野菜を使った離乳食作りにはホットクックがおすすめ!調理家電のメリットや野菜の選び方を解説

母乳やミルクを飲んで育ってきた赤ちゃんが、それ以外にの食事からも栄養を取り入れて幼児食へ移行するために大切な離乳食。

特に、大切な栄養を多く含む野菜は、赤ちゃんの負担なく摂れるよう、食材選びから調理の仕方など、気をつけなければならないことが多く、育児や家事で忙しいパパやママの負担が大きくなってしまいますよね。

このような時期の赤ちゃんがいる家庭におすすめなのが、人気の自動調理器「ホットクック」です。

本記事では、野菜を使った離乳食の調理ポイントやホットクックを活用するメリットについて解説します。

ぜひこの記事を参考に、野菜を使った美味しい離乳食を赤ちゃんに与えてください。

離乳食初期におすすめの野菜

離乳食初期におすすめの野菜

離乳食は、これまで母乳やミルクだけの食事だった赤ちゃんが、食事に慣れていくための移行期間であるため、母乳やミルク以外の味に「慣れる」ことが大きな目的です。

そのため、離乳食初期の頃は赤ちゃんの舌がびっくりしないような食材を取り入れる必要があります。

離乳食初期におすすめの野菜と調理方法は以下の通りです。

にんじん・玉ねぎ柔らかくなるまで茹でてた後、裏ごししてペースト状にする
かぼちゃ・さつまいも柔らかくなるまで茹でた後、裏ごししてペースト状にする。水分を加えてもOK。
ほうれん草・白菜柔らかい葉先を使用し茹でてからペースト状にする。
ブロッコリー穂先の花蕾を使用し茹でてからペースト状にする。
トマト皮とタネを取り除き加熱してピューレ状にする。

ここでは、離乳食に取り入れたい野菜の特徴を紹介していきます。

甘みのある野菜

赤ちゃんは甘みを感じられるものが好きなので、離乳食初期には柔らかく甘みのある野菜を選択するのがおすすめです。

甘さを感じる野菜には以下のものがあります。

  • ニンジン
  • カボチャ
  • サツマイモ
  • カブ
  • 玉ねぎ
  • 熟れたトマト(煮込むと食べやすい)

