ベビーモニターが「怖い」理由とは?危険性や安全に使うためのポイント

同じ部屋にいなくても赤ちゃんの様子を確認できるベビーモニターはパパやママの負担を軽減させながら赤ちゃんの安全を守るのに役立つアイテムです。
しかし、様々な理由で「ベビーモニターが怖い」という声があるのもご存知でしょうか。
今回は、ベビーモニターが「怖い」と感じる理由と対処法について解説します。
結論として、セキュリティ面などに不安を感じる方が多いのは事実ですが、ベビーモニターは安全に使えば怖くありません。
家庭に合ったベビーモニターの選び方についても紹介していきますので、ぜひこの記事を参考に子育てに必要なアイテムを取り入れていただけたらと思います。
ベビーモニターが「怖い」と言われる理由

離れた場所から赤ちゃんの様子を確認できるベビーモニターは、赤ちゃんが眠っている間に家事を済ませたいときや、自分の時間を過ごしたいときなどに利用できる便利なアイテムですが、中には「ベビーモニターは怖い」として導入に不安を抱える人もいるのです。
まず、ベビーモニターが「怖い」と感じる理由を見ていきましょう。
怖い理由①ベビーモニターのハッキング
ベビーモニターの導入をためらう理由として多いのがハッキングで、ベビーモニターがハッキングされ、第三者による盗聴や盗撮を警戒している人が多いです。
ベビーモニターに限らず、Wi-Fiなどでインターネットと繋がっている家電製品はハッキングされてしまうリスクがあります。
ベビーモニターにはカメラが付いており、マイクやスピーカーが搭載されているものもあるため、犯罪に利用されるのを恐れるのは当然です。
商品の中にはWi-Fiに接続しないタイプのものもあるため、ハッキングが心配な方は商品選びに気をつけると良いでしょう。
怖い理由②カメラの不具合による事故
赤ちゃんの異変にすぐに気付くことができるベビーモニターですが、機能が正常に作動しなかった場合、赤ちゃんの危険に気付けず、事故に繋がる恐れがあります。
赤ちゃんはわずかな時間で予想もつかないような行動をとる場合もあるため、カメラの不具合を放置しては危険です。
カメラが正常に作動しない原因としては、故障や電池切れ、設定ミスなどが考えられるため、事故を防ぐためにも使用方法を確認する、定期的に点検を行うなどの対策をとるようにしましょう。
怖い理由③ベビーモニターに頼りすぎる
ベビーモニターの能力に過信し、頼りすぎてしまうことを「怖い」と感じる人もいるようです。
ベビーモニターは違う部屋にいながら赤ちゃんの異変や危険に気付けるメリットがありますが、直接危険から身を守ってくれるものではありません。
また、モニター越しでは分からない部分もあるため、ベビーモニターを利用している間でも、直接様子を見に行ったり、すぐに赤ちゃんのそばに行ける距離で見守ったりすることが大切です。
怖い理由④赤ちゃんの動きを検知しないことがある

