子供が寝ている間にコンビニに行くのはあり?危険性やママ1人で出かけたい場合の対処法を解説

「子供が寝ている間に外出したい」赤ちゃんを育てていると、日々の疲れやストレスからこのように思うママはたくさんいるはずです。

実際に、子供が寝た後に自宅近くのコンビニやスーパーに数分間だけ買い物に出かけたという話を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。

しかし、幼い子供を家に置いて外出すると、様々なリスクがあり、大怪我をしたり、最悪の場合、命を失ってしまったりすることもあるのです。

本記事では、子供が寝ている間に外出することで生じるリスクについて解説します。

また、ママ1人で出かけたいときの対処法や赤ちゃんを安全に見守るためのおすすめアイテムについても紹介しますので、ぜひこの記事を参考に、赤ちゃんの健康や安全を第一に考えて暮らしていただけたら幸いです。

近くのコンビニに行くだけでも注意!子供が寝ている間に外出しない方が良い理由

子供が寝ている間に外出

子供が寝ている間、たとえわずかな時間コンビニに行くだけであっても、子供を置いて外出するのはおすすめできません。

なぜなら、外出中に以下のリスクがあるからです。

  • 赤ちゃんはいつ起きるか分からない
  • 数分だけのつもりが数十分になることもある
  • 子供の異変に気付けない
  • 災害や事故が発生したときにすぐに対処できない
  • 逮捕されることもある

それぞれ詳しく説明していきます。

赤ちゃんはいつ起きるか分からない

予測不可能なのが赤ちゃんの特徴であり子育てです。

そのため、「一度寝たらしばらく起きないから出かけても大丈夫だろう」と思っていても、外出してすぐに目が覚めて泣き出す可能性もあるでしょう。

眠っている赤ちゃんを置いて外出したときに限って起きてしまったり、容体が急変したりすることもあるので、その点も十分考慮する必要があります。

数分だけのつもりが数十分になることもある

「子供が寝ている間、数分だけ」という気持ちで外出しても、つい用事が長引いてしまい、数十分、もしくは数時間も経ってしまうこともあります。

自宅からすぐ近くのコンビニに出かけたとしても、買うものが増えてしまったり、偶然知り合いに遭遇して話し込んでしまったりすることもあるでしょう。

また、家までの帰り道などに自身が事故に遭い帰れなくなる恐れもあるのです。

このように、数分だけで自宅に帰るつもりが長い時間経過してしまい、その間に子供に何かあったとしても対処が遅れてしまいます。

子供の異変に気付けない

赤ちゃん

子供を置いて外出すると、以下のような子供の異変に気付くことができず、適切な対処が遅れてしまう可能性があります。

  • 急な体調不良
  • SIDSの発症

トイレや掃除、食事の支度など、同じ家の中にいてわずかな時間子供から目を離すのと、数分だけ外出するのは同じだと考える方もいるでしょうが、子供に異変があったときにすぐに駆けつけられるかどうかは大きく異なります。

幼い子供に起こりやすい異変について見ていきましょう。

急な体調不良 

病気にかかりやすいのが乳幼児の特徴でもあります。

直前まで元気でいても、急な体調不良となったり、怪我をしたりする恐れがあり、そのときに親が外出していると適切な対処が遅れてしまう場合があるのです。

赤ちゃんと離れた場所にいても、同じ家の中にいれば赤ちゃんの泣き声を聞いてすぐに駆けつけられますが、外出していると泣き声にも気付けません。

SIDSの発症

これまですくすく育っていた赤ちゃんが、眠っている間に突然亡くなってしまうSIDS(乳幼児突然死症候群)という病気があります。

SIDSの原因は未だ解明には至っていないため、確実な予防法が確立していませんが、うつぶせに寝ているときの方ががSIDSの発症率が高いことが分かっており、子供が寝ている間にわずかな時間でも外出すると、あおむけに寝かせていても寝返りをうってうつぶせとなり、SIDSを発症する恐れがあるのです。

