ExpressVPNはやばい?危険?VPNが必要な理由とは

ExpressVPNは、イギリス領ヴァージン諸島に本社を置くExpress Technologies Ltd.が運営しているVPNサービスです。
VPNはインターネットのセキュリティを高めるものとして世界で認知されていますが、日本では認知度・普及率ともにまだまだ低いのが現状です。
このような知識不足が理由からか「ExpressVPNはやばい」という誤解が生まれてしまっているようです。
ExpressVPNはやばいのか?ExpressVPNがなぜ必要なのか?という点について、考えていきましょう。
【結論】ExpressVPNはおすすめ
VPNサービスはいくつかありますが、その中でもExpressVPNはおすすめです。
「ExpressVPNはどんなVPNサービスなのか」「何がおすすめポイントなのか」をお伝えします。
ExpressVPNの基本的な情報はこちらです。
1ヶ月契約 | 12.95$ (1,813円) |
6ヶ月契約/月 | 9.99$ (1,398円) |
12ヶ月契約/月 | 8.32$ (1,164円) |
通信速度 | 高速 |
セキュリティ強度 | 強い |
サーバー数 | 105ヶ国3,000台以上 |
同時接続台数 | 8台 |
サポート体制 | 24時間365日 |
日本語対応 | 可能 (翻訳機能により) |
ノーログポリシー | あり |
返金保証 | 30日間返金保証 |
※1$=140円で計算したもの
ExpressVPNがおすすめの理由について、以下の点について詳しくご説明します。
- 通信速度が速い
- セキュリティが強い
- 匿名性が高い
- キルスイッチでプライバシーを保護
- アプリが使いやすい
- サーバー数・設置国数が多い
- 対応デバイスが多い
- フリーWi-Fiでもプライバシーを保護できる
- 日本でもサポート体制が充実している
- 30日間返金保証がある
通信速度が速い
世界中にサーバーが設置されているExpressVPNは、
どこの国からアクセスしても通信速度が速いと評価されています。
通信速度は業界トップレベルで、動画の視聴やオンラインゲームなども快適に使用できます。
ExpressVPNは、通信における通信速度の上限を表す
帯域幅が無制限なので、通信速度が高速になります。
セキュリティが強い
ExpressVPNは「AES-256」という暗号技術を用いており、セキュリティが強いのが大きな特徴です。
米国政府やセキュリティの専門家が使用している暗号化規格で、ユーザーとインターネットの間に安全なトンネルが構築されています。
参照:ExpressVPN|強力なVPN暗号化とセキュリティの説明
匿名性が高い
ExpressVPNはノーログポリシーを宣言しており、インターネットトラフィックやVPN接続を一切記録しないとされています。
ノーログポリシーを宣言していないと、IPアドレスやデータ通信量、閲覧履歴やダウンロードファイルといった記録が第三者に知られてしまう危険があります。
セキュリティが強固でノーログポリシーがあるので、ExpressVPNを安心して利用できます。
無料VPNに接続するという方法もありますが、セキュリティ面を比較するとどちらを選択すべきかは一目瞭然です。
キルスイッチでプライバシーを保護
VPNのキルスイッチとは、VPN接続が何らかの理由で切断されてしまった場合にインターネットアクセスを自動的にブロックする機能です。
VPNが切断された状態でインターネットにアクセスすると、IPアドレスデータが公開されてしまうためです。
VPN接続が復元されるまですべてのオンラインアクティビティをブロックしますので、常に安全な環境でインターネットに接続できます。
アプリが使いやすい
ExpressVPNはアプリをダウンロードして使用しますが、そのアプリの操作方法が簡単なのもおすすめ理由のひとつです。
オン/オフを切り替えると画面のカラーが切り替わり、一目で接続されている状態なのか否かを確認できます。
海外企業のサービスなので「日本人でも直感的に使いやすいのか」という部分に不安を感じる方がいるかもしれません。
しかしExpressVPNであれば、機械の設定関連の作業が苦手という女性でも簡単に利用できるでしょう。
サーバー数・設置国数が多い
ExpressVPNは世界105ヶ国にサーバーが設置されており、世界中からアクセスできます。
世界中の動画配信サービスを利用できますので、Netflixなどで海外限定動画を視聴したいという方におすすめです。
海外でしか配信されていないスポーツの試合を視聴したいという方にも向いています。
場所を選ばず安全にインターネットに接続できるようになるので、海外に生活の拠点があって日本と行き来する方、海外出張が多い方などにもおすすめです。
対応デバイスが多い
ExpressVPNは、一つのアカウントで8台まで同時接続できます。
パソコンやスマホ、タブレットはもちろん、テレビやゲームなどインターネットに接続するものにExpressVPNを入れておきましょう。
また家族で合わせて8台分ExpressVPNに接続するという使い方もできます。
フリーWi-Fiでもプライバシーを保護できる
街中でフリーwi-fiを自由に利用できる施設が増えていますが、セキュリティが気になるという方が多いでしょう。
ExpressVPNを使えば、フリーwi-fiでインターネットに接続したとしてもプライバシーを保護できます。
駅やコンビニなどでフリーwi-fiによく接続するという場合は、ExpressVPNにより通信の盗聴や傍受などのリスクを軽減できるようになります。
日本でもサポート体制が充実している
ExpressVPNは24時間365日、ライブチャットでのサポートが受けられます。
トラブルが起きた時には、深夜や早朝、または祝日であったとしても変わらずサポート体制が整っています。
イギリス領ヴァージン諸島に本社を置く企業ですが、
翻訳機能により日本語でやり取りができます。
ExpressVPNのサポートはレスポンスが早く、英語に自信がない方であっても安心してサポートを利用できます。
30日間返金保証がある
VPNサービスはいろいろあるので、本当にExpressVPNを選ぶべきか迷っている方がいるかもしれません。
12ヶ月契約というように長期契約した方が割安になるのはわかるけど、いきなり長期契約をするのは抵抗があると感じるかもしれません。
ExpressVPNは30日間返金保証がありますので、満足できなければ返金してくれます。
初めてのVPNを選ぶ際にこのような返金保証があると、安心して試せるのでおすすめです。
ExpressVPNがやばい!
