バイクにコーティングが必要か?コーティングするメリットや注意点についても解説

バイクを綺麗に長く乗るには、コーティングすることをおすすめします。
この記事では「バイクにコーティングが必要か?」について紹介します。
他にも「バイクにコーティングするメリット」や「コーティングしたバイクを洗車するときの注意点」についても解説していきます。
ぜひこの記事を参考に、バイクにコーティングが必要かどうか理解を深めてみてください。
バイクにコーティングが必要か?

バイクにコーティングをすることで、光沢が出たり、愛車が汚れても洗車で簡単に落とせるなどメリットが多くあるので、バイクにコーティングした方がいいといえます。
特に、洗車が好きな人や愛車を大切にしている人などには、バイクにコーティングをした方がおすすめです。
しかし、コーティングは施工したら終わりではなくて、洗車などのお手入れも必須になります。
また、コーティングの種類にもよりますが、3~5年で効果が切れてしまうので、定期的にコーティングが必要です。
そのため、洗車をめったにしない人や車が汚れていても気にならないという人には、バイクにコーティングをしなくてもよいといえます。
バイクにコーティングするメリット

バイクにコーティングするメリットについては、以下があります。
- 劣化を防止する
- 美観を維持できる
- メンテナンス時間が短縮される
- 維持コストの削減
- エンジン周りの保護
それぞれのメリットについて解説していきます。
劣化を防止する
バイクにコーディングすることによって、劣化を防止できるメリットがあります。
コーティングの種類によって異なりますが、塗装を保護できたり、撥水効果などが期待できます。
具体的に、バイクを劣化させる要因については、以下があります。
- 泥汚れ
- ホコリ
- 大気中に含まれる黄砂・PM2.5
- 酸性度が高い雨
- 紫外線
上記のように、バイクを屋外に出している場合には外的ダメージを受けるのは避けられないので、コーティングすることをおすすめします。
また、バイクのボディだけではなくて、マフラーやホイールなどの足回りにも施工できるので、泥汚れや水滴なども防ぐことが可能です。
美観を維持できる
バイクにコーティングすることによって、新車同様の美観を維持することにもつながります。
コーティング剤にはガラス系やフッ素、ポリマーなどさまざまな種類があり、仕上がりも変わるので、どのような見た目にしたいかで選ぶことも重要です。
また、コーティングを施工する業者によっても仕上がりも大きく異なるので、依頼する先を選ぶのも重要といえるでしょう。
実際に、新車でバイクを購入したとしても、2年3年と乗り続けていくうちに 光沢感がなくなっていき、徐々に劣化してしまいます。
そのため、美観を維持したいのであれば、定期的にコーティングをおこない、新車のような光沢感を維持しましょう。
メンテナンス時間が短縮される

バイクにコーティングをすることで、表面がツルツルになるので、メンテナンス時間が短縮されるメリットがあります。
コーティングせずに、塗装面がむき出しの状態で汚れが付着してしまうと、表面がでこぼこしているので、汚れが落ちづらくなってしまい、メンテナンスに時間がかかってしまうのも事実です。
また、バイクに乗っておらず、屋根がある環境でも雨や、砂ぼこり、空気中の汚れなどさまざまな要因でバイクは汚れていきます。
そのため、コーティングをすることで、汚れが塗装面に侵食するのを予防することも可能です。
維持コストの削減
バイクにコーティングすることで、汚れが付着するのを防ぐことができるので、洗車回数が減ったり、再塗装などの維持コストの削減につながります。
万が一、汚れが付着したとしても、拭き取るだけで汚れを落とすことができるので、洗車費用もかかりません。
また、コーティングによって、ウォータースポットやイオンデポジットの発生も防ぐことができます。。
そのため、ウォータースポットやイオンデポジットの発生も防ぐことができるので、費用をかけずに美観の維持にもつながります。
エンジン周りの保護
バイクのエンジンやマフラーにコーティングをすることで、傷や汚れなどの劣化を防ぐことにもつながります。
ガラスコーティングであれば、高い耐熱効果があるので、エンジンやマフラーにも施工することが可能です。
実際に、エンジンやマフラーは、車体の下側にあるので泥や砂利で汚れやすく、劣化がしやすいのも事実です。
また、ネイキッドやアメリカンなどはエンジンも外観に大きな影響を与えるので、エンジンがきれいなバイクは、より魅力的なバイクに見せることができます。
このように、コーティングでは、外装と金属パーツの両方をしっかり保護することが可能です。
バイクのコーティングの種類

