離乳食作りの時短になる!おすすめの調理家電と選び方のポイントを紹介

育児でパパとママが頭を悩ませてしまうものに、離乳食作りがあります。

赤ちゃんの成長に合わせた離乳食つくりをしなければなりませんが、大人と同じような食事にはできないため、食材を細かく刻んだり、すりつぶしたりと様々な調理工程が必要で、想像手間や時間がかかってしまい、負担に感じる人も少なくありません。

そのような方は、離乳食作りが楽になる調理家電を使って時短してみてはいかがでしょうか。

本記事では、離乳食作りにおすすめの調理家電と選び方のポイントについて解説します。

また、成長に合わせた離乳食の進め方についても紹介していきますので、これから赤ちゃんを迎え入れる予定の方や、そろそろ離乳食を始めようと考えている方は、ぜひこの記事を参考に、ご家庭に合った調理家電を取り入れていただけたら幸いです。

赤ちゃんの成長に欠かせない離乳食

離乳食の必要性

離乳食は、これまで母乳やミルクを飲んで育ってきた赤ちゃんが、それ以外にの食事からも栄養を取り入れて幼児食へ移行する過程をいいます。

赤ちゃんが成長するには多くの栄養源を必要としますが、母乳やミルクだけでは不十分となるため、その栄養を補うために離乳食を取り入れる必要があるのです。

離乳食では食べ物を噛み潰したり、飲み込んだりできるよう練習し、食事の楽しさを育む役割もあります。

離乳食はいつからいつまで?

離乳食は一般的に、生後5〜6ヶ月頃から1歳6ヶ月頃まで与えます。

ただし、お子さんによって成長の速度は違うため、離乳食を始める時期の目安として、以下のサインが現れたら開始してみると良いでしょう。

  • 首のすわりがしっかりしている
  • 大人が食事をしていると自分も食べたそうにしている
  • スプーンなどを口に入れても舌で押し出すことが少なくなる。

このように、赤ちゃんが食事に対して興味を持ち始めたら離乳食を始めてみてください

離乳食の進め方

離乳食の進め方

母乳やミルクなどの液体で栄養をとってきた赤ちゃんが、固形物での栄養補給に慣れるよう、少しずつ食事の形態を変えていく必要があります。

離乳食の進め方の目安を説明します。

ただし、個人差があるため、お子さんのペースに合わせて焦らず進めていきましょう。

離乳初期(生後5~6ヶ月頃)

ゴックン期ともいい、赤ちゃんの機嫌の良いときに離乳食を1日1回1さじから始めます。

母乳やミルクは飲みたいときにだけ与え、離乳食は赤ちゃんの様子を見ながら少しずつ量を増やしていきましょう

スケジュール1〜2回食
調理形態なめらかにすりつぶした状態
目安量まずはつぶしがゆから始めていく。
その後はすりつぶした野菜を試してみる。
慣れてきたらつぶした豆腐・白身魚・卵黄等を試してみる。

離乳中期(生後7~8ヶ月頃)

離乳中期はモグモグ期ともいわれ、赤ちゃんが様々な舌触りや味に慣れてくる頃です。

そのため、食品の種類を徐々に増やしていきましょう。

スケジュール2回食
調理形態舌でつぶせる硬さ
目安量穀物:全がゆ50〜80g 
野菜・果物:20〜30g 
魚:10〜15g 
または肉:10〜15g 
または豆腐:30〜40g 
または卵:卵黄1~全卵1/3 
または乳製品:50〜70g

離乳後期(生後9~11ヶ月頃)

離乳後期のカミカミ期は、離乳後期になると食事のリズムができてくるので、1日3回食に進めていきましょう。

また、食事の硬さや味付けなどにも好みが出てきます。

スケジュール3回食
調理形態歯ぐきでつぶせる硬さ
目安量穀物:全がゆ90〜軟飯80
野菜・果物30〜40g 
魚:15g または肉15g 
または豆腐45g 
または卵:全卵1/2
または乳製品80g

離乳完了期(1歳~1歳6ヶ月頃)

離乳食完了期のパクパク期は、1日3回の食事のリズムを大切にしながら、生活リズムを整える時期です。

手づかみ食べで自分で食べる楽しさを覚えてもらいます。

成長に伴い、必要な栄養量が増えますが、一度にたくさんは食べられないので、1日1〜2回程度のおやつを与えましょう。

スケジュール3回食
調理形態歯ぐきで噛める硬さ
目安量穀物:軟飯90〜ご飯80 
野菜・果物40〜50g 
魚:15〜20g 
または肉15〜20g 
または豆腐50〜55g 
または卵:全卵1/2〜2/3
または乳製品100g