SIDSは1歳未満の赤ちゃんに起こりやすいですが、まれに1歳以上でも発症するリスクはあるため、注意しなければなりません。

災害や事故が発生したときにすぐに対処できない

災害や事故

家の中には様々な危険が潜んでいるため、幼い子供を家に置いて出かけると、以下のようなケースにすぐに気付けず、助けが遅れる可能性があります。

  • 地震などの災害
  • 火や水の事故
  • 子供の転落

それぞれ詳しく説明していきます。

地震などの災害

地震などの災害はいつ起こるか分からず、親の外出中に巻き込まれてしまう場合もあります。

親が一緒にいれば、落下物から子供を守ったり一緒に外に逃げ出すこともできるでしょうが、子供だけでは地震が起きたときに身を守る方法や助けを求める方法が分かりません。

その結果、救出が遅れてしまう可能性があるのです。

火や水の事故

家にいるときの危険なものとして挙げられるのが火や水の事故です。

子供のいたずらや不注意によってコンロの火で火傷をしたり、火事を起こしたり、浴槽で水遊びをして溺れたりといった事故に遭う恐れがあります。

事故にあったときにすぐに助け出せなければ、命に関わる危険性もあるのです。

子供の転落

子供だけを残して外出するときに起こりやすい事故として、転落事故があります。

子供が寝ているときに親が外出し、子供が起きた際に親を探そうとして窓やベランダに身を乗り出すこともあるでしょう。

過去には親がゴミを出しに外に出たわずか数分間の間に子供がベランダから転落し、命を落とすという事故もありました。

逮捕されることもある

海外ではほんのわずかな時間でも赤ちゃんや幼い子供を置いて外出した親は、育児放棄として逮捕されるケースもあります。

日本でも、店の駐車場に幼い子供が長時間置き去りにされたことで脱水症状を引き起こし、親が保護責任者遺棄の疑いで逮捕される事件が過去にありました。

また、頻繁に幼い子供を置いて出かけている場合や、置いて行かれた子供が大泣きしているときなどに、周囲の人から虐待を疑われて児童相談所や警察に通報される可能性は十分にあります。

1人で外出したいときはどうすれば良い?対処法を紹介

1人で外出したいとき

外出時は必ず子供を一緒に連れていく、といっても、常に一緒では精神的にも体力的にも負担が大きくなってしまいます。

そのため、少しの時間でも1人で出かけたいと思うこともあるでしょう。

しかし、幼い子供を残しての外出は、先述した通りリスクを伴うものなので、以下の方法を取るのが有効です。

  • 周囲の人に預かってもらう
  • ベビーシッターや一時保育の利用を検討する
  • 託児施設がある場所へ出かける

それぞれ詳しく紹介していきます。

周囲の人に預かってもらう

身近に親や親戚がいれば、一定時間子供を預かってもらい、外出する方法がとれます。

特に赤ちゃんを育てている時期は、赤ちゃんにつきっきりになってしまい、自分のために使う時間が少なくなり、疲労やストレスが溜まりやすいため、たまには自分だけの時間を過ごしたいと思うのは当然のことです。

ただし、核家族化や一人親家庭が増えており、子どもを気軽に預けられる大人が身近にいない場合もあるため、その際は以下に紹介する方法を検討してみてください。

ベビーシッターや一時保育の利用を検討する

一時保育可能なベビーシッターを探すのも有効です。

ベビーシッターは費用がかかりますが、預け先に送迎する必要がなく、保護者が在宅中・外出中に関わらず利用できます。

経験値が高いスタッフであれば、より安心して任せられるでしょう。

また、市区町村などでは子供を一時的に預かるサービスを行っているため、窓口に問い合わせてみるのがおすすめです。

託児施設がある場所へ出かける

託児所というのは、国からの認可を受けていない認可外保育施設を指し、夜間や土日に保育を行うところもあります。

運営方法や料金は施設によって異なりますが、中には映画館やショッピングモールなどに託児施設があるケースもあるため、一時的に預かってもらい、買い物や映画、美容院などの利用時間に充てるのも良いでしょう。

プロの保育士や幼稚園教諭が常駐している施設が多いため、事前に調べておくのがおすすめです。

赤ちゃんの見守りに最適!おすすめグッズ

子供の見守りに適したおすすめのベビーグッズ

家の中には危険が潜んでいるため、子供を置いて外出するのはもちろん、家の中にいても家事などで子供と離れる時間がある場合は安全な環境にしておくのが望ましいです。

そこで、子供の見守りに適したおすすめのベビーグッズをご紹介します。

  • ワイヤレスベビーカメラ BM-C2501|トリビュート
  • スマ@ホーム ネットワークカメラ KX-HBC200-W|パナソニック
  • 見守りカメラ LOOK|リッチェル
  • 防水ビデオモニター|コンビ