繊細な味覚を養うことが大事なので、余計な味付けはせずに、野菜本来の甘さを教えてあげましょう。

味が淡白な野菜

淡白な味の野菜は子供の味覚を形成するうえで相応しい食材です。

大根やカブなどの白色野菜は味が淡白でクセのないものが多く、赤ちゃんでも食べやすいので取り入れてみましょう。

火の通りやすい野菜

火が通りやすく、すぐに柔らかくなる野菜はペースト状にしやすいのでおすすめです。

にんじんやじゃがいもなどは柔らかくなるまで加熱し、トロトロにすることで食べやすくなります。

ほうれん草や小松菜、白菜などの葉物は、火が通りやすい葉先の柔らかい部分を使用しましょう。

離乳食初期に与えないほうが良い野菜

離乳食初期に与えないほうが良い野菜

前述したものとは反対に、離乳食初期に与えないほうが良い野菜は以下のものです。

  • アクが強い野菜
  • クセが強い野菜
  • 身体に負担がかかる野菜

詳しく説明していきますので、離乳食を始めたばかりの頃は食材選びに注意し、赤ちゃんの成長に合わせて与えるようにしましょう。

アクが強い野菜

ナスやレンコン、ごぼうなどのアクが強い食材は、消化機能が未発達な赤ちゃんには負担がかかります

また、赤ちゃんの舌は敏感であるため、少しでもアクの渋味や苦味を感じてしまうと嫌がって食べてくれません。

そのため、離乳食初期からアクが強い野菜を与える必要はありません。

アクが強い野菜は離乳食中期〜後期にしっかりアク抜きをしてから与えると良いでしょう。

クセが強い野菜

ニンニクやショウガなどの香味野菜は、赤ちゃんにとっては刺激が強すぎるため、離乳食初期に与えるのはやめておきましょう。

与える場合は、離乳食後期の生後9~11ヶ月頃から、風味付け程度に使用するのがおすすめです。

身体に負担がかかる野菜

赤ちゃんの消化機能は未発達であり、離乳食で消化不良を起こす危険性があります。

また、食べ物が喉に詰まって窒息するケースもあるため、以下の野菜は離乳食を始めたばかりの赤ちゃんには与えないようにしましょう。

  • 繊維質が多い野菜
  • 食物繊維が不安が豊富な野菜
  • 器官に入りやすい野菜

野菜を使った離乳食の調理ポイントや注意点

野菜を使った離乳食の調理ポイント

野菜を使った離乳食作りでは、食材選びの他にも気をつけなければならないポイントがたくさんあります。

ここでは、離乳食で野菜をとり入れる際の調理ポイントや注意点を説明していきますので、ぜひチェックしてください。

1歳までは全て加熱が基本

1歳前後までは、離乳食に使う食材は全て加熱するのが基本です。

赤ちゃんに生野菜を与えるのを避けた方が良い理由としては以下の点が挙げられます。

  • 食品の衛生状態が心配
  • 赤ちゃんの消化機能が未発達
  • 赤ちゃんが噛めない可能性

生野菜を与える場合は1歳半前後で咀嚼できるようになってから、新鮮でよく洗ったものを様子を見ながら取り入れると良いでしょう。

丁寧にアク抜きする

アクの強い野菜をそのまま調理すると、加熱の段階で渋味や苦味が生まれてしまいます。

そのため、離乳食に使用する場合は丁寧にアク抜きを行ってからしっかり加熱するようにしましょう。

野菜を切ってから水を張ったボウルに入れ、10分程度アク抜きすれば、えぐみが少なくなって食べやすくなります。

とろみをつける

とろみをつける

葉物の野菜はペースト状にしてもまとまりにくく赤ちゃんが食べづらい場合があります。

そのようなときは、水溶き片栗粉などを加えて加熱し、とろみをつけてから与えてみると良いでしょう。

お粥のようにとろみがつくと、まとまりが良くなり食べやすくなります。

水や出汁でのばす・他の食材と混ぜる

離乳食を始めたばかりの頃は赤ちゃんが母乳やミルクなどの液体に慣れているため、なかなか食べてくれないこともあるかと思いますが、離乳食は食べ物に慣れさせるためのものなので、無理に食べさせる必要はなく、赤ちゃんのペースに合わせてあげましょう。

ですが、離乳食の野菜は少しの工夫で食べてくれる可能性があります。

たとえば、野菜単体では食べてくれない場合、甘みのある他の食材と混ぜ合わせてみると抵抗感が薄まり、食べてくれるかもしれません。

また、ペースト状の野菜が苦手な場合は、水や出汁でのばしてスープ状にすると食べやすくなります。

野菜を裏ごしをする

離乳食初期と言われる生後5〜6ヶ月の赤ちゃんは咀嚼がうまくできず飲み込めなかったり、内臓機能も未熟なためにしっかり消化できなかったりする恐れがあります。

そのため、離乳食で野菜を調理する際は飲み込みやすいように裏ごしして、なめらかなペースト状にするのが望ましいです。

裏ごしするには市販の裏ごし器を使う方法のほか、茶こしやざる、すり鉢、ブレンダーなどで代用することも可能です。

野菜を裏ごしする際は食材を柔らかく茹で、冷めて硬くなる前に行いましょう。

離乳食はまとめて作って冷凍保存もOK

離乳食作りは毎日行うものなので、冷凍ストックしておくと食事の準備が楽になるのでおすすめです。

ただし、赤ちゃんの身体は未発達なので、新鮮な食材を使用し、なるべく1週間以内に使い切るようにしましょう。

また、離乳食を冷凍する際は食材が冷凍に向いているか注意し、保存前に下処理をする、解凍後は加熱するなど注意して調理してください。

【冷凍保存に向いている野菜】

さつまいも、かぼちゃ、にんじん、たまねぎ、 だいこん、かぶ、ほうれん草、小松菜 など

【冷凍保存に向いていない野菜】

  • 水分の多い野菜
  • 繊維の多い野菜

アレルギー食材に注意する

アレルギー食材に注意する

赤ちゃんのアレルギー反応の症状としては以下が挙げられます。

  • 嘔吐、下痢
  • じんましん、赤い発疹
  • 呼吸困難、喘鳴

野菜はアレルギーの可能性が低いですが、症状が出る場合もあるので、初めて口にする野菜は一度に多くを与えず、少しだけ与えるようにしましょう。

アレルギーの有無に関わらず、離乳食で赤ちゃんが初めて体験する食材は、「1日1種類」「小さじ1杯」から進めるのがおすすめです。

また、卵・乳製品・小麦などの乳幼児期にアレルギーを発症しやすい食材に関しては十分注意してください。

食物繊維の与えすぎに注意する

便秘解消にも役立つ食物繊維は豆類や穀物、根野菜に多く含まれていますが、消化しづらいという特徴があり、消化機能が十分ではない赤ちゃんは食物繊維の摂りすぎによって便秘や下痢の原因になるケースもあるので注意が必要です。

そのため、食物繊維の与えすぎには注意して、水分を多く含む食材と組み合わせてあげると良いでしょう。

また、筋や皮、芯がある野菜はしっかりと下処理を行い、食べやすい形状にしたうえで与えるようにしてください。

濃い味付けに注意する

舌の表面には「味蕾(みらい)」と呼ばれる味を感じる器官がありますが、大人の味蕾が約7,500個であるのに対し、赤ちゃんの味蕾は約1万個と少しの味の変化や刺激に対して敏感になっているのです。

また、小さい頃から濃い味付けに慣れてしまうと濃い味のものしか好まなくなったり、塩分や糖分を摂りすぎてしまったりする危険性があります。

そのため、離乳食の味付けは大人と同じようにするのを避け、食材本来の味だけにするか、出汁と味をつける程度にするようにしましょう。

離乳食作りはホットクックが便利でおすすめ!

