育児中におすすめのワイヤレスイヤホンで自分時間をゲットしてリフレッシュ

育児中にワイヤレスイヤホンを使うと、子どもの声が聞こえなくなり、危険な状況に陥ってしまう可能性があります。

しかしイヤホンの種類を選べば、子どもの安全を確保しつつ、育児中にイヤホンが使えるようになるかもしれません。

ワイヤレスイヤホンにはどのような種類があり、
育児中におすすめなイヤホンとは、どんなイヤホンなのでしょうか。

イヤホンを使って育児をしている人が、どんな使い方をしているのか、何を聞いているのかについてもまとめました。

ワイヤレスイヤホンの種類

育児をしながらワイヤレスイヤホンを使うのであれば、耳を塞がないタイプがおすすめです。

ワイヤレスイヤホンには、以下のような種類があります。

  • カナル型イヤホン
  • インナーイヤー型イヤホン
  • 骨伝導式イヤホン
  • オープンイヤー型イヤホン

カナル型イヤホン

カナル型イヤホン育児

カナル型イヤホンとは、イヤホンにシリコン製のイヤーピースを付けて、耳の穴にしっかり押し込むタイプです。

耳栓のように耳を塞ぐ形で、遮音効果が高いのが特徴です。

しかし耳を圧迫するため、長時間使うと疲労感を感じる方もいます。

電車でイヤホンを使う時のように周囲の音が気になる場合に向いていますが、育児中には不向きなタイプだといえます。

インナーイヤー型イヤホン

インナーイヤー型イヤホンとは、耳の入口にのせて使うタイプです。

カナル型のようにイヤーピースがついていませんので、耳の穴を隠しはするけど塞いではいません。

耳の形に合わないと落ちやすい、痛くなりやすいという傾向があるので、合うものを選ばなければいけません。

カナル型イヤホンと比較すると外の音が聞こえやすいですが、子育てしながらだと家庭の音が聞こえにくいと感じるでしょう。

骨伝導式イヤホン

骨伝導式イヤホンとは、骨伝導を利用して音を伝送するイヤホンです。

他のイヤホンは鼓膜から内耳を震わせて脳へ音を届けているのに対し、骨伝導式イヤホンは内耳の骨を震わせて脳へ音を届けます。

耳に入れるのではなく、こめかみにあてて装着します。

「SPのような見た目になる」と見た目を気にする方がいますが、耳を塞がないイヤホンなので育児中におすすめなタイプです。

イヤホンは小さなものが多いので、子どもの誤飲が気になるという家庭にも向いています。

オープンイヤー型イヤホン

オープンイヤー型イヤホンとは、物理的に耳の穴にイヤホンを入れずに、耳のくぼみにひっかけるようなイヤホンです。

イヤーカフのような見た目のものもあり、周りの音を遮らないのが特徴です。

骨伝導式イヤホン同様、育児中の使用に向いているタイプであるといえます。

さらに骨伝導式だと子どもを抱っこした時に引っ張られてしまうという心配がありますが、オープンイヤー式イヤホンであれば小さなイヤホンなので子どもも気になりにくいでしょう。

耳を塞がないイヤホンのメリット

耳を塞がないイヤホンは、以下のようなメリットがあります。

  • 子どもの声や危険な音が聞こえる
  • 付け心地の不快感がない

子どもの声や危険な音が聞こえる

育児イヤホン

耳を塞がないイヤホンを選ぶ最大のメリットが、外の音が聞こえるという点です。

子どもがママを呼ぶ声や泣き声にも、すぐに気付いてあげられます。

子どもが話しかけても気付いてあげられないような状態だと、危険な状況になってしまう可能性があります。

例えば「これ使っていい?」と聞いたのに、返事がない。という状態だと、子どもが勝手にハサミを使ってしまうかもしれません。

イヤホンを使うのは悪い行為ではありませんが、一番大切な子どものSOSを見逃してはいけません。

付け心地の不快感がない

イヤホンを長時間使用して、蒸れる、疲れる、という不快感を感じた経験はありませんか?

