【喉が弱い人必見】喉が痛くなりやすい人の特徴と風邪の予防法を解説

「すぐに喉が痛くなる」「喉が弱い」と感じている方は多いのではないでしょうか。

喉の弱さには生まれ持った体質も関係ありますが、生活習慣や癖といった要因も大きく影響します。そこで今回は喉が痛くなりやすい人の特徴や、喉からの風邪を予防する方法について解説します。

記事の後半では喉からの風邪予防におすすめの製品をご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

そもそも風邪とは

喉が痛くなる要因や予防法をお伝えする前に、まずは「風邪」について理解を深める必要があります。ここでは以下の項目について解説していきます。

  • 風邪という病気は無い
  • 風邪をひくメカニズム
  • 症状が異なる理由

それぞれ詳しく解説します。

風邪という病気は無い

一言で「風邪」と言われていますが、正確には「急性上気道炎」や「感冒」、「風邪症候群」などと呼ばれ、その8~9割はウイルス感染が原因と言われています。その他の1~2割が、肺炎球菌や溶連菌などによる細菌感染です。

ウイルスと細菌では大きさや構造、症状の出方、感染の仕方、治療法が異なります。ウイルスは細菌1/1,000程度の大きさしかない言われており、症状はウイルス感染の場合、一般的に3~4日程度で落ち着くのに対し、細菌感染の場合は比較的長引く傾向にあります。

また、一般的に治療薬として用いられる抗生物質は細菌感染には効果を発揮しますが、ウイルス感染の場合は効果を発揮しないという違いがあります。

風邪を引くメカニズム

ウイルスが体内で増殖することで様々な症状が出るようになり、ウイルスが体内に入っただけでは風邪の症状は出ません。

まず、ウイルスが鼻や口などの粘膜に付着し、増殖することで鼻や喉の粘膜に傷がつき、鼻水や喉の痛みといった症状が出ます。ここから更に進行し、気道まで広がってしまうと咳や淡が出るようになり、発熱へと繋がっていきます。

つまり、免疫が高くウイルスの増殖を抑えることが出来れば、もし体内にウイルスが入ったとしても風邪の症状は出ない、ということになります。

症状が異なる理由

風邪の症状を引き起こすウイルスは、少なくとも200種以上存在していると言われ、感染した種類の違いによって症状が異なります。また、同じウイルスに感染したとしても、喉や鼻の粘膜の状態は人によって異なり「人それぞれの弱い部分に風邪の症状が出やすい」と言われています。

「すぐに喉が痛くなる」と感じている人は、他の人と比べ喉が弱く、喉から風邪の症状を感じやすい可能性があるでしょう。

喉が痛くなりやすい人の特徴

「喉が痛くなりやすい」という人には以下のような傾向があります。

  • 水分をあまりとらない
  • 部屋の湿度を気にしていない
  • 口呼吸をしている
  • 食生活に気を配っていない
  • 免疫が下がるような生活をしている

それぞれ詳しく解説します。

水分をあまりとらない

日常的に水分をあまりとらない、という人は喉が乾燥し、ウイルスによる症状が出やすくなります。水分補給は喉を潤すだけではなく、体内水分量にも影響し、水分量が低い体は風邪も引きやすくなります。

口呼吸をしている

口呼吸も口腔内や喉が乾燥し、喉を痛める原因のひとつです。また、口腔内や喉の粘膜にウイルスが付着しやすくなりますので、口呼吸は風邪を引き起こす要因になり得ます。

部屋の湿度を気にしていない

部屋の湿度を気にしていない場合も、乾燥による喉へのダメージを受けやすくなります。理想的な湿度は50~60%と言われていますが、特に冬場は空気が乾燥しやすい上、暖房器具により更に湿度は低下します。

乾燥する副作用のある薬を飲んでいる

薬によっては、副作用として口腔内が乾燥しやすくなるものがあります。気になる方は一度注意事項を確認してみると良いでしょう。

食生活に気を配っていない

食生活が偏っていることによって、体の免疫力の低下に繋がり、風邪を引きやすくなります。特に喉などの粘膜強化に有効と言われるビタミンAが足りない場合は、喉を痛めやすくなっている可能性があります。