ワイヤレスベビーカメラ BM-C2501|トリビュート

ワイヤレスベビーカメラ BM-C2501
引用:ベビレンタ

離れていても赤ちゃんの様子が確認できる、ワイヤレスベビーカメラです。

常時モニタリングするのはもちろん、赤ちゃんが泣いたときにだけモニターが自動で起動する機能も搭載されており、さらにママの声を赤ちゃんに届ける機能も付いています。

暗視機能もあるため、赤ちゃんが寝ているときでもしっかり見守れます。

メーカートリビュート
サイズカメラ:約86×86×100mm
モニター:約20×70×23mm
重量カメラ:約140g
 モニター:約175g

レンタルするならこちら

スマ@ホーム ネットワークカメラ KX-HBC200-W|パナソニック

スマ@ホーム ネットワークカメラ KX-HBC200-W
引用:ベビレンタ

高画質カメラで、家事をしているときや在宅勤務中でも、離れた部屋にいる赤ちゃんの様子を見守りできるベビーカメラです。

1台のカメラにつき最大8台のスマートフォンが登録可能で、専用アプリを使用して無線LANに接続するだけで簡単に使用できます。

別売りのmicroSDカードを使用すれば、赤ちゃんの様子を動画で記録することも可能です。

メーカーパナソニック
サイズ約133×98×98mm
重量約460g

レンタルするならこちら

見守りカメラ LOOK|リッチェル

引用:ベビレンタ

ハウスウェア製品やベビー用品などの製造・販売を手掛けるリッチェルが販売する多機能なベビーモニターです。

専用アプリをダウンロードしたスマホやタブレットから赤ちゃんの様子を確認できます。

撮影範囲は上下100度、左右360度で、暗くなると暗視モードに自動で切り替わるので、赤ちゃんが眠っている映像もしっかりチェックできます。

また、大きな音と動きを検知した際にスマホに通知が届くので安心です。

メーカーリッチェル
サイズ6.4×9.6cm
材質本体:ABS樹脂
その他動画保存場所:microSD(最大128GB 約14日保存可能)
手動保存場所:スマートフォン
本体有効画素数:200万画素

レンタルするならこちら

防水ビデオモニター|コンビ

引用:ベビレンタ

コンビが提供する、防水機能搭載で水がかかりやすいキッチンやお風呂に持ち込んで見守れるビデオモニターです。

親機はテーブルなどに置けるだけでなく、ウエスト部分に付けて携帯することもできるので、シーンに合わせて使えます。

子機は上下左右に動かせる可動式カメラです。

また、ナイトビジョンにより暗闇でも確認でき、眠っている赤ちゃんの様子も見守れます。

メーカーコンビ
サイズ親機:W85×D50×H147mm
子機:W80×D58×H142mm
重量親機:200g
子機:150g
セット内容・親機本体(モニター)1台
・子機本体(カメラ)1台
・ACアダプター2個
その他親機は電池でも使用可能
※単4形アルカリ乾電池4本使用(別売)

レンタルするならこちら

幼い子供を置いて出かけるのは危険!

幼い子供を置いて出かけるのは危険

赤ちゃんから目を離すと、様々な危険から守ったり、対処したりするのが遅れてしまうため、自宅近くのコンビニでの買い物など、数分で行き来できる用事であっても、赤ちゃんを自宅に残して出かけるのは大変危険な行為です。

また、家の中には大人にとってはそうでなくても、幼い子供にとっては危険なものがたくさんあるため、自宅で赤ちゃんと一緒に過ごしているときでも注意しなければなりません。

ベビー用品の中には子供を危険から守るために活用できるアイテムがあるため、家事などで子供から目を離してしまう時間が少しでもあるならば、利用してみると良いでしょう。

ベビー用品をレンタルできるベビレンタでは、様々なベビーアイテムの取り扱いがあり、ベビーモニターなど、赤ちゃんを危険から守るアイテムを気軽にレンタルできるため、ぜひ利用してみてください。