安全性に優れたバイク用ヘルメットのおすすめランキング!種類とそれぞれのメリット・デメリットも解説

これからバイクに乗ろうと考えている人で、どんなヘルメットを選べば良いかお悩みの方は多いのではないでしょうか。
バイク用ヘルメットには様々な種類がありますが、安心してバイクに乗るためには、安全性を考慮してヘルメットを選ぶことが重要です。
ここでは、安全性に優れたおすすめのバイク用ヘルメットをご紹介します。
また、ヘルメットの種類やそれぞれのメリット・デメリットについても詳しく解説しますので、どのヘルメットが自分にとって最良か、考えてみましょう。
バイク用ヘルメット種類

バイクのヘルメットには、様々な形状なものがあり、機能性や安全性を考慮しながら最適なヘルメットを選ぶと良いでしょう。
主なバイク用ヘルメットの種類は以下5つです。
- フルフェイスヘルメット
- ジェットヘルメット
- システムヘルメット
- オフロードヘルメット
- ハーフキャップヘルメット
それぞれの特徴やメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。
フルフェイスヘルメット

フルフェイスヘルメットは、顔から頭全体を覆うタイプのヘルメットです。
バイクの走行中に転倒してしまうと、頭だけではなく顔面を擦ったり打ったりすることもありますが、フルフェイスのヘルメットであれば、頭全体を守ってくれます。
安全性・防御性においては他のヘルメットの種類よりも優れているでしょう。
フルフェイスヘルメットのメリット
フルフェイスヘルメットの主なメリットは以下の通りです。
- 安全性が高い
- 空気抵抗が少ない
- 防風性が高い
- 防寒性が高い
- 虫の衝突をガードできる
フルフェイスヘルメットの最大のメリットは、頭全体を覆うため、他のヘルメットの種類よりも安全性が高い点です。
万が一、事故に遭っても側頭部や後頭部をしっかり保護されるため、怪我によるダメージを軽減できるでしょう。
フルフェイスヘルメットのデメリット
フルフェイスヘルメットには、以下のデメリットもあります。
- 視界が狭くなる
- ヘルメットの内側に触れにくい
- 夏場は不快感がある
- メガネとの相性が悪い
- 装着するのに手間がかかる
安全性が高いことで知られるフルフェイスヘルメットですが、夏場は蒸れやすかったり、視界が狭かったりといった、マイナス面もあります。
しかし、近年では通気性やベンチレーション構造にこだわったタイプもありますので、安全性を考慮しつつ快適な走行を求めている方は、探してみましょう。
ジェットヘルメット

ジェットヘルメットは、頭や耳、頬の部分まで保護してくれるヘルメットです。
頭部全体を覆うフルフェイスヘルメットに対し、ジェットヘルメットは基本的に、顎(チン)の部分は保護されません。
また、ジェットヘルメットには様々な種類があり、上下に開催できるシールドが付いたタイプや、ヘルメット内の空気を循環させるベンチレーション機能を備えたタイプなどがあります。
ジェットヘルメットのメリット
ジェットヘルメットの主なメリットは以下の通りです。
- 視界が広い
- 軽い
- メガネを装着したまま走行しやすい
- 飲食や会話がしやすい
- シールドの選択肢が広い
- デザイン性に優れる
ジェットヘルメットは比較的軽量で圧迫感を感じづらいです。
チンガードがなく口元が露出しているため、ヘルメットを装着したままでも会話や飲食ができます。
通気性にも優れるため、夏場でも快適に走行できるでしょう。
ジェットヘルメットのデメリット
ジェットヘルメットはデザイン性にも優れ、様々なバイクと相性が良いですが、以下のデメリットがあります。
- フルフェイスタイプよりも安全性が劣る
- 冬場は寒い
口元が露出しているため、通気性は良いものの、防護性は低くなります。
転倒による怪我のリスクが高くなり、雨やホコリ、虫などが侵入しやすくなってしまいます。
さらに、風の気候の影響も受けやすいため、冬場は寒さ対策が必要です。
システムヘルメット