免疫が下がるような生活をしている

前述のように免疫が低下している体はウイルスが増殖しやすくなるため、免疫が下がるような生活をしている人も風邪を引きやすくなります。具体的には、睡眠不足が足りていない、ストレスが溜まっている、寒くても薄着をしているなどが挙げられます。

喉からの風邪を予防する方法

喉からの風邪を予防する方法には、以下のようなものがあります。

  • こまめに水分補給をする
  • 部屋の加湿をする
  • 鼻呼吸を意識する
  • うがいをする
  • マスクを着用する
  • 体をあたためる
  • 栄養バランスを意識した食事をとる
  • 良質な睡眠をとる

それぞれ詳しく解説します。

こまめに水分補給をする

「喉が渇いた」と感じた時点で、すでに体の水分が足りない状態であると言われています。人体における水分量は約60%であり、1日に必要な水分摂取量は1.5リットルです。

体内の水分は、汗など以外にも皮膚からも常に蒸発している上、水分補給を行っただけでは体に吸収されません。水分は腸から吸収され血管に入ることで、ようやく体に吸収されるため、喉が渇く前に水分を補給する習慣をつけることが大切です。

部屋の加湿をする

ウイルスは温度や湿度が低い環境で活発化するため、部屋の加湿が非常に重要です。喉や鼻などの粘膜の表面には、もともとウイルスなど異物の侵入を阻止する役割を持った綿毛や粘液と呼ばれるものが存在します。

しかし、乾燥することで働きが弱くなり、ウイルスを排除できなくなってしまいます。加湿器などを活用し、室内の湿度は50~60%を保つようにしましょう。外出中など、湿度の管理が難しい場合には、持ち運びができる超音波吸入器の活用もおすすめです。

鼻呼吸を意識する

「鼻の気道が狭い」などといった理由で改善が困難な場合もありますが、癖で口呼吸になっている場合には、鼻呼吸を習慣化させるだけで喉の乾燥を緩和させることができます。

寝ている間など、無意識の間に口呼吸になっている場合は、専用の開口止めテープなどの活用もおすすめです。

うがいをする

うがいには乾燥予防や洗浄、病原菌の洗い流しといった効果があります。ウイルスの増殖や炎症を抑えるには大変効果的ですので、喉が弱いと感じている方はうがいを丁寧に行うことを意識してください。

また、「鼻うがい」も非常に有効です。

引用:nicoja公式HP

鼻うがい(鼻洗浄)は、生理食塩水などを使用し鼻の中のウイルスや細菌を外に洗い流すことができるため、風邪予防には非常に有効です。普段から鼻うがいを習慣化しておくと、病原菌が体内に侵入することを防いでくれるでしょう。

マスクを着用する

咳のエチケットだけではなく、風邪の予防にもマスクは非常に効果的です。マスクを着用することでウイルスなどの病原菌が体内に入ってくる量を、物理的に減らすことができます。

また、寝ている間のマスク着用も乾燥予防に効果的です。マスクを着用する際は、鼻周りに隙間が出来ないよう鼻周りをしっかり密着させるようにしましょう。

体をあたためる

人は寒さを感じると鼻水が出ますが、鼻水が喉に落ちることで喉を傷つけ、そこからウイルスが増殖することがあります。また、普段から体をあたためる習慣をつけておくと免疫を高めることにも繋がるため、風邪の予防に繋がります。

出来るだけ薄着を避け、大きな血管が集まってる「手首、足首、首」を冷やさない工夫をしましょう。

栄養バランスを意識した食事をとる

肉や魚、野菜などできるだけ複数の食品をバランスよく摂取するよう意識しましょう。特に喉などの粘膜を強化するにはビタミンAが有効とされていますので、積極的にとるようにしてください。

