【初心者から上級者まで】関東発!バイクツーリングおすすめコース39選

「次の休みはどこへツーリングに行こう」と考えると、ワクワクしますよね。しかし、初心者のうちは、どこを走ればいいのか分からない場合も多いでしょう。
この記事では、関東を起点に、初心者から上級者まで楽しめる全国のおすすめツーリングコースをご紹介します。日帰りで気軽に楽しめるコースから、泊まりがけで行く絶景ルート、チャレンジングなワインディングロードまで取り上げています。レベルや好みに合わせて参考にしてみてください。
この記事を読めば、自分にぴったりのコースを見つけ、ツーリングを楽しみながらステップアップできるはずです。
初心者が無理なくツーリングを楽しむためのステップアップガイド

バイクツーリングを楽しむためには、段階的にステップアップすることをおすすめします。以下の4つのステップを参考に、徐々に経験を積んでいくと良いでしょう。
- 日帰り短距離から始める
- 休憩と給油の計画を立てて100km圏で足を伸ばす
- 1泊2日の中距離ツーリングに挑戦
- 長距離ツーリングで憧れの土地へ遠征
1. 日帰り短距離から始める
初めてのツーリングは、日帰りで近場のコースを選びましょう。50km~100km程度の距離であれば、体力的な負担も少なく、ツーリングの雰囲気を味わうことができます。
初めてのツーリングで重要なのは、無理をしないことです。慣れないバイクの操作や長時間の運転は、疲労や集中力の低下に繋がります。そのため、最初は短い距離で、休憩をこまめに入れながら走りましょう。
また、余裕を持ったスケジュールを立てることも大切です。時間に追われることなく、景色を眺めたり、休憩したり、食事を楽しんだりすることで、ツーリングの醍醐味を味わえます。
安全運転を心がけることも重要です。交通ルールを守り、周りの状況をよく確認しながら、安全に走行しましょう。
2. 休憩と給油を考慮した100km圏内コース
日帰り短距離ツーリングに慣れてきたら、次は100km圏内へのツーリングに挑戦してみましょう。
100km圏内であれば、日帰りでも十分に楽しむことができます。
この段階では、休憩と給油のタイミングを意識することが重要になります。長時間の運転は、疲労や集中力の低下に繋がりますので、1時間~2時間に1回は休憩を取りましょう。
また、ガソリンスタンドは、都市部と比べて郊外は少ない場合があります。事前にルート上のガソリンスタンドを確認しておき、余裕を持って給油しましょう。
3. 1泊2日の中距離ツーリングに挑戦
100km圏内へのツーリングにも慣れてきたら、次は1泊2日の中距離ツーリングに挑戦してみましょう。
1泊2日のツーリングでは、宿泊先を決めたり、荷物を準備したりする必要があります。
宿泊先は、ホテルや旅館、民宿など、様々な選択肢があります。事前に予約しておくと安心です。
また、荷物は、宿泊に必要なものに加え、ツーリングに必要なものも持っていく必要があります。コンパクトにまとめ、バイクに積載できる量にしましょう。
4. 長距離ツーリングに必要な体力と心構え
最終目標である長距離ツーリングでは、体力と心構えが重要になります。
長距離ツーリングでは、長時間の運転や慣れない環境での宿泊など、体力的に厳しい場面もあります。場合によっては、事前の体力作りが必要でしょう。
また、トラブルが発生した場合でも、冷静に対処できる心構えも必要です。事前にトラブルシューティングの方法を学んでおいたり、ロードサービスに加入しておいたりすると安心です。
関東発!初心者向け日帰りツーリングコース5選
関東には、初心者でも楽しめる日帰りツーリングコースがたくさんあります。ここでは、特におすすめの5つのコースをご紹介します。
コースを選ぶにあたっては、以下の特徴を重視しました。
- 適度な距離と走行時間
- 休憩ポイントが充実
- 道路状況が比較的安全
- 魅力的な観光スポットがある
それでは、具体的なコースを見ていきましょう。
1. 霞ヶ浦一周コース|湖畔の景色を楽しみながらのんびり走れる