システムヘルメットは、チンガードが可動するヘルメットです。
チンガードを閉じたままだとフルフェイスヘルメットとして装着でき、チンガードを開けるとジェットヘルメットとして使用できます。
両者のメリット両立させているため、安全性と利便性を兼ね備えたヘルメットだと言えるでしょう。
システムヘルメットのメリット
システムヘルメットは以下のメリットがあります。
- 利便性と安全性を両立している
- 飲食や会話の際脱着の手間が省ける
- 眼鏡の脱着がしやすい
システムヘルメットは、フルフェイスタイプの安全性に加え、ジェットタイプの開放感など、両方の良いところを備えているヘルメットです。
システムヘルメットのデメリット
システムヘルメットは以下の点に注意が必要です。
- フルフェイスタイプよりも密閉性に劣る
- 重量がある
- 帽体が大きくなる場合がある
システムヘルメットは構造上、帽体部分とチンガードが分離しています。
そのため、密着性はフルフェイスヘルメットよりも劣り、強度が弱いです。
それでも、顎の部分が守られないジェットタイプよりは安全性に優れているといえます。
オフロードヘルメット

オフロードヘルメットは、山道などの荒れた道を安全に走るために開発されたヘルメットで、呼吸しやすいようチンガードが伸びているのが特徴です。
また、オフロードヘルメットは日差しや砂、ホコリ、泥などを回避するため、バイザーも付いています。
荒れた道をバイクで走行すると運動量が多くなるため、オンロード用のヘルメットでは息苦しさを感じる場合もありますが、オフロードヘルメットがあるおかげでオフロードを快適に走行することが可能です。
オフロードヘルメットのメリット
オフロードヘルメットのの主なメリットは以下の通りです。
- 軽い
- 視界が広い
- 脱着がしやすい
- オフロード走行に強い
オフロードヘルメットは、砂利道の走行やモトクロスなど激しい走りを想定して作られているため、取り扱いがしやすく、オフロード走行の安全性に特化した作りとなっています。
オフロードヘルメットのデメリット
オフロードヘルメットのには以下のデメリットがあります。
- オンロードツーリングに適さない
- 大きさがある
オフロード走行に適したヘルメットですが、チンガードが前方に出ている分、大きめの作りになっています。
また、一般的にオフロードヘルメットは空気抵抗が激しく、オンロードツーリングには適さない場合があるので注意が必要です。
ハーフヘルメット

ハーフヘルメットは、ヘルメットの中でも価格が安く、小型で軽量なのが特徴のハーフ型のヘルメットで、ほかに「半キャップ」「半ヘル」などと呼ばれます。
推奨されているのが125cc以下のバイクですが、大型車にハーフヘルメットを装着していても、道路交通法違反とはなりません。
手軽に装着できる点が魅力ですが、頭部全体を十分に保護することはできず、転倒時に怪我をするリスクが高くなります。
ハーフヘルメットのメリット
ハーフヘルメットの主なメリットは以下の通りです。
- 脱着がしやすい
- 軽く収納がしやすい
- 価格が安い
- 開放感がある
軽量でコンパクトなハーフヘルメットは、持ち運びがしやすく、開放感があります。
また、価格も他のタイプのヘルメットと比べて安く、手に入れやすい点がメリットです。
ハーフヘルメットのデメリット
ハーフヘルメットは以下のデメリットがあるため、購入を検討している方は注意が必要です。
- 帽体が小さくフィット感が弱い
- 安全性に劣る
小さくて軽く、取り扱いが楽なハーフヘルメットですが、原付バイク向けに設計されているものが多く、強度や安全性においては他のタイプよりも劣ります。
転倒時の怪我のリスクも高くなるため、安全面を考慮するのであれば、たとえ短距離の走行であっても頭部全体をしっかり守れるヘルメットを選ぶのがおすすめです。
安全に優れたおすすめのバイクヘルメットランキング

バイク走行時の安全性を確保するなら、転倒の際に衝撃から頭や顎周り、顔を守る重要な役割を持っているフルフェイスヘルメットがおすすめです。
フルフェイスヘルメットなら、高速走行時の風の影響も抑え運転に集中できます。
ここでは、安全性の高いおすすめのフルフェイスヘルメットを5つご紹介します。
- AEROTECH5|MOTORHEAD
- ASTRO-GX|ARAI
- THRASH|MOTORHEAD
- GT-Air3|SHOEI
- G-FORCE-SS|WINS JAPAN
AEROTECH5|MOTORHEAD

