おしゃれなバイク用ヘルメットのおすすめと購入する前に知っておきたいこと

バイク用ヘルメットのもっとも重要な目的は安全にバイクを使用できることです。
ヘルメットにとっておしゃれは必要なことではありませんが、おしゃれに見えるのが嫌な人はいません。
この記事では、おしゃれなバイク用ヘルメットのおすすめと購入前に知っておきたいことについて解説しています。
バイク用ヘルメットの種類と特徴

バイク用のヘルメットにはいくつかの種類があります。
ヘルメットの種類によってその特徴も違います。
ここでは、ヘルメットの種類とその特徴について解説します。
フルフェイスヘルメット
バイク用ヘルメットのなかでも、安全性が高いのがフルフェイスタイプのヘルメットです。
顔全体が覆われている形状なので、防風性にも優れています。
虫の飛来や空気中のゴミから目を保護する役割も果たしてくれます。
種類やデザインも豊富
フルフェイスタイプは、サーキット走行にも使用されています。
長距離ツーリングを楽しみたい方やスピードを出して楽しみたい方にもおすすめです。
種類やデザインも豊富で、幅広い世代やさまざまなバイクのタイプに合わせられるでしょう。
- 顔全体が覆われる形状で最も安全性が高い
- サーキット走行でも使用されている
- 重量が重く、視野が狭いので開放感は劣る
- 防風性が高く、冬場は風を遮るので快適
ジェットヘルメット
ファッション性重視の方は、ジェットヘルメットを中心にチェックするのがおすすめです。
シールドが付いていないタイプが多く、おしゃれでクラシックバイクやアメリカンバイクによく似合います。
シールドが付いているタイプであれば、雨の場合でも快適に走行できます。
視界が広く開放感がある
ジェットヘルメットは、額から顎までがオープンになっているフォルムが多いのが特徴です。
視界が広く、解放感があります。
そのため、長距離ライディングでも快適に走行可能です。
- 視野が広く、開放感がある
- シールドありの場合、走行風が直接顔に当たらない
- かぶったままでも眼鏡の脱着ができる
- 事故の際、覆われていないあごや顔を負傷する危険性がある
システムヘルメット
システムヘルメットとは、顎の部分が可動式のヘルメットのことです。
閉じて使えばフルフェイスのような安全性を確保できます。
一方、オープンして使用すればジェットヘルメットのような解放感を味わえる万能タイプです。
システムヘルメットは人気のあるモデル
使い勝手がよいため、バイカーから人気を集めているモデルです。
ただし、サイズが大きい分、重さがあることを考慮しておく必要があります。
- あごの部分がシールドと一体化している
- 閉めればフルフェイス型、開ければジェット型の両方長所が得られる
- 部品点数が多いため他のタイプより重量が重くなる傾向がある
オフロードヘルメット
オフロードヘルメットとは、山道を走るオフロードに特化したヘルメットです。
安全性もフルフェイス並みの保護性能を備えています。
走行中に跳ねる土や泥、木の枝、石が目の付近に当たるのを防げるよう、バイザーが付いているモデルが多いのが特徴です。
特有の形状をしている
林道からモトクロスまで走るオフロードスタイルは運動量の多いスポーツです。
そのため、呼吸がしやすいように口元が伸びた形状になっています。
- 大きなバイザーやゴーグル装着を前提とした構造
- シールドは付属しないことが多い
- デザインがオフロード走行での使用に特化している
- シールドが付属したタイプもある
- 街乗り使用に配慮したハイブリッドモデルもある
ハーフキャップヘルメット
ハーフキャップヘルメットは街乗りなど、短距離しか走らない方におすすめのタイプです。
軽くて脱着がしやすいので気軽に使えます。
デザインが豊富なほか、リーズナブルな価格のモノも多い傾向にあります。
ハーフキャップのメリット・デメリット
手軽さとコスパが良いのがメリットです。
デメリットは、覆われる部分はほかのヘルメットよりも少ないため安全性に劣る点です。
長距離走行や大型バイクには向かないので、注意しましょう。
- お椀を伏せたような形状
- 本体が軽く開放感がある
- リーズナブルな価格で入手可能
- 覆われる面積が小さく、他のタイプより安全性は低い
デザイン重視な人に選ばれるヘルメットは?

