クオリティアップデート

クオリティーアップデート
クオリティアップデートとは
クオリティアップデートとは、Googleのアルゴリズム更新のひとつで「コンテンツの品質」の評価に関するアルゴリズム更新です。2015年5月の初旬に見られた順位変動について、Search Engine Landの質問にGoogleが回答し、この新しいアルゴリズムアップデートのリリースが判明しました。コンテンツの品質に関するアルゴリズム更新には「パンダアップデート」がありますが、パンダアップデートは特定のページやサイトを対象とするものですが、クオリティアップデートは「特定のジャンルのサイトを対象にしたものではなく、ランキングアルゴリズム自体(全体)に対するアップデート」です。

>> SEOでは「ランキングアルゴリズム全体に対するアップデートのこと」を指します

略歴/流れ

検索アルゴリズムでは、ユーザーに高品質で有益な情報を届けるために日々修正やアップデートを行っています。

クオリティアップデート以外にもこれまでにさまざまなアップデートが行われており、具体的なアップデートは下記の通りです。

  • 2011年:フレッシュネスアップデート
  • 2011年:パンダアップデート
  • 2012年:ペンギンアップデート
  • 2013年:ハミングバードアップデート
  • 2015年:ランクブレインアップデート
  • 2015年:モバイルフレンドリーアップデート
  • 2017年:アウルアップデート
  • 2018年:モバイルファーストインデックスアップデート
  • 2019年:BERTアップデート

上記のように検索アルゴリズムアップデートは毎年行われており、検索順位は多少変化している特徴があります。

クオリティアップデートって結局なに?

クオリティーアップデートって結局なに?

クオリティアップデートとは、Webコンテンツ評価に関する検索アルゴリズムアップデートのことを指します。

具体的には、画像や引用などが多く記載されており、内容が薄いコンテンツを検索結果上位に表示させないためにアップデートが行われました。

例として、まとめサイトやバイラルメディアなどがクオリティアップデートによって、影響を受けた傾向があります。

しかし、すべてのコンテンツが対象になっているわけではなく、Googleが対象と判断したコンテンツが対象となるため、企業サイトやブログサイトでも影響を受ける可能性があるため、あらかじめ注意が必要です。

関連する単語の紹介

検索アルゴリズム

検索アルゴリズムとは、ユーザーが入力したキーワードに対して、より適切で高品質な検索結果を表示させるためのプログラムのことを指します。

具体的な検索アルゴリズムの関連要素については、下記が挙げられます。

  • 関連性
  • 検索意図
  • コンテンツ品質
  • ユーザビリティ
  • ユーザーの位置情報

また、検索アルゴリズムは毎年のように検索アルゴリズムアップデートを行っているため、検索上位結果も変化している特徴があります。

SEO対策

SEO対策とは、検索エンジン最適化とも呼ばれており、検索順位の上位を狙うことや顧客のコンバージョン率を上げることを目的にしている施策のことを指します。

GoogleがSEO対策の評価基準は、専門性・権威性・信頼性の3つが重要視されています。

メリットは、幅広いユーザーの集客を期待することができ、広告と比較して高い費用対効果を得ることが可能です。

外部対策

外部対策とは、高品質な外部リンクを獲得するために行う施策のことを指します。

従来の検索アルゴリズムの検索順位の評価基準は、外部リンクの量だけが重要視されていましたが、現在では外部リンクの質も重要視されている特徴があります。

基本的には、良質なコンテンツを継続的に作成することによって、幅広いユーザーからのアクセスを得ることができ、結果的に高品質な外部サイトからリンクを獲得することが可能です。

内部対策

内部対策とは、ユーザーや検索エンジンに対して、内容を正しく伝えるために行う施策のことを指します。

具体的に内部対策で行う項目として挙げられるのは、下記の通りです。

  • URLの正規化
  • alt属性を設定する
  • 見出しタグを最適化する
  • XMLサイトマップを利用する
  • パンくずリストを設定する

上記以外にもさまざまな内部対策があり、これからWebコンテンツを作成しようとしている方は、内部対策を行うことは大前提となるため、あらかじめ注意が必要です。

クオリティアップデートへのSEO対策

クオリティアップデートへのSEO対策を把握しておくことで、より効率的に検索上位表示を狙うことが可能です。

ユーザーにとって有益な情報が記載されている

クオリティアップデートはもちろんですが、基本的に検索結果の上位表示を狙うためには、ユーザーにとって有益な情報を記載されていることが重要視されています。

有益な情報が記載されているコンテンツを作成するためには、ユーザーニーズを明確に把握することが重要です。

Googleのサジェスト機能を利用することによって、ニーズがある検索ワードの提案を受けることができるため、ユーザーニーズを把握するツールとして活用することが可能です。

オリジナルコンテンツ

オリジナルコンテンツを作成することによって、検索エンジンからの評価を上げることができ、検索上位を狙いやすくなるメリットが挙げられます。

そもそもオリジナルコンテンツとは、文字通りで他のWebコンテンツには無いオリジナルな要素が含まれているコンテンツのことを指します。

どんなに品質が高いコンテンツを作成しても、検索エンジンからオリジナルコンテンツの評価が低いと検索上位を狙うことが難しくなる、あらかじめ注意が必要です。

ユーザーニーズを満たしている

ユーザーニーズを満たすことによって、SEO対策で有利に働くことができるメリットが挙げられます。

具体的には、下記のニーズに分けることが可能です。

  • 顕在ニーズ
  • 潜在ニーズ

顕在ニーズは、検索ユーザーが求めている欲求が明らかになっている状態で、潜在ニーズはユーザー自身が自覚せずに持っている欲求のことを指します。

それぞれのニーズを把握することによって、よりユーザーが求めている情報発信を行うことができ、ユーザー満足度を向上させることも可能です。

関連リンク

アルゴリズム

コアアルゴリズムアップデート

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