ホットクック
引用:シャープ

離乳食作りは赤ちゃんの成長に合わせて調理しなければならず、食材を細かく刻んだり、すりつぶしたりと様々な調理工程が必要であるため、想像以上に手間や時間がかかってしまい、負担に感じる人も少なくありません。

そのような方におすすめの調理家電が「ホットクック」です。

ホットクックについて詳しく解説していきます。

ホットクックとは?メリットを紹介

ホットクックとは、シャープが販売する、様々な料理を簡単に作れる人気の自動調理器です。

煮物はもちろん、炒め物や蒸し物、低温調理まで豊富な自動メニューが搭載されており、どれも簡単に調理できます。

火を使わず、食材を入れてボタン1つで簡単に料理が完成するため、毎日の離乳食作りが時短になるでしょう。

ここでは、ホットクックの離乳食作りに活用するメリットを紹介していきます。

ホットクックのメリット①野菜の旨みが強くなる

野菜を柔らかく茹でるだけでは、ホットクックをわざわざ購入する必要はないでしょう。

しかし、ホットクックは食材に含まれる水分を活用して調理するため、おいしさが凝縮して甘みが多く残り、食材本来の美味しさが味わえるというメリットがあります。

また、抗酸化作用のあるビタミンCや葉酸などの栄養素もより多く残ります。

離乳食は、砂糖や塩などの調味料をなるべく使わないようにしたいため、野菜本来の味や旨みを引き出せる料理を作りたい方にはおすすめです。

ホットクックのメリット②加熱中放置できる

ホットクックは、かきまぜや、火加減まですべて自動でコントロールしてくれます。

そのため、焦げてしまいがちな煮物や無水で調理するメニューまで、ほったらかしでも上手に調理してくれるのです。

赤ちゃんがいる家庭は、育児や家事に追われて時間が足りなくなり、ストレスに感じてしまうシーンが多いため、調理をホットクックに任せて他の家事ができるとパパやママの負担も軽減してくれるでしょう。

ホットクックのメリット③とりわけ離乳食が作れる

ホットクックを使えば、はじめに調味料を入れずに食材を加熱して、赤ちゃんの成長段階に合わせて離乳食用を取り分け、後に大人用に味付けをするという、「取り分け離乳食」が作れます。

大人用の料理を作る工程で離乳食が作れるため、調理の時短になるでしょう。

赤ちゃんの成長に合わせて食材の大きさや調味料の入れ方などを調整すれば、家族で同じ食事を楽しむことができる点がメリットです。

ホットクックはレンタルもおすすめ

ホットクックを利用してみたいと思っていても、赤ちゃんを迎え入れるにあたっては様々なベビー用品を揃えなければならず、費用がかかってしまうため、なかなか手が出せないという方も多いでしょう。

そのような人はレンタル利用するのがおすすめです。

ホットクックは、ベビー用品を多数取り扱う「ベビレンタ」で必要な期間だけレンタルできるので、購入はできないけれど家事を効率的に行うために使ってみたい人や購入前にお試し利用してみたい方は、ぜひレンタルしてみてください。

ヘルシオ ホットクック KN-HW24G

ヘルシオ ホットクック
引用:ベビレンタ

ベビレンタでも取り扱いのあるホットクックです。

メーカーシャープ
サイズ幅345mm×奥行305mm×高さ256mm
重量約5.8kg

レンタルするならこちら

ホットクックを活用して美味しい離乳食を作ろう

美味しい離乳食を作ろう

離乳食に野菜をとり入れる場合は細かく刻んで煮たり、裏ごししたりしなければならず、手間や時間がかかってしまうものです。

ホットクックを活用すると、調理が時短でき、他の家事や育児、自分のための時間に有効活用できるのでおすすめです。

ホットクックは様々な機能が搭載されていて便利ですが、そのぶん高価なので、離乳食作りで必要な期間だけレンタルしてみるのも良いでしょう。

ベビレンタでは、ベビーカーやベビーベッドなどの生活家具の他に、ホットクックなどの家電もレンタルできますので、ぜひ利用してみてください。