圧迫感や重量感など、深いを感じるポイントは人それぞれですが、耳を塞がなければ従来のイヤホンよりも快適に使用できます。

育児の息抜きにイヤホンを使うのであれば、イヤホンで不快感を感じない方がいいでしょう。

より快適に使用できるものを選び、気持ちよく自分だけの時間を楽しめる環境にしましょう。

耳を塞がないイヤホンのデメリット

耳を塞がないイヤホンのデメリットとしては、音漏れが挙げられます。

外出先で使うのであれば音漏れが気になるかもしれませんが、育児の合間に自宅で利用するのであれば問題ないでしょう。

多少音漏れしたとしても、育児中であれば子どもの声や周囲の音が聞こえるメリットの方が大きいと考えられます。

できるだけ音漏れに配慮されたイヤホンを選び、外出先で使う時は音漏れしやすいイヤホンであると意識した上で配慮しながら使用するようにしましょう。

育児中はイヤホンを使うのがおすすめ

育児中にイヤホンを使うと、子どもの安全を確保しながら自分だけの音楽が楽しめます。

以下のような利点があるので、子育て中にイヤホンを活用するのがおすすめです。

  • 自分時間の確保になる
  • 心のリフレッシュになる
  • 家事の効率がアップする
  • つけっぱなしでも疲れにくい

自分時間の確保になる

イヤホン自分時間

育児中は24時間子どものお世話や家事に追われ、自分の時間が確保できないのが大きな悩みとなります。

「トイレに行く暇もない」「ワンオペで疲れた」と、
息抜きができずストレスが溜まってしまう日もあるでしょう。

自分の時間を確保するためには1人にならなくてはいけないと考えがちですが、イヤホンをつければ家事や育児をしながら自分だけの空間が確保できます。

子どもが起きている時間に使用できますので、睡眠時間を削らずに自分の時間を作れます。

心のリフレッシュになる

子どもが生まれると、以前の楽しみは嘘のように生活の中から消えていきます。

「好きなアーティストの音楽が、アンパンマンのマーチに変わる」「録画番組は全てアニメ」なんて家庭も少なくないでしょう。

子どもと一緒にテレビや音楽を楽しむのが悪いというわけではありませんが、自分自身が好きなものを思い出してみませんか?

