新リッチリザルトで内部対策!構造化データの追加手順を解説

新リッチリザルト

リッチリザルトを活用することで自サイトの検索順位を上げることに役立ちます。
リッチリザルトは構造化データを用いて検索結果の情報を改善させるものです。

その中でも「新リッチリザルト(How-to リッチリザルト)」と呼ばれるものはハウツー情報など、ユーザーにとって価値の高い情報を効率的に表示できるようになります。

この記事では、リッチリザルトや構造化データに関する概要を解説します。
また、構造化データを追加する方法やリッチリザルトの種類について紹介していくので、内部対策の改善に役立ててください。

新リッチリザルトとは?

新リッチリザルト

リッチリザルトとは、高度な機能を持つGoogleの検索結果のことです。
通常の検索と比べて結果を表示する位置や形式が異なっております。

例えば、以下の図のようにサムネイルより大きな画像を添えた記事のタイトルなど、さまざまなリッチリザルトを検索結果に表示させられます。
検索をしたユーザーはリッチリザルトのように分かりやすい表示結果があることで、コンテンツの内容に興味を示してくれる可能性が高まるのです。

構造化データ機能

(出典:構造化データ機能|Google)

新リッチリザルトとは

その中でも新リッチリザルトは2019年9月から登場した新しいリッチリザルトです。
「How-to リッチリザルト」と呼ばれることもあります。

How-to リッチリザルトではコンテンツがHow-to(ハウツー)であることを明示するために使用されます。
ハウツーとは、あるタスクを完了するために必要な一連のステップについて順を追って説明するものです。
ハウツー情報をユーザーに提供することで、想定するユーザーからのアクセスを期待できます。

Google は、構造化データを使用してページのコンテンツを認識し、そのコンテンツを「リッチリザルト」と呼ばれる情報が豊富な検索結果に表示します。

引用:構造化データとリッチリザルトの種類一覧|Google検索セントラル

構造化データとは

構造化データとはページに関する情報を様々なサイトで活用するために標準化したデータ形式のことです。
Google検索がページのコンテンツを理解するために用いられます。

構造化データを用いてページの意図を発信することで、Googleはそのページを正確に理解することが可能です。
例えば、レシピページでは材料、加熱時間、加熱温度を詳細に提供できるといった用途に活用されています。

構造化データを追加することでユーザーの興味をひく検索結果を表示できるようになり、Webサイトの利用数増加を期待できます。

構造化データを追加することで、よりユーザーの興味をひく検索結果を表示できるようになり、ウェブサイトの利用も増えることが期待されます。これはリッチリザルトと呼ばれます。

引用:構造化データ マークアップとは|Google検索セントラル

構造化データの仕組み

GoogleはWeb上で検出した構造化データを使用してページのコンテンツを把握するだけでなく、マークアップに含まれる個人や会社の情報などを収集します。

例えば、以下のスクリプトにおける例ではJSON-LD 構造化データ スニペットをレシピページに含めることで、レシピのタイトルや作成者に関する情報を提供します。
これらの構造化データはリッチリザルトの生成においてラベル化され、検索結果が画像付きで表示されるようになり、視覚的に分かりやすい検索結果が生成されるのです。

構造化データ マークアップとは

(引用:構造化データ マークアップとは|Google検索セントラル)

リッチリザルトで内部対策の重要性を上げる

新リッチリザルト

リッチリザルトを活用することで内部対策の重要性を上げることができます。
内部対策とは検索結果で自社サイトの検索順位を上げるための施策で、コンテンツの充実度や内部リンクの構造を見直すといった方法があります。
構造化データを作成してリッチリザルトを生成することは「SGE」と並んで内部対策の重要性を上げることに役立ちます。

SGE(Search Generative Experience)とはユーザーの質問に対して、自動生成によってAiが回答をする機能です。
適切な内部対策を実施するためには「リッチリザルト」と「SGE」に着目し、適切な対策を行うと良いでしょう。

構造化データを追加する方法

新リッチリザルト

構造化データを追加するためには、以下の手順でページに必要な情報を追加していきます。

  1. 必須プロパティを追加する
  2. ガイドラインに従う
  3. リッチリザルトテストを実施する
  4. URL検査ツールの活用
  5. サイトマップの送信