霞ヶ浦は、茨城県にある日本最大の湖です。湖畔にはサイクリングロードや公園などがあり、のんびりとしたツーリングを楽しむことができます。
約140kmと距離はありますが、信号が少なく平坦な道が続くため、初心者でも安心して走れるでしょう。
湖畔には、霞ヶ浦ふれあいランドや道の駅たまつくりなど、休憩スポットも充実しています。
2. 横浜〜三浦半島周遊コース|変化に富んだ一般道ルート

横浜から三浦半島を周遊するコースは、都市の魅力と自然の美しさを同時に楽しめる、初心者にもおすすめのツーリングルートです。総距離は約100kmで、東京都心から1時間程度で横浜に到着できます。
主に国道134号線を使用し、横浜から鎌倉、逗子、葉山を経て三浦半島を一周するのがおすすめです。そこそこ交通量のある一般道が主となり、適度にアップダウンもあるため、初心者にとっては良い練習にもなるでしょう。
3. 表筑波スカイライン|初心者でも楽しめる短い峠道

表筑波スカイラインは、筑波山を走るワインディングロードです。走行距離は短めですが、適度なカーブとアップダウンがあり、バイクらしい運転操作に慣れるのに最適です。
このコースには、以下のような特徴があります。
- 緩やかな上り坂と適度なカーブが続き、初心者でも安心して走行できる
- 途中には展望台があり、関東平野の広大な景色を楽しめる
- 春には桜、秋には紅葉と、季節ごとに異なる美しい景色を堪能できる
- 筑波山神社や筑波山ロープウェイなど、観光スポットが充実している
4. 房総半島南部周遊|海と山の絶景を一度に楽しめ、総合力が試される

房総半島の南部を周遊するコースです。海岸線沿いを走りながら、太平洋の雄大な景色を楽しむことができます。内陸部に入れば山道や田園風景が広がり、変化に富んだ景色を楽しめます。
約150〜200kmの距離はやや長めですが、南房総は信号が少ないため走りやすいです。適度な勾配とワインディングもあり、総合的なライディング力を試す良い機会となるでしょう。鋸山や鴨川シーワールドなど、観光スポットも充実しています。
5. 秩父三峰山コース|神社参拝と美しい渓谷を巡る

秩父三峰山は埼玉県秩父市にあり、三峰神社は関東屈指のパワースポットとして知られています。山岳路の魅力と神秘的な雰囲気を同時に楽しめ、運転技術の向上にも役立つでしょう。
このコースの主な特徴は以下のとおりです。
- 三峯神社への参拝ルートは、緩やかな山道で初心者でも走りやすい
- 荒川沿いの渓谷美を楽しめる国道140号線は、適度なカーブと絶景ポイントが魅力
- 秩父の名物グルメを楽しめる道の駅や飲食店が点在している
- 四季折々の自然美を堪能できる、変化に富んだルート
初心者ライダーにとって、充実した一日を過ごせるツーリングコースとなるでしょう。
関東圏でやや難易度の高いコース5選
初心者からステップアップを考えているライダーや、走行技術を磨きたい人にとって理想的な5つのコースをご紹介します。より高度な運転技術と体力を必要としますが、その分だけ魅力的な景色や体験を味わえるでしょう。
ここでは、以下のような基準でコースを選びました。
- より長い走行距離
- 技術を要するワインディングロード
- 変化に富んだ地形と景観
- 人気の観光地や名所を含む
1. 箱根ターンパイク〜伊豆スカイライン|絶景と温泉を満喫

箱根ターンパイクは、ツーリングコースの定番と言って良いでしょう。アクセスが良く整備された道でありながら、急カーブやアップダウンがあり、走る楽しさを存分に味わえます。天気が良い日は富士山を望む絶景を楽しみながら、ツーリングができるのが大きな魅力です。
伊豆スカイラインまで繋げれば、さらに爽快なワインディングを楽しむことができます。特に春と秋は絶景の中、紅葉や桜を楽しむことができるため、季節ごとに違った楽しさを感じることができるでしょう。
熱海や伊豆長岡の温泉も近くにあり、ツーリング後の癒しも万全です。
2. 日光いろは坂〜中禅寺湖一周|世界遺産と自然美を堪能