離乳食作りにおすすめの調理家電

離乳食作りには家電を活用するのがおすすめ

離乳食を作るには、食材の細かいカットや潰す、混ぜるなどの作業が必要で、想像以上に時間がかかってしまうものです。

家事や育児の手間を減らすためには、離乳食調理に役立つグッズを活用すると良いでしょう。

ここでは、離乳食調理の時短になる調理家電とおすすめの商品を紹介していきます。

ブレンダー

離乳食で特に大変だと感じるのは、離乳初期のペースト状にすりつぶす作業です。

食材を茹でたあと、なめらかにすりつぶした状態にするには大変な手間や時間がかかるため、育児や家事をこなすうえで、毎日調理するのは大きなストレスにもなります。

ブレンダーは食材を細かく切り刻んだり、撹拌させたりする家電で、こうした離乳食作りの時短にもなるのでおすすめです。

一般的なブレンダーは片手で持ち運ぶことができ、刻む、混ぜる、つぶす、泡立てるなど、様々な用途で使えます。

人気ブレンダー①マルチクイック5 MQ535GY|ブラウン

マルチクイック5 MQ535GY
引用:Amazon

ブレンダー装着時が約720gという軽量設計のハンドブレンダーです。

持ちやすく滑りにくいので、パワーを大きくしても手元に負担なく使えます。

独自設計のブレンダーの回転刃カバーが飛び散りを防止してくれ、スピード調整ボタンは片手で切り替えが行えるため、調理を中断せずに使える点もメリットです。

メーカーブラウン
サイズ高さ380×幅70×奥行70mm
重量720g
最大回転数13,000回/分

人気ブレンダー②ハンドブレンダー MX-S302|パナソニック

ハンドブレンダー MX-S302
引用:Amazon

パナソニックが販売する、ムラなくなめらかに仕上がる4枚刃のハンドブレンダーです。

野菜や果物をサブブレードでかき混ぜつつ、ストレートブレードで食材の繊維質をしっかり細かくカットしながら攪拌します。

また、チョッパーや泡だて器のアタッチメント付きで、混ぜる、つぶす以外にみじん切りから泡だてまで1台で完結する点も人気の理由です。

メーカーパナソニック
サイズ高さ410×幅64×奥行71mm
重量900g
連続稼働時間1分

フードプロセッサー

フードプロセッサーは、食材を細かく刻んだりこねたりするのに適したアイテムです。

食材の形をなくしてすりつぶすブレンダーとは違い、食材の形を残したまま細かくします。

刃を回転させて素早く刻めるため、包丁で食材をみじん切りにするよりも時短になるでしょう。

人気フードプロセッサー① フードプロセッサー 2.0L大容量|GROWNSY

フードプロセッサー 2.0L大容量
引用:Amazon

4枚刃のフードチョッパーで、簡単に素早くみじん切りができるフードプロセッサーです。

ベッド部分が沈んだ構造になっているため、安定して揺れにくく、温度が高すぎると電源が自動でオフになるなど、安全に配慮した設計になっています。

また、大容量タイプなので、冷凍作り置きする際にも重宝するでしょう。

メーカーGROWNSY
サイズ高さ22×幅17.6×奥行17.6cm
重量2.47kg
ワット数300W

人気フードプロセッサー② カプセルカッターボンヌ コードレス RCP-7|レコルト

カプセルカッターボンヌ コードレス RCP-7
引用:楽天市場

様々なキッチン家電を販売するレコルトの、使いやすく洗いやすいコードレスタイプのフードプロセッサーです。

パワフルな使用感は従来のまま、コードの煩わしさなくどこでも自由に使えます。

また、容器がガラス製であるため、匂いや色移りしにくく、ぬめりも落としやすくなっています。

メーカーレコルト
サイズ高さ13.2×幅11.8×奥行13.2cm
重量約1.5kg
最大容量500ml

自動調理器

自動調理器とは、具材を入れてボタンを押すだけで鍋やフライパンで作ったような料理ができる家電です。

大人の食事だけでなく、離乳食をほったらかし調理できるアイテムもあるので、子育て中の忙しいパパやママをサポートしてくれます。

もちろん、離乳食以外にも使えるため、赤ちゃんが離乳食を終えた後も日々の調理に活用できます。

人気の自動調理器:ヘルシオ ホットクック KN-HW24G|シャープ

ヘルシオ ホットクック KN-HW24G
引用:ベビレンタ

様々な料理を、食材を入れてボタン1つで簡単に作れる人気の自動調理器です。

はじめに調味料を入れずに食材を加熱して、赤ちゃんの成長に合わせて離乳食用を取り分け、後に大人用に味付けをするという、「取り分け離乳食」が作れるため、調理の時短になります。