好きなアーティストの曲を1曲聞くだけでも元気がでるもので、数分で心のリフレッシュになります。

子どもの昼寝中、キッチンに立つタイミングで耳を塞がないイヤホンがあれば、そっと充電タイムを作れるようになります。

家事の効率がアップする

育児イヤホン家事

好きな音楽やYouTubeなどを流しながら家事をすれば、単調な作業も楽しくなってくるかもしれません。

テンションが上がると、家事の効率がアップするなんて効果も期待できます。

育児や家事は毎日こなさなければいけないものですが、モチベーションを上げられれば毎日が少し楽しくなります。

「この曲の間に洗濯物を畳む」「お皿洗いはこの曲!」というようにすると、選曲も楽しみのひとつになります。

つけっぱなしでも疲れにくい

家にいる時間、子育てをしながらイヤホンを使用すると、付け外しが面倒になり、長時間利用になってしまうという人もいるかもしれません。

骨伝導式イヤホンやオープンイヤー式イヤホンは耳を塞がないので圧迫感がなく、耳への物理的な負担が少ないので疲れにくいという特徴があります。

また骨伝導式イヤホンは鼓膜を使わないので、比較的耳に優しいといわれています。

育児中にイヤホンを使うシーンとは

育児中にイヤホンを活用しているママさんは、以下のようなシーンでイヤホンを使っています。

子ども最優先は絶対条件として、生活の中でどうイヤホンを使っていくのかイメージしてみましょう。

  • 家事をするとき
  • 子どもの寝かしつけに
  • 保育園のzoom懇談会など
  • 資格取得の勉強に

家事をするとき

家事をしているタイミングは手は塞がってはいるものの、意外と耳はあいています。

ワイヤレスイヤホンは部屋を移動しても音が聞こえますので、家事をしながらのながら聞きで心をリフレッシュできます。

10分や20分という短い時間であっても、積み重ねていけば立派な自分時間となります。

家事をするタイミングでリフレッシュできていると、
その後の子どもとの時間も笑顔で過せるようになります。

子どもの寝かしつけに

寝かしつけイヤホン

子育ての1日の終わりの大きな仕事といえば、寝かしつけです。

30分~1時間程度かかる日も多いでしょうし、変な時間に昼寝をしてしまった日は数時間寝ないなんて場合もあるでしょう。

何より寝かしつけでつらいのは、終わりの時間がわからないという点です。

待っているだけだと寝かしつけは苦痛な時間になってしまいますが、イヤホンがあればゆったりとした気持ちで付き合ってあげられます。

保育園のzoom懇談会など

コロナウイルスの流行後から、保育園や幼稚園の懇談会や保護者会がzoomで行われるというケースが増えました。

先生の話を一方的に聞くというスタイルが一般的なので、画面を常に見ていなくても参加できる状態になります。

zoom懇談会の途中でも子どもはじっとしていられませんので、ワイヤレスイヤホンを使って耳だけで参加するというスタイルもOKでしょう。

さらに役員会をzoomで開催するという保育園や幼稚園もありますので、ワイヤレスイヤホンを持っていると重宝します。

資格取得の勉強に

「仕事に復帰する前に資格を取得しておきたい」と、
育児中に資格取得を目指すママさんも少なくありません。

しかし普通に子育てをしていては、資格取得のための勉強の時間はありません。

子育てをしながら資格のための勉強をするには、何かしらの工夫が絶対に必要です。

イヤホンで資格勉強のための音源を聞くという方法であれば、育児中でも、家事の合間でも勉強の時間にできるでしょう。

子どもの声に気付かないほど集中しすぎるのは注意が必要ですが、ワイヤレスイヤホンは時間のやりくりのサポートになってくれるでしょう。

育児中におすすめのワイヤレスイヤホン

ワイヤレスイヤホンには種類がありますが、その中でも育児中におすすめなのは耳を塞がずに外の音が聞こえるタイプです。

骨伝導式イヤホンオープンイヤー型イヤホンを選ぶと、子育て中でも安心してイヤホンを使えるでしょう。

育児中におすすめのワイヤレスイヤホンをご紹介します。

  • Shokz(ショックス)| OpenMove
  • Anker(アンカー)|AeroFit
  • HUAWEI(ファーウェイ)|FreeClip

Shokz(ショックス)| OpenMove 

骨伝導イヤホンのパイオニアであるShokz(ショックス)の骨伝導式ワイヤレスイヤホンです。

耳の中にイヤホンを入れないので動きがあるシーンにも向いており、ランニングやスポーツをする人にも人気のワイヤレスイヤホンです。

IP55防塵・防水なのでキッチンなどの水回りでの使用も安心で、Bluetoothは10mの通信距離がありますので家の中を動き回っても音声に影響がありません。

カラーは4色で、ホワイトやピンクといった女性らしい色合いも選べます。

Anker(アンカー)|AeroFit

オープンイヤー型で、耳を塞がずに日常生活の会話や音声を聞き取れるイヤホンです。

音に指向性を持たせ、音漏れを少なくしたタイプなので、「オープンイヤー型だと音漏れが気になる」という方におすすめです。

片耳8.5gと軽量なので長時間使っても疲れにくいという特徴があります。

2台の端末に同時に接続できるので、音楽を聞きながら資格の勉強をするという使い方もできます。

HUAWEI(ファーウェイ)|FreeClip

イヤーカフのように耳に装着する、オープンイヤー型のワイヤレスイヤホンです。

イヤホンは左右どちらの耳につけても不快感がないように設計されており、片耳5.6gとなっているので軽さを求める方におすすめです。

様々な人の耳を研究して作られた形で、スポーツのように激しい動きをしてもズレにくくなっています。

小さな子どもがいて、公園で激しい動きに付き合ったり、抱っこや寝かしつけで動きが多いというママさんにもおすすめです。

育児にイヤホンを取り入れてみよう

育児の仕方は家庭によって多様化しており、もしかしたら「ママがイヤホンをしながら育児をするなんて!」と嫌な顔をする人がいるかもしれません。

しかし子どものために1日の全ての時間を捧げて、ママが疲弊しきって余裕がなくなってしまっては元も子もありません。

イヤホンを心のリフレッシュに活用するのは、決して悪い行為ではありません。

耳を使えば、時間を有効活用できるようになり、育児の息抜きにもなるでしょう。

子どもの安全を第一に考えて、ワイヤレスイヤホンを選びましょう。

「小さくて軽い方がいいのか」「誤飲の心配がない方がいいのか」というように、安心して使えるタイプを選んでいきましょう。