日光いろは坂は、言わずと知れた関東屈指のワインディングです。48ものカーブが連続するルートは、バイクの操作技術を磨くのに最適です。上りと下りでそれぞれ違った楽しみ方ができ、中級者はもちろん、上級者にとってもやりがいのあるコースと言えるでしょう。
頂上付近には中禅寺湖が広がり、湖を一周すれば美しい景色を満喫できます。日光東照宮や華厳の滝といった観光名所も多く、歴史や自然を同時に楽しめるのがこのコースの特徴です。
標高差による温度変化や、野生動物の飛び出しに注意してください。
3. 榛名山〜草津温泉ルート|峠道と名湯を楽しむ

榛名山から草津温泉までのルートは、適度なカーブと標高差があり、ライダーの技術を試す絶好の機会となります。
このコースは、テクニカルな峠道走行と温泉でのリラックスを組み合わせた、バランスの良いルートです。山岳ツーリングの醍醐味を味わいつつ、最後に温泉で疲れを癒すことができ、充実した一日を過ごせるでしょう。
榛名山から草津温泉までは、ワインディングロードが続きます。バイクの運転を楽しみながら、温泉を目指しましょう。
4. 富士五湖周遊コース|富士山の絶景を楽しみ尽くす

富士五湖周遊コースは、富士山を背景にした絶景と共に、適度なワインディングを楽しめる人気ルートです。特におすすめは、富士五湖(山中湖、河口湖、西湖、精進湖、本栖湖)を巡るルートで、湖越しに富士山を望む風景は一見の価値ありです。
富士山の裾野を駆け抜けるこのルートは、標高の変化により異なる景色が楽しめ、晴れた日には視界いっぱいに広がる富士山の姿が印象的です。また、各湖周辺には観光スポットも多く、休憩を挟みながらのんびりと楽しむことも可能です。
5. 妙義山〜軽井沢エリア周遊|岩山の絶景と高原リゾートを巡る

妙義山は、関東でも屈指の難所とされる山岳道路が広がるエリア。険しい岩山とカーブが連続するルートは、テクニカルなコースとしてライダーたちに人気です。腕に自信がついてきたライダーには、絶好の挑戦の場となるでしょう。
さらに、軽井沢エリアまで走ることで、高原リゾートの爽やかな空気を楽しみつつ、のんびりとした時間も過ごすことができます。妙義山の険しさと、軽井沢のゆったりとした雰囲気が対照的で、走行後の達成感も味わえます。
腕に自信がついたら挑戦!1泊2日の中距離コース
関東から少し足を伸ばせば、1泊2日で楽しめる中距離ツーリングコースもたくさんあります。ここでは、東北、中部、関西のおすすめコースをご紹介します。
1. 東北編|蔵王エコーライン〜磐梯吾妻スカイライン

蔵王エコーラインと磐梯吾妻スカイラインは、東北地方を代表する絶景ルートです。標高1,600mを超える蔵王エコーラインでは、雄大な山岳風景とともに、爽快なワインディングが続きます。途中には御釜(火口湖)があり、自然の神秘を間近に感じることができるでしょう。
続いて磐梯吾妻スカイラインに入ると、標高の高い場所から福島県の美しい景色が一望でき、四季折々の風景が楽しめます。特に秋の紅葉シーズンは、多くのライダーが訪れる人気スポットです。
2. 東北編|奥入瀬渓流〜十和田湖〜八幡平

奥入瀬渓流から十和田湖、そして八幡平に至るこのルートは、東北でも特に人気の高い観光名所を巡るコースです。奥入瀬渓流の澄んだ水と緑豊かな森林の間を走り抜け、十和田湖で静かな湖面を眺めながら休憩するのは、まさに癒しのひとときと言えるでしょう。
さらに、八幡平に向かうと標高が上がり、山岳道路特有の爽快感が味わえます。夏は涼しく、秋には紅葉、冬には雪景色と、四季折々の風景が楽しめるエリアです。
自然豊かな景色を楽しみながら、ツーリングすることができます。
3. 中部編|立山黒部アルペンルート〜白馬大雪渓