参考:ハウツー(HowTo)の構造化データ|Google検索セントラル

必須プロパティを追加する

「JSON-LD」「microdata」「RDFa」のいずれかで必須プロパティを追加します。

Googleでは「JSON-LD」による構造化データを推奨しています。
HTML ページの <head> および <body> 要素の <script> タグ内に埋め込まれる JavaScript 表記で、実装と管理を容易に行える形式です。

ガイドラインに従う

ガイドラインに従って構造化データを追加します。

ガイドラインにはGoogle検索のコンテンツポリシー(スパムに関するポリシーを含む)に違反していないことを遵守する必要があります。
構造化データのガイドラインに違反している場合、リッチリザルトは表示されません。

ガイドラインには構造化データの例も示されているので、ガイドラインを参照しながら構造化データを追加しましょう。

構造化データに関する一般的なガイドライン|Google検索セントラル

リッチリザルトテストを実施する

構造化データの開発中は「リッチリザルトテスト」などのツールを活用しながら構造化データの有効性を確認します。

リッチリザルトテストはコードを検証し、重大なエラーを修正するツールです。
エラーを修正することで、構造化データの品質向上に役立ちます。

外部リンク:リッチリザルトテスト|Google

URL検査ツールの活用

URL検査ツールを活用することで、Googleでページがどのように表示されるのかをチェックできます。
robots.txt ファイル、noindex タグ、ログイン要件によってページがブロックされていないことを確認します。

外部リンク:URL検査ツール|Google

サイトマップの送信

Googleに継続して情報を提供するため、サイトマップを送信することをおすすめします。

サイトマップとは、サイト上にあるページや動画に関する情報や、各ファイルの情報やサイトの構成を伝えるためのファイルです。
代表的なサイトマップとして「XML サイトマップ」があります。

Googleはサイトマップを読み込んで検索エンジンのクロールを行うため、サイトマップの作成は検索エンジンに正しい情報を送ることに役立つのです。

リッチリザルトの種類一覧

新リッチリザルト

Googleは構造化データを使用してページのコンテンツを理解し、リッチリザルトのかたちで検索結果に表示されます。
Webコンテンツに構造化データを実装することで、リッチリザルトで表示されるようになります。

リッチリザルトで表示されることにより、ユーザーの関心度合いが高まり、クリック率の向上を期待できるのです。
以下は、Googleが公開しているリッチリザルトの種類一覧です。

