PayPay残高を現金化する方法を徹底解説！即日出金する方法や出金できない原因も紹介

スマホ決済サービスとして特に利用者の多い「PayPay」ですが、PayPay残高を多く持っているものの、それをどのように活用すればよいか迷っている方もいるのではないでしょうか。

特に、残高を現金に変えたいと思う方は多いでしょう。

本記事では、PayPay残高を現金化する方法について解説します。

結論として、PayPayでは残高を銀行口座へ出金できるようになっているのです。

PayPay残高を出金する場合の手順や注意点について詳しく説明していきますので、上手に活用していただけたらと思います。

目次

PayPayとは

引用：PayPay公式サイト

PayPayは、スマホで気軽に利用できるQRコード決済サービスの1つで、現在は全国のコンビニエンスストアやドラッグストア、飲食店など様々な店舗でPayPayが利用可能です。

あらかじめ残高にチャージしておけば、スマホ1つでPayPay残高を1円単位で使用できます。

PayPayにはクーポンやキャンペーン、ポイントの高い還元率など魅力が多いことから、登録ユーザーや加盟店が拡大しています。

PayPay残高を確認する方法

PayPay残高はPayPayアプリから、以下の方法で確認できます。

  1. アプリのホーム画面右下にある【ウォレット】をタップ
  2. PayPay残高の【内訳・出金】をタップ
  3. 使える金額の【＞】をタップ
  4. PayPay残高の種類の内訳が表示される

PayPay残高の種類

PayPay残高の種類

PayPay残高はチャージ元によって3種類に分けられます。

  • PayPayマネー
  • PayPayマネーライト
  • PayPayポイント

それぞれの特徴をまとめると以下の通りです。

残高の区分チャージ方法払い戻し（出金）送る・わりかん支払い有効期限残高上限
PayPayマネー銀行口座
セブン銀行ATMローソン銀行ATM
ヤフオク!・PayPayフリマの売上金		◯◯◯なし100万円
PayPayマネーライトPayPayカード
PayPayあと払い
ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い		✕◯◯なし100万円
PayPayポイント特典やキャンペーン等✕✕◯なし なし

後述しますが、残高を現金化できるのは「PayPayマネー」のみとなります。

PayPay残高それぞれについて詳しく説明していきます。

PayPayマネー

主に銀行口座からチャージしたものが「PayPayマネー」で、PayPay残高を送る機能やわりかん機能にも対応しており、幅広く利用できるのが特徴です。

PayPayマネーのチャージ方法として、銀行口座のほかにヤフオク！やPayPayフリマの売上金、セブン銀行ATMやローソン銀行ATMから入金（現金）などがあり、自由にチャージ方法を選択できます。

また、PayPayマネーを利用するにはeKYCの本人確認が必要です。

PayPayマネーライト

「PayPayマネーライト」は、PayPayカードや、PayPayあと払い、ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いなどを利用してPayPay残高にチャージした残高です。

また、本人確認を行う前に銀行口座やセブン銀行ATM、ローソン銀行ATM、ヤフオク!・PayPayフリマの売上金を利用してPayPay残高にチャージした残高もこのPayPayマネーライトになります。

送金やわりかん機能は付いているものの、出金機能はありません。

PayPayポイント

キャンペーンや特典などの適用によってPayPay残高に付与されたポイントを「PayPayポイント」といい、1ポイント1円分として、PayPay加盟店で利用できます。

支払いにPayPayを利用すると、PayPayポイントが貯まりますが、加盟店や対象サービスによって還元率が変わります。

PayPayポイントは出金のほか、送金やわりかん機能も使用できません。

出金できるのは「PayPayマネー」のみ！現金化する方法を解説

現金化する方法を解説

PayPayは2019年9月30日に資金移動業への登録を完了し、出金できるようになりましたが、先述した3種類のPayPay残高のうち、PayPayの出金機能で指定口座に出金できるのは「PayPayマネー」のみとなっています。

PayPay残高を銀行口座に出金する方法は以下の通りです。

  1. PayPayアプリ下部の【ウォレット】をタップ
  2. PayPay残高表示部の【内訳・出金】をタップ
  3. PayPayマネー欄にある【出金】をタップ
  4. 登録済み口座がある場合、希望の口座を選択
  5. 出金したい金額を入力し、出金するをタップ
  6. 手続きが完了すると振り込み予定日が記載

出金は100円からでも可能ですが、金融機関によっては出金の際に手数料がかかる可能性がある点や、出金処理中のキャンセルはできない点に注意しましょう。

本人確認による審査が必要

PayPayマネーを現金化するためには、事前にPayPayアプリから本人確認による審査を完了させておく必要があります。

本人確認書類として使用できるのは以下の2つです。

  • 運転免許証（ICチップ内蔵）
  • マイナンバーカード

即日でPayPay残高を現金化させたい方は、あらかじめ本人確認を済ませておきましょう。

即日出金ならPayPay銀行

PayPayマネーから出金する場合、出金先の銀行によって出金までにかかる日数や手数料が以下のように変わってきます。

金融機関振込実施日手数料
PayPay銀行即時0円
ゆうちょ銀行出金手続き午後5時まで/3営業日後
出金手続き午後5時以降/4営業日後		100円
上記以外の金融機関出金手続き午後5時まで/翌営業日
出金手続き午後5時以降/翌々営業日		100円

PayPay残高を現金化する場合、PayPay銀行以外だと出金手続き1回ごとに手数料が発生してしまうため、注意が必要です。

PayPay銀行であれば、いつ手続きを行っても手数料無料で即日振込をしてもらえるため、PayPayを頻繁に利用している方はPayPay銀行の口座を作っておくと良いでしょう。