ビタミンAが多く含まれている食品は、ほうれん草や人参、小松菜などの緑黄色野菜、レバーやウナギなどの動物性食品などが挙げられます。

良質な睡眠をとる

睡眠時間が短いことで免疫力が低下することに繋がるため、十分な睡眠時間の確保が大切です。また、眠りが浅くなりがちで熟睡できないという場合には、アイマスクや耳栓の着用、睡眠を促すアロマなども有効です。

喉の風邪予防なら「nicoja」の製品がおすすめ

引用:nicoja公式HP

nicojaは家電製品や医療機器などをはじめ、幅広い分野で大手メーカー製品の開発設計から完成品製造までOEM、ODM製品を提供してきた実績のある日光精器株式会社が手がけるブランドです。

「安心して長く使って欲しい」という思いから、医療機器については厚生労働省から必要な許可の取得や、ISO13485認証も有しており、全ての製品がMade in Japanで作られています。

また、安心して長く使えるよう、交換用部品の販売や修理保証といったアフターサービスが充実しているのも嬉しいポイントです。そんなnicoja製品の中から、今回は喉の風邪予防におすすめの製品を3つご紹介します。

鼻ケア 電動鼻用洗浄器 ハナオート

引用:nicoja公式HP

一般的に鼻うがいのツールには手動のものもありますが、痛みの少なさや使い勝手を考慮すると電動タイプがおすすめです。こちらの製品の特徴には以下のようなものがあります。

①痛くない洗浄液

鼻を洗う、というと痛そうなイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。これは水と鼻水の浸透圧が異なることで起きる痛みですが、こちらの製品で仕様する洗浄液は体液と近い塩分濃度を使うため、痛みなく洗浄することができます。

②水圧は3段階

水圧は「弱」「中」「強」の3段階から選ぶことができるため、ご自身に合った強さに調整できます。また、開始から1分で自動で止まるタイマーも付いているので「どのくらい時間をかけて洗ったらいいのか分からない」という方も安心です。

③安定した水流

安定した水流が出続けることも、電動の良いところです。安定的な水流が自動で出てくることによって、洗浄液が奥までやさしく届き、初めてでも簡単に鼻洗浄を行うことができます。

また、こちらの製品は洗浄液タンクの容量が190ml、ノズルヘッドも小さめサイズとなっているため、はじめての方や軽く洗浄したい人にピッタリです。

「しっかり洗いたい」「ノズルは大きい方がいい」という人には、タンク容量380ml、大きめヘッドの「ハナオートDX」がおすすめです。

引用:nicoja公式HP「ハナオートDX」

喉ケア 家庭用超音波吸入器 のどモイスチャー

引用:nicoja公式HP

持ち運んで喉の加湿が出来る、超音波吸入器です。(※ネブライザーではありません)

こちらの製品はオフィスや屋外など、湿度の管理が難しい場合に便利であり、主に以下のような特徴があります。

①医療現場と同じ方式

医療現場で使われている吸入器と同じ方式で直径10~14μmの細かいミストを発生させ、喉の奥まで届いて喉を潤してくれます。

②軽量・小型サイズ

直径4.1㎝、高さ11.2㎝と小型で、持ち運びにも便利な大きさです。重さも乾電池を含み約75gしかないので、鞄に入れていても苦にはなりません。

生活習慣を見直して、喉からの風邪を防ごう

風邪とは、ウイルスや細菌といった病原菌が体内に侵入することで炎症を起こす「急性上気道炎」や「感冒」、「風邪症候群」の俗称です。

「喉が弱く、喉から風邪を引きやすい」と感じている人は、生活習慣や癖を見直すことで改善できるかもしれません。喉からの風邪予防には、こまめな水分補給や喉の保湿、良質な食事・睡眠をとることなどが有効です。

風邪の原因となる病原菌を体内に侵入させないためには、鼻うがいも非常に有効ですので、習慣化しておくことをおすすめいたします。また、オフィスや屋外など湿度の管理が難しい場合には、小型の超音波吸入器が非常に有効です。

「nicoja」では、今回ご紹介したもの以外にも沢山の製品がありますので、是非公式オンラインショップをご覧ください。