:
AEROTECH5 は、2りんかんオリジナルブランド「MOTORHEAD(モーターヘッド)」が提供する、国内基準SG規格をクリアしているフルフェイスヘルメットです。
本体にはABS樹脂を採用し、独自の配合で軽く強い帽体を実現しています。
別売りのシールドで自分好みにカスタマイズできる、コストパフォーマンスに優れたヘルメットです。
ASTRO-GX|ARAI

ASTRO-GXは、「頭を護る」プロテクション性能を守りながら、さらなる快適性と機能性を追求した、人気のフルフェイスヘルメットです。
フィット感に優れ、脱着もしやすいため、ヘルメット装着に不快感を感じさせないよう工夫されています。
THRASH|MOTORHEAD

THRASHは、スタイリッシュな帽体が特徴の、2りんかんオリジナルブランド「MOTORHEAD」が提供するフルフェイスヘルメットです。
トップやフロントにエアインテーク装備をしており、風をコントロールします。
また、着脱式内装パッドで手軽にお手入れができる点もメリットです。
GT-Air3|SHOEI

GT-Air3は、スポーティーで様々なスタイリングにマッチするデザインが特徴のフルフェイスヘルメットです。
強靭なガラス繊維と有機繊維の複合積層構造をもとに、高い弾性性能を持つ高性能有機繊維をプラスした、軽量ながらも剛性弾性に優れる高性能なシェル構造をしています。
これにより、ライディングにおけるあらゆる環境下でも高い品質と性能を発揮する最新ヘルメットです。
G-FORCE-SS|WINS JAPAN

軽くて強いヘルメットを作るために素材や製法にこだわり、繊維素材にあらかじめ樹脂を浸透させた熱硬化性プリプレグ繊維シートを採用したフルフェイスヘルメットです。
また、耐衝撃性と分散性に優れたドライバーシェルで、転倒時などによる衝撃を受けても、シェル全体で衝撃を分散し、ダメージを軽減させてくれます。
ヘルメットを安全に使うための注意点

ヘルメットには様々な種類があり、安全性や機能性に注目して自分に合ったものを選ぶことが大切です。
しかし、どんなに性能が良いヘルメットを購入したとしても、使い方が悪ければヘルメットの良さを発揮できず、バイク事故で命に関わる怪我を負う恐れもあります。
ここでは、ヘルメットを安全に使用するために注意すべきポイントをご紹介します。
自分のサイズに合ったヘルメットを選ぶ
バイク事故で命を守るためには、適切なサイズのヘルメットを選ぶことが重要です。
サイズが合っていないヘルメットを装着していると、事故などの衝撃によってヘルメットが脱落してしまう恐れがあります。
そのため、自分の頭のサイズを測り、その数値をもとに、各メーカーのサイズ表から自分に合ったサイズを探すと良いでしょう。
バイクショップで実際に装着して確かめてみるのもおすすめです。
古いヘルメットは買い替える
ヘルメットにも耐用年数や寿命があり、一度購入すれば永久に使えるものではありません。
国産のバイク用ヘルメットメーカーの多くが提示しているヘルメットの寿命は3年程度です。
3年経ったらすぐに使えなくなるわけではなく、強い衝撃を受けていなければ5年以上持つケースが多いですが、ヘルメット内部の衝撃緩衝材の劣化も進むため、古くなったヘルメットは新しいものに交換するのがおすすめです。
自分にベストなヘルメットを装着して安全にバイクを楽しもう

バイクに乗ると、転倒や衝突の危険性があるため、そのような場面で頭部を守ってくれるヘルメットは、必要不可欠なものです。
バイクのヘルメットはデザイン性や快適かどうかも大切ですが、安全性や機能性重視で選ぶことが自身の身を守るために重要なポイントとなります。
顔から頭全体を覆うフルフェイスヘルメットが、安全性を考慮するとおすすめですが、フルフェイスタイプにも様々な種類がありますので、この記事を参考に、活用シーンやバイクに合わせて最適なヘルメットを選びましょう。