ベビーモニターの性能は製品によって様々です。
そのため、感度が悪いベビーモニターは赤ちゃんの動きを正確に検知せず、小さな動きや声を逃してしまう可能性がありますし、反対に感度が良すぎると些細な音に反応してパパやママの不安を煽ってしまう恐れがあります。
このように、製品の性能や搭載されている機能を確認せずに取り入れてしまうと、赤ちゃんの異変に気付けず危険から守ってあげられない場合があるため、購入前にしっかりと製品の特徴を把握しておかなければなりません。
怖い理由⑤電磁波の赤ちゃんへの影響
ベビーモニターは電波のやり取りによって赤ちゃんがいる部屋とは違う部屋にいても様子をチェックできるようになっていますが、その電波が赤ちゃんに悪影響を及ぼすのではないかと心配する人も多くいます。
結論から言うと、ベビーモニターから発生する電磁波が赤ちゃんに悪影響を与えることはありません。
電磁波の赤ちゃんへの影響についてJEIC電磁界情報センターによると、以下の記述があります。
長期的に電磁波を浴びると赤ちゃんの発育に悪影響があったり、流産や早産につながったりするのではないかと不安を感じる人もいるでしょう。インターネットなどで、そうした情報を見かけることもあるかもしれません。
出典:JEIC電磁界情報センター公式HP
しかし、家電製品やスマートフォンからの電磁波はからだに蓄積されず、遺伝子を傷つける作用もないので、電磁波を浴びている時間や回数には関係なく健康への影響はありません。
このように、ベビーモニターをはじめとした家電製品から出る電磁波は赤ちゃんには影響がないとしているため、安心して利用できるでしょう。
怖い理由⑥ベビーモニターに幽霊が映りそう
ベビーモニターは赤ちゃんが眠っている暗い部屋で利用するケースもありますが、その際に「お化けが映り込むのではないか」と心配する人もいるようです。
赤ちゃんしかいない部屋になにか動くものが映っていたり、赤ちゃん以外の声が聴こえたりしたら、確かに怖いですよね。
いるかどうか不確かなものを信じてベビーモニターを利用しないか、赤ちゃんの安全を考えて利用するかは家庭次第となります。
赤ちゃんの安全をサポートするものとしてベビーモニターは非常に便利なアイテムです。
ベビーモニターを安全に使うためのポイント

赤ちゃんを見守るベビーモニターは、安全に使えば「怖い」と感じることはありません。
特に、ハッキングなどの犯罪に対してはしっかりと対策をとっておく必要があるでしょう。
そこで、安心してベビーモニターを利用するための対策方法を紹介していきます。
ハッキング対策をする
ベビーモニターを利用する場合、ハッキングのリスクが全くないとは言いきれないため、子を持つ親としてはハッキング対策を十分にとっておくことが大切です。
ベビーモニターのハッキング対策として、具体的には以下の方法があります。
- ベビーモニターを定期的に更新する
- パスワードを使いまわさない
- 使用しないときはネット回線をオフにする
詳しく見ていきましょう。
ベビーモニターを定期的に更新する
カメラのソフトの定期的なアップデートを行い、常に最新の状態に保つことが重要です。
最新アップデートでセキュリティ能力を向上させるための改善が行われるケースも多く、それが外部からの不正アクセスを阻止するのに役立ちます。
そのため、アップデートの通知が来ていないかチェックし、ソフトの最新状態を保つようにしましょう。
パスワードを使いまわさない
ネット回線を使うベビーモニターは基本的にパスワードを設定して利用しますが、初期設定のパスワードのまま使っていたり、単純なパスワードに設定していたりすると、簡単に推測されてしまうため、乗っ取りの被害に遭いやすいです。
そのため、他と同じパスワードにしないようにしながら、複雑なパスワードを設定するようにしましょう。
また、定期的にパスワードを変更することも大切です。
使用しないときはネット回線をオフにする
ベビーモニターにはWi-Fiを通してスマートフォンなどでチェックできるものと、無線で付属のモニターに動画を送信してチェックできるものがありますが、ハッキングされるリスクが高いのは、ネット回線を利用するベビーモニターです。
そのため、ハッキング対策としてはネット回線を使わないベビーモニターを使用するか、ネット回線を使うものであれば、ベビーモニターを利用しないときはネット回線をオフにしておくと良いでしょう。
使用時以外は電源を切っておいたり、布などを被せておいたりするのも有効です。
製品をよく比較・検討して購入する

先述した通り、ベビーモニターの性能や搭載されている機能が製品によって大きく異なります。
赤ちゃんや幼い子供の安全をサポートするための機器なので、購入した後に後悔しないためにも、価格が安いからといって安易に購入を決めるのではなく、様々な製品を比較してよく検討するのがおすすめです。
たとえば、高画質なカメラであれば、クリアな映像で赤ちゃんを見守ることができますし、赤ちゃんの動きを検知する機能が付いていれば、離れた場所にいても赤ちゃんの異変にすぐに気付けるでしょう。
決して高くないアイテムだからこそ、使い方に合ったベビーモニターを選んでみてください。
ベビーモニターが怖いならレンタルがおすすめ!人気アイテムを紹介