ヘルメットは自分のバイクのタイプや使用するシーンによって適した種類が異なります。
しかし、目的となる安全性が確保できるのであれば、好みも大切にしたいものです。
デザイン性やおしゃれ感を重視する人に人気の高いヘルメットは以下のとおりです。
安全性と広い視野も確保したいならジェットヘルメット
安全性を重視しつつ視界も確保したい場合は、ジェットタイプがぴったりです。
ジェットタイプは額から顎まではオープンで視界が広く、頭頂部や後頭部はしっかり覆ってあるため安全性能が確保できます。
また、開放感があるので息苦しさがありません。
ジェットタイプにはおしゃれなヘルメットが多い
ジェットタイプのヘルメットはおしゃれなデザインの商品が多く、デザイン面でもおすすめできます。
バイクのタイプもオールドルックやアメリカン、原付とどんなタイプに合わせてもバッチリ決まります。
スタイル重視で価格も抑えたいならハーフキャップ
ハーフキャップは、頭の上半分のみを覆うバイク用ヘルメットのことです。
スクーターやアメリカンなど、ワイルドなスタイルによく似合います。
ただ、シールドがないため長距離は不向きです。
風圧から目を守れるようにサングラスやゴーグルを使用しましょう。
ハーフキャップは価格的に購入しやすい
ハーフキャップのヘルメットは、ほかのタイプと比べると安価です。
また、専門メーカー以外からも販売されているので、種類も豊富で購入しやすいのも魅力の1つです。
しかし、PSCマークにより、ハーフキャップは125cc以下での使用が推奨されているので注意してください。
ヘルメットはおしゃれだけじゃなく安全性も重要

ヘルメットを被らずにバイクを運転してはいけません。
また、バイクに乗ることも道路交通法第71条の4での規定により禁止されています。
道路交通法施行規則第9条の5で定められている乗車用のヘルメットの基準は以下のとおりです。
- 左右および上下の視野が十分にとれること。
- 風圧によりひさしが垂れて視野を妨げることのない構造であること。
- 著しく聴力を損ねない構造であること。
- 衝撃吸収性があり、かつ、帽体が耐貫通性を有すること。
- 衝撃により容易に脱げないように固定できるあごひもを有すること。
- 重量が二キログラム以下であること。
- 人体を傷つけるおそれがある構造でないこと
ヘルメットの安全規格とは?
ヘルメットの一番の目的は命を守ることです。
ヘルメットの安全規格について正しい認識をしておきましょう。
安全規格の詳細は以下のとおりです。
SG規格 | 製品安全協会の安全基準を満たしているという証明のマーク 製品の欠陥により怪我を負った場合、対人賠償責任保険が適用 |
JIS規格 | 日本工業規格(JIS)による規格 日本の国家標準を満たした製品につくマーク |
PSCマーク | 国が定める安全基準を満たしているというマーク 国内ではこのマークがないと販売ができない |
SNELL規格(スネル) | スネル記念財団という非営利の団体の安全規格 検査が厳しいため国際的な上位規格 |
Arai規格(アライ) | 日本のメーカー「アライ」による規格 SNELL規格よりも厳しい独自の規格 |
DOT規格(ドット) | アメリカ製ヘルメットの標準規格 アメリカではこのマークがないと販売ができない |
ヘルメットを購入する際に注意すること

ヘルメットを購入する際、見た目だけで決めるのはおすすめできません。
購入前に知っておきたいヘルメット選びで注意するポイントを3つ紹介します。
必ず試着する
バイクに乗る際、ヘルメットは命綱といっても過言ではありません。
頭に合ったヘルメットを購入するためにも、購入前に必ず試着をしましょう。
その際、専門知識を持った店員さんからアドバイスをもらいながら選ぶことができれば尚良いです。
正しい位置でサイズを図る
ヘルメットは頭の外周サイズごとに大きさが設定されています。
眉の上で、額のいちばん張り出した位置から水平に回した長さを測り、自分の頭囲サイズを確認しましょう。
その数字に近い表記サイズのヘルメットを試着してみましょう。
さまざまなタイプやサイズを試着して、適切なフィッテイングであるかどうかを確認して購入することをおすすめします。
十分にチェックしてから決める
ちょうど良いとされるサイズのヘルメットは若干きつめに感じられます。
被っているうちに頭が痛くなるといった場合には、着脱式の内装部品を交換するなど調整できるか確認しましょう。
その他、以下の点も確認しておきたいポイントです。
- あご紐もしっかり締めてフィット感を確認する
- 留め金が自分でしっかり締められるか
- メガネが干渉したりゆがんだりしないか
ヘルメットの寿命を知っておく

SGマークの有効期限がヘルメット購入後3年と設定されていることから、大手メーカーでは3年を目安にヘルメットの買い替えを推奨しています。
しかし、ヘルメットの寿命は、使用状態や保管方法、使用中に受けた衝撃などの影響により大きく左右されるため、一概に年数でははかれません。
ヘルメットの寿命を見極めるポイントについて、ヘルメットの構造を大きく「外装」「衝撃吸収ライナー」「内装」の3つに分けて解説します。
外装
ヘルメットの外装の劣化は見た目でも判断しやすいです。
新品であっても転倒などによって強い衝撃を一度でも受けた場合は使用を中止しましょう。
その後も使用が可能かどうか、ヘルメットの寿命が判断つかない場合は自己判断せず、販売店などで正しく機能しているかを確認してもらってください。
衝撃吸収ライナー
衝撃吸収ライナーは、ヘルメットに衝撃が加わるたびに負担を受けています。
特に、走行時に転倒して衝撃を受けた場合は、見た目に変化がなくてもすでに「衝撃吸収ライナー」がつぶれている場合が多いです。
つぶれた状態では、安全性能がすでに低下している状態なので使用を中止しましょう。
内装
ヘルメットの内装は、頭部とヘルメットを固定する役割があります。
肌に直接触れる部分であるため吸水性に優れた素材が使われています。
使用していなくても素材の経年変化を防ぐことはできないため、時間の経過とともに寿命は低下していきます。
おすすめのおしゃれなヘルメット