ExpressVPNはセキュリティが強く安心して利用できるVPNですが、「やばい!」と表現される場合があります。
ExpressVPNの何がやばいのか?やばいと言われてしまう理由について考えてみましょう。
- 「あなたのIPアドレスは公開されています」
- ExpressVPNが勝手にインストールされている
- ExpressVPNは違法なの?
「あなたのIPアドレスは公開されています」
パソコンなどを利用していて、ExpressVPNというサービスからの「あなたのIPアドレスは公開されています」という表示に驚いた経験がある方もいるかもしれません。
このような警告メッセージを受け取ると、誰もが驚いてしまいます。
しかしインターネットに接続していればIPアドレスが公開されているのは当然なので、危険を感じる必要はありません。
IPアドレスとは「111.222.0.0」というように8桁の数字で表現されるものであり、公開されただけで個人情報が漏洩したという意味ではありません。
これはExpressVPNの広告の文言であり、危険な状態ではないので安心してください。
IPアドレスを保護したい
とはいえ、このような警告文は気持ちの良いものではないかもしれません。
確かにIPアドレスは、個人情報保護法で「個人関連情報」として取り扱われるものではあります。
IPアドレスを保護したいと考えるのであれば、ExpressVPNの利用がおすすめです。
ExpressVPNが勝手にインストールされている
新しいパソコンを購入した際に、ExpressVPNが勝手にインストールされているという状況があるようです。
HP製のパソコンやDynabookなどでプリインストールされており、不快な気持ちになる方もいるかもしれません。
近年のリモートワークの普及などの背景があり、全世界でVPN利用者が急増しています。
ExpressVPNが企業と積極的な提携を行った戦略の結果、このようにプリインストールされているという状況になっています。
ExpressVPNのアンインストール
この場合、あくまでもプリインストールされているだけで、料金はかかっていません。
不要であると感じる場合は、アンインストールしてもいいでしょう。
しかしVPNを利用していないという方は、これを機にVPNを検討してもいいでしょう。
ExpressVPN以外のVPNも比較して、納得できるものを選ぶと気持ちよく利用できます。
ExpressVPNは違法なの?
このような強引な広告を目にすると、「ExpressVPNは違法なのか」と心配される方がいます。
VPNサービスはExpressVPN以外のものも多くありますが、これらは違法ではありません。
VPNを違法・犯罪行為に使用すれば、その行為は違法となります。
VPNを使用する国の規制や法律が関係しており、中国やロシア、ベラルーシではVPNが規制されています。
日本でVPNは合法で、犯罪に使用しなければ自由に利用できます。
ExpressVPNのデメリット
ExpressVPNのメリットの部分はすでにお伝えした通りですが、以下のようなデメリットもあります。
デメリットの部分も正しく理解し、ExpressVPNを選ぶべきかを考えてみましょう。
- 料金が高い
- 2年プランがない
- 中国から接続しにくい時がある
料金が高い
ExpressVPNは他社VPNサービスと比較すると、料金が高めです。
「最も安いVPNサービスを選びたい」「安さ重視」という方には、不向きなVPNであるといえるでしょう。
しかし料金だけでなく、サービス内容もしっかりと比較する必要があります。
VPNを使う目的はセキュリティの強化であるという方が多いでしょうから、セキュリティの強固なVPNサービスを選ぶべきです。
2年プランがない
ExpressVPNの料金プランは、1ヶ月/6ヶ月/12ヶ月となっています。
他社VPNサービスの料金プランを見ると、2年契約ができるものもあります。
長く契約すれば割安で利用できるようになっていますので、ExpressVPNでも2年契約ができるとより割安にサービスが利用できるようになると期待できます。
もしかしたら将来的には2年プランが誕生するかもしれませんが、現状としては残念ながら2年契約はできません。
中国から接続しにくい時がある
ExpressVPN利用者の口コミを見ていると、中国から繋がりにくいという内容のものがあります。
ExpressVPNは世界105ヶ国にサーバーが設置されていますが、中国にはサーバーがありません。
中国から繋がりにくいのは政治的理由があり、規制が厳しくなっているからであると考えられます。
タイミングによっては繋がる時もあるようですが、中国で利用する予定がある方は利用可能なVPNについて調べておいた方がいいかもしれません。
ExpressVPNは必要か
「ExpressVPNが最初からパソコンにプリインストールされている」「警告文のような広告がでてきてやばい!」という声もあるようですが、ExpressVPNは違法でもなければ、悪質なものでもありません。
VPNサービスのひとつであり、世界中で安全にインターネットを使用するためのひとつの選択肢にすぎません。
絶対に使わなければいけないものではありませんし、他のVPNサービスの方が魅力的であればそちらを選んでもいいでしょう。
ただしお伝えした通り、VPNサービスの内容をしっかりと比較するべきです。
セキュリティやプライバシーの保護という点を第一に考えた時、おすすめできるのがExpressVPNとなります。
利用目的に応じて、ご自身に合うVPNサービスを選んでください。