離乳食は多めにできるので、小分けにして冷凍保存することも可能です。

こちらの商品は、ベビー用品を多数取り扱う「ベビレンタ」でレンタルできるため、高価でなかなか手が出せない方やお試し利用してみたい方はぜひレンタルしてみてください。

メーカーシャープ
サイズ幅345mm×奥行305mm×高さ256mm
重量約5.8kg

レンタルするならこちら

離乳食調理グッズの選び方のポイント

離乳食調理グッズの選び方のポイント

離乳食の調理に使うアイテムは毎日使うものなので、以下の点に考慮して選ぶと良いでしょう。

  • 安全性を考慮して選ぶ
  • お手入れがしやすいものを選ぶ
  • 利便性や機能性を重視して選ぶ
  • 離乳食以外にも活用できるものを選ぶ

ここでは、離乳食調理グッズを選ぶ際のポイントについて詳しく紹介していきます。

安全性を考慮して選ぶ

離乳食作りに使うアイテムは、危険を知らずに触ってしまう赤ちゃんのことを考えて、安全性を考慮したものを選ぶのがおすすめです。

たとえば、刃がついているものはセーフティロックがついているものを選んだり、刃が開かないように収納ケースにしまっておけるものを選んだりすると良いでしょう。

また、ガラス製のものよりもプラスチック製のものであれば落としてしまった時でもら安心ですし、自動停止機能付きの製品であれば、連続使用で負荷がかかり過ぎたときや、高温になり過ぎたときに動作をストップするので安全に利用できます。

いずれにせよ、購入前に安全性が高いかどうかしっかり確認するようにしましょう。

お手入れがしやすいものを選ぶ

赤ちゃんの口に入れる食べ物を調理するアイテムは、汚れや雑菌がつかないよう毎日しっかりお手入れすることが重要です。

そのため、家庭でのお手入れ方法に合わせて以下の点を確認すると良いでしょう。

  • 使用後に洗いやすい形状であるか
  • シンプルなつくりになっているか
  • 煮沸可能なものか
  • 食洗機対応になっているか

手入れがしやすいものを選ぶと、製品の良好な状態を長く保てるようになります。

利便性や機能性を重視して選ぶ

同じ役割がある調理グッズでも、製品によって搭載されている機能や性能が大きく異なります。

一般的に、価格が高いものは高性能で様々な用途に使えるものが多いですし、安いものは手軽に生活に取り入れられ、操作がシンプルで扱いやすいものが多いです。

せっかく購入しても必要な機能が搭載されていなかったり、操作が複雑で扱いづらいものであっては無駄な買い物になってしまうので、あらかじめ商品の詳細を把握しておくようにしましょう。

離乳食以外にも活用できるものを選ぶ

離乳食は1歳半頃には終えるので、赤ちゃんが離乳食を完了した後も他の調理に活用できるものを選ぶと良いでしょう。

たとえば、食材を撹拌できるブレンダーはスムージーやスープを作るのに役立つので大人だけの食事にも使えますし、子供が大きくなってからも重宝します。

このように、離乳食だけにとどまらず他の使い道があるかどうか、長く使えるかもチェックして選ぶのがおすすめです。

調理家電を活用して離乳食作りを時短しよう

調理家電を活用して離乳食作りを時短しよう

離乳食は市販でも販売されているので、毎日パパやママが手作りする必要はありませんが、赤ちゃんの成長や好みに合わせたものを用意するには自分たちで食材や味を確かめながら作るのが最適です。

それでも、離乳食作りは意外と手間や時間がかかってしまうものなので、今回ご紹介した調理家電を活用して時短してみると、それまでかかっていた労力を省き、他の家事や育児、自分のための時間に有効活用できます。

性能が良い調理家電は高価なものが多いですが、離乳食作りで必要な期間だけレンタルしてみるのもおすすめです。

ベビレンタでは、自動調理器の他にもベビーモニターなど赤ちゃんと生活するのに必要な家電もレンタルできますので、ぜひ利用してみてください。