Metのレベル感を、5種類紹介します。
クエリの意図と検索意図が合ってるか、欲しい情報が届けられているかなど、基本的には以下の基準で5つに評価されます。
- 高品質なページであるか
- 情報は最新のものか
- 権威性がある記事なのか
- オリジナリティがある記事か
- コピペなどの悪質なサイトではないか
Fully Meets
Fully Meetは万人が満足し、ユーザー満足度が高い状態です。
ただしクエリ次第ではFully Meets自体がない場合もあり、かならず目指せる場所ではありません。
Highly Meets
Highly Meetsは、ほぼ全員が満足し、ユーザーが探している情報を解決している状態です。
一般的にSEO対策をする際にはHighly Meets以上が一種の目安となり、ここを超えるようにするはず。
オリジナリティや権威性のある記事などが、Highly Meetsに当てはまるでしょう。
Moderately Meets
Moderately Meetsは、悪い評価ではないのですが良くも悪くも一般的な状態です。
クエリにマッチしているものの、情報が古かったり権威性がなかったりする記事が該当します。
改善余地がある状態といえるでしょう。
Slightly Meets
Slightly Meetsは、Moderately Meetsの1つ下の評価。
クエリの意図がかけ離れていたり、情報が古すぎたりする状態といえるでしょう。
この状況ではあらゆる施策をしても、検索結果の上位表示をとらえるには時間がかなりかかると考えてください。
Fails to Meet Meets
Fails to Meet Meetsは、全く情報のないサイトと同じ状態。
嘘の情報やなりすましサイトのレベルなので、一生懸命記事を書いていればまずFails to Meet Meetsにはなりません。
悪意のある記事の場合は、Fails to Meet Meetsとなる可能性もあります。
Needs Metにおけるクエリの種類
Needs Metにおけるクエリのなかにも、種類が4つあります。
Knowクエリ
Knowクエリは「知りたい」を満たす、情報型のクエリです。
インフォメーショナルクエリとも呼ばれ、強調スぺニットに表示されるようなクエリを指します。
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- 「Knowクエリ 意味」
- 「インフォメーションクエリ 略称」
Doクエリ
Doクエリは「したい」を満たす、取引型のクエリです。
トランスザクショナルクエリとも呼ばれ、購入や登録につながるクエリを指します。
[st-mybox title=”” webicon=”” color=”#757575″ bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”#f3f3f3″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]◆例
- 「動画編集 教材」
- 「画像 無料登録」
Websiteクエリ
Websiteクエリは「該当のサイトへ行きたい」を満たす、案内型のクエリです。
ナビゲーショナルクエリとも呼ばれ、URL検索などがそれに当てはまります。
[st-mybox title=”” webicon=”” color=”#757575″ bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”#f3f3f3″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]◆例
[/st-mybox]Visit-in-personクエリ
Visit-in-personは「該当の場所へ行きたい」を満たす、検索型のクエリです。
お店などをオフラインで訪れる前に調べるのが、当てはまります。
[st-mybox title=”” webicon=”” color=”#757575″ bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”#f3f3f3″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]◆例
- 「近くのカレー屋」
- 「近くのコインパーキング」
関連する単語
Needs Metに関連する単語について解説します。
クエリ
クエリとは「照会する」「質問する」「問い合わせる」「尋ねる」「疑問」などの意味を持つ英単語のこと。
記事やSEO上では検索意図のことを指し、該当クエリを意識したライティングをするようにします。
クエリに合わせた記事は高評価をもらいやすく、検索結果の上位表示を狙いやすいでしょう。
ガイドライン
ガイドラインとは、指標のこと。
Web以外のあらゆる分野で使われる言葉であり、SEO上での使われ方としては「Google社が発表しているガイドライン」が多いです。
指標を確認し、それに沿った記事を書くことで検索結果の上位表示を狙えます。
品質評価
品質評価とは、検索結果表示のために判断される記事評価のこと。
高品質であるほど上位表示を狙えます。
反対に低品質な記事だと判断された場合、改善しても上位表示は難しいかもしれません。
インテント
インテントとは「意図」「目的」「真意」「集中している」「没頭している」「決意している」などの意味を持つ英単語のこと。
SEO上では検索意図と同義で、「”○○とは”と検索する人のインテントを調べる」などと使用する言葉です。
検索意図
検索意図とは、ユーザーがGoogleなどの検索エンジンを使って調べるものの意味を指します。
Googleからの評価が高めるため、検索意図に沿っている、かつSEO対策を施した記事を作成するように意識しましょう。
関連リンク
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