構造化データ機能内容
Articleサムネイルより大きな画像を添えた記事のタイトルなど、さまざまなリッチリザルト機能で表示されるニュース、スポーツ、ブログ記事。
Book検索で見つけた書籍を検索結果から直接購入できる書籍アクション。
パンくずリストそのページがサイト階層内のどこに位置するかを示すリスト。
カルーセル1 つのサイトからの情報を順次リストまたはギャラリーの形式で表示するリッチリザルト。この機能は、レシピ、コース、レストラン、映画のいずれかの機能と組み合わせる必要があります。
Courseプロバイダ固有のリストに表示される教育コース。コースには、コースのタイトル、プロバイダ、簡単な説明を掲載できます。
DatasetGoogle データセット検索で表示される大規模なデータセット。
教育向け Q&A教育関連の質問と回答。生徒が Google 検索でフラッシュカードを見つける際に活用できます。
EmployerAggregateRatingGoogle の求人検索機能で表示される、多数のユーザーから収集した採用側組織に対する評価。
給与推定額Google の求人検索機能で表示される給与推定額情報。特定の職種における給与額の範囲や地域別の平均給与などが表示されます。
Event参加できる時間と場所が決められたイベント(コンサートや芸術祭など)のリストを表示するインタラクティブなリッチリザルト。
ファクト チェック信用できるサイトが他者の主張を評価した結果の要約。
よくある質問特定のトピックに関する質問と回答の一覧を掲載したページ。
ハウツーあるタスクを正しく完了するための一連のステップを、順を追ってユーザーに説明するもの。動画、画像、テキストを利用できます。
画像メタデータ画像メタデータを指定すると、Google 画像検索で画像の詳細情報(作成者、画像の使用方法、クレジット情報など)を表示できます。
JobPosting求職者が仕事を見つけるためのインタラクティブなリッチリザルト。Google の求人検索結果に、ロゴ、クチコミ、評価、仕事の詳細を表示できます。
学習用動画教材となる動画に学習用動画の構造化データを追加することで、生徒や教師がその動画を見つけて視聴するのをサポートできます。
ローカル ビジネスGoogle ナレッジパネルに表示されるビジネスの詳細情報。営業時間、評価、経路に加え、予約や注文のアクションも表示できます。
Logo検索結果と Google ナレッジパネルに表示される組織のロゴ。
数学の解法数学の問題のタイプと特定の数学の問題に関する詳細なチュートリアルを示す構造化データを追加することで、数学の問題について生徒や教師などをサポートできます。
Movie映画カルーセルは、ユーザーが Google 検索で映画のリストを探すのに役立ちます(「2023 年 映画 おすすめ」など)。各映画のタイトル、監督情報、画像など、詳細情報も表示できます。
スタートガイド検索結果に表示された数学の解法
練習問題数学や科学の練習問題に構造化データを追加することで、教育について生徒、教師、保護者をサポートできます。
Product商品に関する情報(価格、在庫状況、クチコミの評価など)。
Q&AQ&A ページとは、1 つの質問の後にその質問に対する回答が続く、質問と回答の形式のデータが含まれているウェブページです。
Recipe個別のリッチリザルトとして、またはホスト カルーセルの一部として表示されるレシピ。
クチコミ抜粋クチコミサイトでのクチコミや評価からの抜粋。通常は、クチコミ投稿者による総合評価スコアの平均です。クチコミ抜粋には書籍、レシピ、映画、商品、ソフトウェア アプリ、ローカル ビジネスに関するものがあります。
サイトリンク検索ボックス検索結果に表示されたウェブサイトを対象とする検索ボックス。
ソフトウェア アプリソフトウェア アプリに関する情報(評価情報、説明文、アプリへのリンクなど)。
Speakableテキスト読み上げ(TTS)を使用する Google アシスタント搭載デバイスで読み上げ可能なニュース コンテンツを、検索エンジンやその他のアプリケーションが識別できるようにします。
定期購入とペイウォール コンテンツサイトのコンテンツをペイウォール コンテンツとして明示することにより、そのコンテンツが Google のスパムに関するポリシーに違反するクローキングを行っていないことを Google が容易に識別できるようにします。
Video検索結果に表示される動画情報。動画の再生、動画セグメントの指定、コンテンツのライブ ストリームも可能です。

(出典:構造化データとリッチリザルトの種類一覧|Google検索セントラル

リッチリザルトの活用事例

新リッチリザルト

リッチリザルトを活用することで、SEO対策や内部対策へ有利になります。
例えば、楽天では構造化データを実装したページにおけるユーザーの滞在時間が、構造化データのないページに比べて1.5倍長くなったという成果が出ています。

このように、構造化データおよびリッチリザルトを有効活用することで、ユーザーに適切な情報を提供しやすくなるのです。

Rotten Tomatoes では、構造化データを 10 万ページに追加した結果、構造化データを含むページでのクリック率が、構造化データのないページに比べ 25% 増加しました。
The Food Network では、全ページの 80% で検索結果の機能を有効にした結果、アクセス数が 35% 増加しました。
楽天では、構造化データを実装したページでのユーザーの滞在時間が、構造化データのないページに比べ 1.5 倍長くなりました。また、検索機能がある AMP ページでのインタラクション率は、検索機能がない AMP ページに比べ 3.6 倍高くなっています。
Nestlé では、検索でリッチリザルトを表示するページのクリック率が、表示しないページに比べ 82% 高くなっています。

引用:構造化データ マークアップとは|Google検索セントラル

リッチリザルトの仕組みを知る

新リッチリザルト

リッチリザルトを検索結果に表示させることで、検索結果において目立たせるようになります。
ユーザーに対して視覚的に情報を提供できるため、検索結果におけるクリック率やアクセス数の向上を期待できるでしょう。

リッチリザルトを正しく活用するためには構造化データの仕組みを知り、サイトに正しく構造化データを実装することが有効です。