ベビーモニターの機能面が心配な方や、どれを選べば良いか分からない方は、レンタルでお試し利用してみるのも有効です。
ベビー用品のレンタルを行うネットショップの中には、人気のベビーモニターをレンタル利用できるところもあります。
ここでは、業界最大級のベビー用品を取り扱う「ベビレンタ」で実際に利用できる、おすすめのベビーモニターを紹介していきます。
- ワイヤレスベビーカメラ BM-LTL2|トリビュート
- ベビーモニター KX-HC705-W|パナソニック
- Cubo Ai Plus ベビーモニター|CubAI
- 見守りカメラ LOOK|リッチェル
機能面についても詳しく説明していますので、ぜひチェックしてください。
ワイヤレスベビーカメラ BM-LTL2|トリビュート

赤ちゃんを見守るカメラ機能が充実したベビーモニターです。
赤ちゃんの動きを自動で追いかけるオートトラッキング機能搭載で、動き回る赤ちゃんの動きを見逃しません。
また、赤ちゃんが起きだしたら、モニターの電源が自動でオンになり、モニター越しに赤ちゃんと声のやり取りができるボイスオン機能が搭載されています。
さらに、暗い中でも紫外線ランプが光らないため、安心して休める点もメリットです。
メーカー | トリビュート |
サイズ | カメラ:約85×100×110mm モニター:約120×43×83mm |
重量 | カメラ:約223g モニター:約176g |
その他 | カメラ遠隔操作、双方向音声、オートトラッキング、ナイトビジョン、ボイスオン、大容量充電池内蔵、室温アラーム |
ベビーモニター KX-HC705-W|パナソニック

カメラとモニター機がセットになっており、カメラを設置するだけで、離れた場所にいる赤ちゃんの様子をモニターで確認できるベビーモニターです。
カメラには音、動作、温度の3種類のセンサーが搭載されており、赤ちゃんが泣いたり動いたりするとセンサーが反応し、光や音で知らせてくれます。
また、5種類のおやすみ音と子守歌を搭載しているため、眠っていた赤ちゃんが起きて泣き出した際に自動でおやすみ音や子守唄を流すことも可能です。
メーカー | パナソニック |
サイズ | 37mm×125mm×81mm |
重量 | 約208g |
Cubo Ai Plus ベビーモニター|CubAI

世界初のAI技術を搭載した可愛い小鳥型のベビーモニターです。
顔覆われアラート、寝返りアラート、泣き声アラートなどの充実した機能で、赤ちゃんの睡眠時に起こり得る危険性をすぐに検知し、安全を守るサポートをしてくれます。
また、スマートフォンの専用アプリを使って最大8人まで同時にログインでき、家族それぞれ映像を確認できる点もメリットです。
メーカー | CubAI |
サイズ | 8.71×10.9×11.1cm |
重量 | 220g |
見守りカメラ LOOK|リッチェル

ペットの見守りにも使える追尾機能付きのベビーモニターです。
カメラは、上下100度・左右360度に首振りが可能なため、ハイハイしたり動き回ったりする赤ちゃんを見逃しません。
また、暗くなると暗視モードに自動で切り替わるため、眠っている赤ちゃんを別室からしっかり確認できます。
明所・暗所問わず鮮明な映像で見守れる点や、マイク機能で赤ちゃんに話しかけられる点も人気の理由です。
メーカー | リッチェル |
サイズ | 6.4×9.6cm |
重量 | 170g |
ベビーモニターは安全に使えば怖くない!

ご紹介した通り、ベビーモニターは様々な理由で「怖い」と感じる場合があるため、購入をためらう人もいるでしょう。
しかし、製品の選び方や使い方に注意し、しっかりハッキング対策などを行えば、怖くはありません。
むしろ、赤ちゃんを見守りながら家事や自分の時間を有効に活用できる便利なアイテムなので、子供から目を離すのが不安な時期に利用してみるのも良いでしょう。
今回ご紹介したベビーモニターは機能が充実している人気の商品で、全て「ベビレンタ」でレンタルできるので、お試し利用もぜひ検討してみてください。