立山黒部アルペンルートは、北アルプスの山岳地帯を駆け抜ける絶景コースです。険しい山道や高原ルートを走り、大自然の雄大さを肌で感じられるでしょう。夏場でも涼しく、走行中に汗をかく心配が少ないのも魅力です。
立山黒部アルペンルートでは、ケーブルカーやロープウェイなどを乗り継ぎ、標高3,000m級の山岳地帯を観光することができます。白馬大雪渓では、四季折々の美しい風景を楽しむことができ、特に夏の終わりから秋にかけての紅葉は絶景です。
4. 関西編|京都丹後半島周遊〜天橋立

丹後半島周遊ルートは、日本海を望みながら走る壮大な景色が特徴です。海沿いのワインディングロードはほどよいカーブが続き、ライダーにとって走りやすくもあり、爽快感を味わえます。ルートの途中にある天橋立は日本三景のひとつとして知られ、その絶景は訪れる価値があります。
丹後半島は観光地としても栄えており、海産物が豊富なので、ツーリング途中に新鮮な魚介類を楽しむこともできます。温泉地もいくつか点在しており、1泊2日のツーリングでは、疲れを癒すスポットとしても最適です。
5. 関西編|熊野古道ルート〜那智の滝

関西地方で特におすすめしたいのが、熊野古道を巡る歴史的ルートです。古くからの巡礼の道として知られた土地で、緑豊かな山道を走りながら歴史と文化を感じることができます。途中、那智の滝へ向かう道はカーブが多く、バイクライダーにとっては技術を試す絶好の機会となるでしょう。
熊野古道自体が神秘的な雰囲気を持つため、ツーリング中に心も体もリフレッシュできます。滝の迫力と自然の美しさが相まって、非常に満足度の高いツーリングコースです。
バイク乗りの憧れ!遠征ツーリング超人気コース
バイク乗りなら一度は行ってみたい、憧れの遠征ツーリングコースをご紹介します。北海道、四国、九州の絶景ルートを走りましょう。
1. 北海道編|知床半島一周〜オホーツク海沿岸ルート

知床半島は、北海道の大自然を堪能できる世界遺産エリアです。ツーリング中は、豊かな自然とともに野生動物に出会うこともあり、他では体験できないスリルと感動が味わえるでしょう。特にオホーツク海沿岸ルートは、広がる青い海と空を満喫できる素晴らしいコースです。
道中には温泉やキャンプ場も多くあり、1泊2日、あるいは数日かけてのツーリングが適しています。広大な大地を駆け抜ける感覚は、北海道ならではの贅沢な体験となるに違いありません。
2. 北海道編|富良野〜美瑛〜札幌グルメツーリング

海道のツーリングで欠かせないのが、富良野〜美瑛〜札幌を巡るコースです。夏のラベンダーが咲き誇る富良野や、美瑛の丘陵地帯は、バイクで走るとまるで絵画の中にいるかのような美しさです。広大な丘陵地帯を縫うように走り、北海道の自然の壮大さを感じることができます。
観光とグルメの両方を楽しむことができるこのコースは、長距離ツーリングでも飽きることがありません。札幌では北海道グルメを楽しむことができ、ラーメンやジンギスカンなど地元ならではの料理がライダーを待っています。
風景とグルメを満喫できるこのツーリングコースは、北海道ならではの魅力が詰まったルートです。
3. 四国編:しまなみ海道〜四国カルスト

四国のツーリングで最も人気が高いのが、しまなみ海道を渡るコースです。瀬戸内海を横断する全長60kmにわたる橋の連続で、絶景が広がります。海を眺めながら走る橋の上は、格別の気持ち良さが味わえるでしょう。
四国カルストは四国でも屈指の高原ルートで、空と大地の広がりを感じながら走ることができます。自然豊かなルートとアクセスしやすい道路環境が整っているため、初心者からベテランまで楽しめるルートです。
4. 四国編|四万十川沿い〜足摺岬一周コース

四万十川沿いを走るこのコースは、清流とともに進む穏やかなルートです。日本最後の清流とも言われる四万十川の美しさを堪能しながら、心地よい風を感じるツーリングは、自然を愛するライダーにとって至福の時間となるでしょう。
四万十川から足摺岬まで足を延ばすと、太平洋の雄大な景色が広がります。足摺岬の断崖絶壁に立つ灯台は、ツーリングのゴールとしても達成感があります。
5. 九州編|阿蘇山〜くじゅう高原〜別府温泉ルート