バイクのコーティングの種類を把握することによって、どのコーティングが自分のバイクに合っているかどうか把握することにもつながります。
具体的に、バイクのコーティングの種類については、以下があります。
- ピュアガラスコーティング
- ガラス系フッ素コーティング
- セラミックコーティング
- ポリマーコーティング
- 撥油系コーティング
それぞれの種類について解説していきます。
ピュアガラスコーティング
バイクのピュアガラスコーティングとは、他のコーティングに比べてトップクラスの硬度や柔軟性が特徴です。
完全無機質のシリカガラスが主成分になっているので、ワンランク上の美しい仕上がりと高い耐久性が期待できます。
ガラス繊維膜が破れない限り、塗装面に傷が入らないので、紫外線や酸性雨などからボディを守ることができます。
さらに、ボディだけでなく、ホイールやマフラーなども加工が可能なので、バイク全体を保護することができます。
ガラス系フッ素コーティング
ガラス系フッ素コーティングは、多くのコーティング剤に使用されています。
特徴については、8〜9Hの硬度を誇る保護膜の形成ができ、ボディに傷がつくことを防げるので、美しいボディを維持することが可能です。
また、効果期間が比較的長く、劣化しづらいというメリットもあります。
専門の業者に依頼すると6~7万ほど費用がかかってしまいますが、メンテナンスする手間を減らすことが期待できます。
セラミックコーティング
セラミックコーティングは、アルカリ性と酸性への耐性を持つコーティング剤のことを指します。
アルカリ性への耐性をもつことによって、ウォッシャー液やカーシャンプーなどの薬品からバイクのボディを守ることができます。
また、細かな傷防止ができる「耐スクラッチ性能」があるので、傷が発生するリスクも減らすことが可能です。
さらに、セラミックコーティング剤の種類によっては、小さな傷であれば自己修復する機能があります。
ポリマーコーティング

ポリマーコーティングとは、ポリマー樹脂を付着させるコーティングです。
ガラスコーティングに比べると、施工費用が安く、比較的施工が簡単な特徴があります。
しかし、効果期間が少し短いというデメリットがあるので、定期的にコーティングをする手間がかかってしまいます。
このように、効果期間が短いデメリットがありますが、他のコーティングよりも施工が簡単なので気軽にメンテナンスがおこなえるので、まずは試しでコーティングしてみたいという人におすすめです。
撥油系コーティング
撥油系コーティングとは、油をはね返す機能を持っているコーティング剤です。
油性汚れが付着しにくくなるので、水垢などを防ぐことができ、メンテナンスが楽になるメリットが挙げられます。
比較的安価で入手することができるので、手軽にコーティングすることも可能です。
自分自身で愛車をコーティングしてみたいという人にもおすすめのコーティング剤といえるでしょう。
バイクにコーティングするなら専門店がおすすめな理由