どのタイプのヘルメットを選ぶのかは、用途や好みによって異なります。
2りんかんで購入できるおすすめのおしゃれなヘルメットを紹介します。
- おすすめのフルフェイス
- おすすめのジェットヘルメット
- おすすめの新モデルヘルメット
- 女子におすすめのヘルメット
おすすめのフルフェイス

おすすめのフルフェイスヘルメットは、アストロ史上最高の被り心地という「ARAI HELMET ASTRO-GX」です。
頭を護るためのプロテクション性能を固守し、安全性を極めつつ、さらなる快適性と機能性を追求しています。
ツーリングユースをメインとして設計され、長時間でも被り疲れにくい、頭全体を包み込むフィット感が特徴です。
概要
- 規格:スネル・JIS
- 帽体:PB-clc2
- 内装:ハイフィッティング・アジャスタブル・FCS内装
- 規格サイズ:(54)(55-56)(57-58)(59-60)(61-62)
- シールド:VAS-V MVシールド(クリアー)
- 価格:57,200円(税込)
おすすめのジェットヘルメット

おすすめのジェットヘルメットは「パーソナルジェット3」です。
通勤や通学などの日常使いでの快適さを追求して作られています。
カラーバリエーションも豊富でコスパもよく、男女問わず幅広い年代におすすめです。
パーソナルジェット3の特徴
- 朝夕の日差し強い時間帯でも安心の99%紫外線をカット
- チークパッドがフリーで動くので脱着が簡単
- フェイスラインにそってジャストフィットする形状
- あごひものワンタッチバックルが標準装備
- SGマーク全排気量対応
概要
- 商品名:PERSONAL JET3 (パーソナルジェット3)
- 品番 :MH52-202-A2305
- カラー:5COLOR
- サイズ:FREE SIZE(58〜59cm)
- 規格 :SG規格適合/全排気量対応
- 販売価格:6,980円(税込) ※別途オプション:シールドラインナップ
おすすめの新モデルヘルメット

これから販売になるおすすめの新モデルは、バイザーホック付きモデルの「J・O+(ジェイ・オー プラス)」です。
「J・O+(ジェイ・オー プラス)」は、クラシカルなシェイプのオープンフェイスヘルメットながらも妥協なく安全性能を備えた「J・O(ジェイ・オー)」に、バイザーホックを装備したモデルです。
J・O(ジェイ・オー)の特徴
- 真鍮色のホックがアクセントのお洒落な外観
- 別売りの『V-480バイザー』を取り付ければクロスオーバースタイルになる
- 5色のモダンなカラーラインナップ
概要
- 2024年6月発売予定です。
- 販売価格:47,300円(税込)
- サイズ :S/M/L/XL/XXL
女子におすすめのヘルメット

女子におすすめのヘルメットは嬉しいこだわりがいっぱいの「コッペ2」とスモールサイズの「ラ・コッペ」です。
日差しの強い日や、車通りの多い道路でも有害な紫外線を99%カットするシールドが標準装備されています。
そのため、紫外線やほこり、排気ガスからお肌を守ってくれるので安心しておでかけできます。
女子にうれしいこだわりポイント
- 内側にファンデーションの目立ちにくいベージュ系生地を採用
- 外側は小顔効果が期待できるブラックメッシュ
- チークパッドはメガネスリットを採用
- あごひもはワンタッチバックルで脱着が簡単
●コッペ2はカラーバリエーションが豊富
- MOTOR HEAD RIDERS / COUPE2
- 品番 :MH52-202-A2301
- サイズ:LADYS FREE(57〜58cm)
- 規格 :SG規格/全排気量対応
- 販売価格:8,980円(税込)
●ラ・コッペはコッペ2より小さめヘルメット
- MOTOR HEAD RIDERS / LA•COUPE
- 品番 :MH52-202-A2302
- サイズ:Sサイズ(55〜56cm)
- 規格 :SG規格/全排気量対応
- 販売価格:8,980円(税込)
お気に入りのおしゃれなヘルメットでバイクを楽しもう

お気に入りのヘルメットを購入する前に知っておきたいヘルメットの選び方や寿命、安全基準について紹介しました。
2りんかんには、おすすめのヘルメット以外にもおしゃれなヘルメットがたくさんあります。
使用シーンに合った好みのヘルメットを見つけて、安心安全なバイクライフを楽しんでください。