阿蘇山は、九州のツーリングの中でも特に人気の高いルートです。カルデラの中を駆け抜ける道路は、日本でも有数の絶景ワインディングとして知られており、ライダーにとって忘れられない経験となるでしょう。阿蘇山を抜けると、広がる高原と青空が美しいくじゅう高原が待っています。
ツーリング後は、別府温泉で疲れを癒すことができるため、1泊2日以上のプランで楽しむライダーが多いです。温泉と絶景を同時に楽しめるこのコースは、九州を満喫するためのベストなルートです。
峠道入門!初心者のためのワインディング練習コース

ワインディングロードは、バイクの醍醐味の一つですが、初心者にとっては、少し怖いと感じるかもしれません。そこで、ここでは、初心者でも安心して練習できるワインディングロードをご紹介します。
1. 道志みち|緩やかなカーブが多い、初心者向けワインディングロード
道志みち(国道413号線)は、神奈川県相模原市から山梨県道志村を経て富士吉田市に至る約40kmのルートです。比較的緩やかなカーブが多く、楽しみながらワインディング走行の基本を学べるでしょう。
このコースを走る際は、以下の点に注意してください。
- 週末は交通量が増えるので、平日の走行がおすすめ
- 降雨後は路面が滑りやすくなるので注意が必要
- 野生動物の飛び出しに注意する
- 冬季は凍結の可能性があるので、天候をよく確認する
沿道には道の駅どうしやカフェなどもあり、休憩を取りながらツーリングを楽しめます。
2. 碓氷峠|碓氷第三橋梁(めがね橋)など、歴史的建造物も見どころ
碓氷峠は、群馬県と長野県の県境に位置する峠道で、初心者ライダーにとって魅力的なワインディング練習コースです。
峠の道自体は走りやすく、交通量も比較的少ないため、ゆっくりと景色を楽しみながら練習できるでしょう。道中にある道の駅しもにたなどで休憩を取りながら走れば、無理なく楽しめます。
特に注目すべきは、碓氷第三橋梁(通称「めがね橋」)です。レンガ造りのアーチ橋として有名で、バイクを停めて見学することもできます。
3. ビーナスライン|長野県を代表する人気ワインディング
ビーナスラインは、長野県を代表する絶景ワインディングロードで、全長約76kmにわたり、標高1,700mの高原を走る爽快なコースです。ゆるやかなカーブが続くこの道は、初めてのワインディング練習に最適で、特に春から夏にかけての緑豊かな季節には、多くのライダーが訪れます。
高原の風景を楽しみながら、のんびりと走れるビーナスラインは、初心者から中級者まで幅広いライダーに人気です。途中には美ヶ原高原や白樺湖などの観光スポットもあり、ツーリングと観光を同時に楽しめます。
4. 乗鞍スカイライン|長距離ワインディングに挑戦
乗鞍スカイラインは、全長約14.4kmの長距離ワインディングロードで、標高2,700mを超える地点まで続く山岳道路です。初心者にとって、長距離のワインディングに慣れるにはぴったりのコースで、カーブが続く中でバイクの操作に集中しつつ、周囲の大自然を楽しむことができます。
乗鞍岳の雄大な景色が広がる中、天候によっては雲海を望むこともでき、ツーリングの醍醐味を満喫できます。また、途中には休憩スポットも充実しており、無理なく走行できます。
5. 磐梯吾妻スカイライン|絶景と共に技術を磨く
東北の絶景ワインディングロードとして知られる磐梯吾妻スカイラインは、全長約28.7kmにわたるカーブが連続する峠道です。このルートでは、初心者でも十分楽しめる緩やかなカーブが多く、自然の美しさと技術を磨く場として絶好の場所です。
標高の高い地点を走るため、周囲の景色はまさに絶景。天候によっては眼下に広がる壮大なパノラマ風景が楽しめます。また、途中にある浄土平や不動沢橋などの観光スポットも見逃せません。
腕に自信あり!上級者向け難関ワインディングコース