PayPayマネーが現金化できない理由

PayPayマネーが現金化できない理由

PayPayマネーの出金手続きを行っても、出金できなかった場合、以下の原因が考えられます。

  • 本人確認が完了していない
  • 残高が不足している
  • 出金の上限額を超えている
  • 別の口座に出金している
  • 振込完了までに時間がかかっている

詳しく説明しますので、「出金がうまくいかない」「出金手続きを行ったのに振り込まれない」という方は参考にしてください。

本人確認が完了していない

前述した通り、PayPayマネーを出金するためには、本人確認を済ませておく必要があります。

本人確認がまだの場合、マイナンバーカードもしくは運転免許証を用意し、アプリの画面下部の「アカウント」から「詳細」を選択し、「本人確認・口座認証」から手続きを行いましょう。

残高が不足している

まず、PayPayマネーの残高が不足しているケースが考えられます。

また、「残高があるのに出金できない」という場合、PayPayマネー以外の残高である可能性が高いです。

繰り返しになりますが、現金化できるのはPayPayマネーのみなので、PayPay残高の種類の内訳から、PayPayマネーの残高があるか確認しましょう。

出金の上限額を超えている

出金の上限額を超えている

PayPayマネーが1日に出金できる上限額は50万円となっています。

24時間以内に出金してしまっている場合には、上限額を超えていると出金できません。

また、不正利用や被害を予防する目的で利用を制限する場合もあります。

別の口座に出金している

振込したい口座とは違う口座で手続きを行っている可能性も考えられます。

特に、PayPayに複数の口座を登録している場合は注意が必要です。

残高履歴からどの口座を指定して振込を行っているか確認してみると良いでしょう。

また、入力した口座情報に間違いがあった場合も出金できないので、登録口座を確認して手続きを行う必要があります。

振込完了までに時間がかかっている

前述しましたが、PayPay銀行以外の口座に出金する場合は、振込完了までにある程度日数を要します。

ゆうちょ銀行の場合、4営業日後の振込となる場合もあるため、即日振込を希望する方は、あらかじめPayPay銀行の口座を開設しておくのがおすすめです。

PayPayマネー以外の残高を現金化する場合は注意

PayPayマネー以外の残高を現金化する場合は注意

PayPayの出金機能で出金できるのは「PayPayマネー」のみ となっていますが、PayPayマネー以外で現金化する方法がないわけではありません。

しかし、PayPayマネー以外で現金化を試みた場合、様々なリスクがあるので注意が必要です。

詳しく説明していきます。

①換金性の高い商品をPayPayで購入して売却する

換金性の高い商品をPayPayで購入し、リサイクルショップやフリマアプリなどで購入した金額よりも高く売却するという方法（転売）をとっている人がいます。

この方法であれば、PayPayマネーライトやPayPayポイントも現金化が可能です。

しかし、この方法は公式が発表しているものではなく、様々なリスクがあるので慎重にならなければなりません。

リスク｜転売で損をする可能性がある

換金性の高い商品として、以下のものがあります。

  • ゲーム機・ゲームソフト
  • 本・マンガ
  • CD・DVD
  • アクセサリー
  • ブランド品

しかし、商品によっては換金率が下がり、大きく損をする可能性があります。

100%の換金率のものはほぼ無いと言っても良いでしょう。

リスク｜ペナルティを受ける可能性がある

PayPayを現金化目的で利用することは、違法ではないものの、利用規約に違反します。

“6. サービス利用にあたっての順守事項
当社のサービスのご利用に際しては、以下に定める行為（それらを誘発する行為や準備行 為も含みます）を禁止いたします。
(6)サービスを、マネーロンダリング、換金目的など、提供の趣旨に照らして本来のサービス提供の目的とは異なる目的で利用する行為
引用元：PayPay「利用規約・ガイドライン(第1章 総則)」”

現金化が判明した場合、カードの利用停止や退会処分、利用した金額の一括請求などのペナルティを受ける可能性がある点を覚えておきましょう。

ペナルティを受けないためにも、転売によって現金化をするのはやめておくのが賢明です。

②買取業者に買い取ってもらう

買取業者に買い取ってもらう

電子ギフト券の買取をしている買取業者の中には、PayPay残高も買取している場合もあります。

PayPayマネーライトを現金化する目的で利用している人がいるのは事実です。

しかし、数は少ないため業者を見つけるのが難しく、仮に見つかったとしても、トラブルに巻き込まれてしまう可能性があります。

リスク｜詐欺に遭う可能性がある

PayPay残高の買取についてインターネット等で検索すると、少ないながらも買取業者がヒットします。

しかし、悪質な現金化業者を利用した場合、利用規約に違反するだけでなく、

  • 現金が振り込まれない
  • カードを不正利用される
  • 個人情報が漏洩する

上記のような詐欺や犯罪に巻き込まれるリスクが高くなります。

犯罪に巻き込まれない・加担しないためにもルールを守りましょう。

現金化できるのは「PayPayマネー」だけ！手順を知って出金しよう

手順を知って出金しよう

PayPay残高の様々ある種類の中で出金できるのは、PayPayマネーのみです。

他のPayPay残高を現金化しようとすると、PayPayの利用規約に違反し、ペナルティを受ける恐れもあるため、注意しなければなりません。

また、PayPayマネーを銀行口座に出金する場合、ゆうちょ銀行の口座は最短3営業日後、その他の金融機関の口座は最短翌営業日の反映となります。

そのため、急ぎで現金が必要な時は、PayPay銀行の口座に出金しましょう。

本人確認や口座開設などを事前に行なっていくと、スムーズな現金化が可能になりますので、この記事を参考に、計画的にPayPayマネーの出金を行なっていただけたらと思います。

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