バイクにコーティングするなら専門店がおすすめな理由については、以下があります。
- セルフだと失敗する可能性がある
- 下地処理が必要
- 密着性が向上する
- アフターフォローが充実している
それぞれの理由について解説していきます。
セルフだと失敗する可能性がある
セルフでコーティングをしてしまうと、失敗してしまうリスクがあるので、バイクにコーティングするのであれば、バイク専門店がおすすめです。
撥油系コーティングやポリマーコーティングであれば、セルフでも比較的簡単に施工可能ですが、ガラスコーティングをセルフで施工してしまうと失敗する可能性が高いです。
ガラスコーティングは硬い被膜が形成されるので、ボディにムラができやすくなるのも事実です。
万が一、ボディにムラができてしまって、リカバーするのは難しいです。
さらに、コーティングが完全に乾燥するまでの約1日は、雨や砂埃などが付着しないように保管する必要があるので、屋外で施工や保管できないとセルフでのコーティングは難しいといえます。
下地処理が必要
セルフでコーティングをする際には、下地処理が必要になるので、コーティングするなら専門店がおすすめです。
コーティングするには、事前にバイクに付着した汚れや水垢を除去したり、コンパウンドや脱脂をしたりするなど、施工前の下地処理が必要になります。
下地処理が不十分な状態でコーティングをしてしまうと、被膜がうまく定着せず、ガラスコーティングの効果が半減してしまうのも事実です。
そのため、コーディングには下地処理にある程度の手間と労力がかかることは覚えておきましょう。
密着性が向上する
専門店でバイクにコーティング依頼することによって、コーティング被膜の密着性を高めることができます。
基本的に、専門店でバイクにコーティングをする際には、水道水で洗車せずに純水設備にて下地処理などの洗車をおこなうので、塗装面に不純物が付着しづらくコーティング被膜の密着性を高めることが可能です。
コーティングの密着性を高めることによって、耐久性が向上します。
また、専門店では、熱乾燥をおこなうので、自然乾燥に比べて寿命や汚れづらさ、輝きの向上が期待できます。
アフターフォローが充実している
専門店でバイクコーティングをおこなうことで、コーティング施工後のアフターフォローが充実しているので、安心してコーティングすることにもつながります。
実際に、どんなによいガラスコーティングを施工したとしても、汚れが固着したり、ガラスコーティングにダメージが加わり傷んでしまうのも事実です。
しかし、メンテナンスを定期的におこなうことでコーティング被膜を常に良好な状態に保つことができます。
そのため、愛車を綺麗な状態に維持するためにも、アフターフォローが充実している専門店でコーティングをした方がいいといえるでしょう。
コーティングしたバイクを洗車するときの注意点

コーティングしたバイクを洗車するときの注意点については、以下があります。
- 水をかけたまま放置しない
- 塗装面をゴシゴシ拭かない
それぞれの注意点について解説していきます。
水をかけたまま放置しない
コーティングしたバイクを洗車する際には、水道水をかけたまま放置しないようにしましょう。
水道水にはカルキや塩素などのミネラルが多く含まれているので、水滴が乾いてしまうと塗装表面にイオンデポジットが付着してしまいます。
一度、イオンデポジットが付着すると洗車では取れなくなってしまうので、洗車する際には必ず拭き上げるように注意しましょう。
またd注意点の1つ目は炎天下で洗車してしまうと、すぐに水滴が乾燥してしまうので、日が当たらない場所もしくは気温が低く曇りの日などに洗車するようにしましょう。
塗装面をゴシゴシ拭かない
コーティングしたバイクを洗車する際には、塗装面をゴシゴシ拭かないように注意しましょう。
コーティングしてあるからといって、塗装面に力を入れてこすってしまうと、塗装面に細かい擦り傷が付着してしまいます。
優しく洗車したとしても摩擦が加わってしまうので、なるべく力を入れず優しく扱うようにしましょう。
バイクにはコーティングをしよう!

今回は、バイクにコーティングをする必要性やコーティングするメリットを紹介しました。
バイクにコーティングをすることで、光沢が出たり、愛車が汚れても洗車で簡単に落とせるなどメリットが多くあるので、バイクにコーティングした方がいいといえます。
また、バイクにコーティングするメリットについては、以下があります。
- 劣化を防止する
- 美観を維持できる
- メンテナンス時間が短縮される
- 維持コストの削減
- エンジン周りの保護
今回の記事を参考にして、バイクにはコーティングをしましょう。