ワインディングの腕に自信がある上級者の方には、ぜひ挑戦してほしい難関コースをご紹介します。
1. 伊豆半島周遊ルート|連続するワインディングの醍醐味
伊豆半島周遊ルートは、上級者ライダーにとって理想的なコースです。特に、伊豆スカイラインから続くワインディングは、急なカーブと高低差が連続し、テクニカルな走行を楽しむことができます。さらに、天城峠を含むルートでは、静かな山岳道路と共に、伊豆の大自然を堪能できるでしょう。
休憩スポットや温泉も豊富にあり、挑戦的なルートを走り終えた後には、熱海や修善寺での温泉も楽しむことができます。
2. 渋峠|国道最高地点を通るルート
渋峠は、群馬県と長野県の県境に位置する標高2,172mの峠で、日本の国道最高地点として知られています。国道292号線(志賀草津高原ルート)上にあり、横手山と白根山の間を通過しています。
自転車やバイク愛好家の聖地とも言え、周辺には草津温泉や志賀高原など、観光スポットが点在しています。峠付近には「渋峠ホテル」があり、建物の中央を県境が通過する珍しい宿泊施設です。
夏季は雄大な山々の景色や雲海が楽しめますが、冬季(11月初旬から4月下旬頃)は閉鎖されるため注意してください。
3. 阿蘇パノラマライン|九州ライダーたちの聖地
阿蘇パノラマラインは、3つの主要ルートで構成されており、それぞれ独自の魅力を持っています。
- 坊中線(県道111号): 阿蘇五岳の壮大な展望が楽しめる約15kmのルート。草千里ヶ浜や噴煙を上げる中岳など、阿蘇の象徴的な景観を堪能できます。
- 赤水線(県道298号): 約12kmのルートで、米塚の迫力ある姿を間近で見られる人気スポット。
- 吉田線: 南阿蘇への展望が楽しめる変化に富んだルート。
雄大な外輪山の眺めや広大な草原、活発な火山活動を体感できる内輪山など、相反する風景を一度に楽しめる点が最大の魅力です。
4. 剣山スーパー林道|四国の秘境ワインディング
剣山スーパー林道は徳島県を横断する日本最長の林道で、全長87.7kmに及びます。この林道は、勝浦郡上勝町から那賀郡那賀町まで続き、西日本第二の霊峰である剣山を含む剣山国定公園を通過しています。
未舗装の道が続くため、バイクの技術だけでなく、オフロードの経験も必要になります。剣山の雄大な自然と、道中で出会う静寂な景色は、他では味わえない特別な体験となるでしょう。
ただし、スポーツタイプのバイクに乗っている人や、オフロード走行の経験がない人がむやみに侵入するのは危険です。高標高地を通るため、毎年12月1日から翌年3月31日までの冬期は全面通行止めとなることにも注意してください。
5. ヤビツ峠〜奥多摩周遊道路|緑豊かな渓谷美と温泉を楽しむ
ヤビツ峠は、神奈川県秦野市から宮ヶ瀬湖を結ぶ人気のワインディングコースです。この峠は急カーブや急勾配が続き、テクニカルな走行を求められる上級者向けのルートとなっています。ヤビツ峠を攻めた後は、奥多摩周遊道路へと続けるルートもおすすめです。
奥多摩周遊道路は、標高約1,000mを超える道を走り抜けるルートで、豊かな自然に囲まれた緑豊かな渓谷美が楽しめます。また、峠道を走った後に立ち寄れる温泉スポットも数多くあり、ツーリングの疲れを癒す場所として最適です。
まとめ|バイクツーリングで広がる新たな世界

バイクツーリングは、風を感じながら自由に走り、雄大な自然や美しい景色を満喫できる最高の趣味です。
この記事で紹介したコースを参考に、あなただけの特別なルートを見つけてみてください。安全運転を第一に、バイクライフを満喫しましょう!
2りんかんでは、ライダーの求める様々な商品をお取り扱いしております。全国60店舗、約50年の実績を持つ2りんかんの精鋭スタッフが、あなたにあった商品を提案させていただきます。
お近くの店舗はこちら:https://2rinkan.jp/shop/index_list.html