Google 品質評価ガイドライン
- Google 品質評価ガイドラインとは
- 検索品質評価ガイドラインとは、 Googleが採用した評価者が、検索結果の品質を評価するためのガイドライン(マニュアル)のことです。検索品質評価ガイドラインには、Googleがどのようなページを高く評価したいか、が記されているため、SEOに携わる担当者にとっては重要な資料です。
- SEOでは、検索結果の品質を評価するためのガイドラインのことを指します。
Google 品質評価ガイドラインをさらに詳しく
Google 品質評価ガイドラインを、さらに詳しく解説します。
検索順位に直接作用するものではない
Google 品質評価ガイドラインは、検索順位に直接作用するものではありません。
これはユーザーにとって、使いやすいサイトなのか評価するための基準です。
つまりユーザビリティが高くても、検索順位が上がるわけではないのです。
内容は更新されていく
Google 品質評価ガイドラインの内容は、どんどん更新されていきます。
もちろん第一はユーザーが使いやすいのかという点であり、さらに読みやすいサイトとして更新され続けるのです。
英語版なので難しい
Google 品質評価ガイドラインは、すべて英語で書かれています。
そのためネイティブレベルではないと、Google 品質評価ガイドラインのちょっとした意味の違いを理解するのが難しいかもしれません。
Google 品質評価ガイドラインに大切な3つのポイント
Google 品質評価ガイドラインに大切なのは、以下の3つです。
需要との一致(Needs Met)
Google 品質評価ガイドラインでは「ユーザーが探している情報と記事のコンテンツが一致しているか」が重要です。
探した情報が分かりやすく記載されているほうが高評価であるのに対して、一致していない場合は低品質と判断されるでしょう。
ページ品質(Page Quality)
Google 品質評価ガイドラインでは「ページの品質」が重要です。
ページの品質にはE-A-T(専門性・権威性・信頼性)が関わってくるのですが、これらを意識したライティングが大切です。
E-A-T(専門性・権威性・信頼性)は「Google 品質評価ガイドラインの活用時に避けたいこと」で後述します。
ユーザーの使いやすさ(usability)
Google 品質評価ガイドラインでは「ユーザーの使いやすさ」が重要です。
PCやスマホ問わず、操作しやすいことが評価の基準になります。
スマホであれば指の大きさにあったサイズのCTAボタンを設置するなど、そういったデザイン性などがユーザーの使いやすさに直結します。
Google 品質評価ガイドラインの活用時に避けたいこと
パンくずリストのなかにも、種類が3つあります。
検索ユーザーの意図をくみ取らない・満たさないこと
Google 品質評価ガイドラインを活用する際には「検索ユーザーの意図をくみ取らない・満たさないこと」を避けましょう。
検索ユーザーの意図をくみ取らなかったり満たさなかったりするのは、そもそも記事を提供するうえで問題です。
たとえば「Apple」と検索したユーザーが、果物ではなくスマートフォンなどを開発する会社かもしれないということです。
品質の低いページを増やすこと
Google 品質評価ガイドラインを活用する際には「品質の低いページを増やすこと」を避けましょう。
内容が重複しているようなページやリンク切れを起こしているサイトなど、低品質と判断されるようなページは完全になくすのがおすすめです。
ユーザビリティを気にしないこと
Google 品質評価ガイドラインを活用する際には「ユーザビリティを気にしないこと」を避けましょう。
Google 品質評価ガイドラインが検索結果に影響しない代わりに、ユーザーが満足するサイトをつくるための指標となっています。
Google 品質評価ガイドラインを活用するうえで、ユーザビリティを気にしないのは意味がありません。
E-A-Tを意識しないこと
Google 品質評価ガイドラインを活用する際には「E-A-Tを意識しないこと」を避けましょう。
そもそもE-A-Tとは専門性・権威性・信頼性を指し、これらを増加させることがGoogle 品質評価ガイドラインを満たす記事となります。
サイテーションや被リンクを意識して、積極的にE-A-Tを高めましょう。
Google 品質評価ガイドラインに関連する単語
Google 品質評価ガイドラインに関連する単語について解説します。
ユーザビリティ
ユーザビリティとは、サイト内に訪れたユーザーにとっての使いやすさのこと。
「ユーザビリティが高い」というのが、ユーザーにとって親切で分かりやすく使いやすいサイトのことを指します。
ユーザビリティの高いサイトはクローラーからの評価が高いため、ロボット向きのSEO対策で読みづらさがなどがあると本末転倒です。
サイテーション
サイテーションとは被リンクやa要素のリンクではない、他サイトからの引用・言及のこと。
簡単にいうと「ポジティブな口コミ」のことであり、自分以外の誰かが該当記事に言及すればするほど、検索結果に影響が出ます。
サイト名や会社名などの住所、電話番号、テキスト状のURLなどがサイテーションに当てはまります。
被リンク
被リンクとは、外部サイトから自サイトへ向けられたリンクのことを指します。
Webサイトの評価時に被リンクの質と量が関係するので、外部対策として意識が必要です。
関連リンク
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