- Do・Know・Go・Buyクエリとは
- 消費者の行動と期待は大きく変わりました。性能の良い携帯電話をポケットに入れた私たちが携帯電話で行うことは、単に時間を確認したり、配偶者にメールを送ったり、友人と連絡を取ったりするだけではありません。私たちは、さらに高機能な機能を使うために携帯電話を使い、すぐに答えを出してくれることを期待しています。このような「知りたい」、「行きたい」、「やりたい」、「買いたい」を考えた瞬間に、意思決定や嗜好が形成されます。
- >> MEOでは「ユーザー意図をもとにしたコンテンツ作成」を指します
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Do・Know・Go・Buyクエリとは何か
「Do・Know・Go・Buyクエリ」は、検索クエリの基本となるもので、ユーザーの意図を「やりたい・知りたい・行きたい・買いたい」の4つに分類することです・
そして、検索意図を意識した記事を書けば、ページビューも上がり、より成約率の高いコンテンツとなります。
そのため、キーワードの検索意図を把握し、その意図に沿った記事作成をすることが重要です。
関連する単語の紹介
クエリ
クエリとは、ユーザーが検索エンジンを使う際に検索窓に入力したキーワードや文章のこと
コンバージョン
コンバージョンは、webサイト・サービスの最終的な成果のこと
「Do・Know・Go・Buyクエリ」のメリット・デメリットから見た活用
ここでは、「Do・Know・Go・Buyクエリ」のメリット・デメリットと活用方法について紹介します。
Doクエリ
「Doクエリ」は、「何かをしたい」「やりたい」「購入したい」などの具体的なコンバージョンに近いクエリです。
たとえば、「資料請求をする」「アプリをダウンロードしたい」「会員登録をする」など、何かアクションにつながるクエリをいいます。
具体的なアクションに結びつくため、コンバージョンに近いクエリともいえるでしょう。
逆にいえば、コンバージョンに近いため、競合が多いデメリットもあります。
しかし、具体的なアクションに結びつくクエリなので、しっかりユーザーニーズに答えて、検索上位を狙っていきましょう。
Knowクエリ
「Knowクエリ」は、DoクエリやBuyクエリに比べると、コンバージョンとは遠いデメリットがあるクエリです。
しかし、検索ボリュームが多いので、たくさんのユーザーが、Knowクエリで検索します。
たとえば、「言葉の意味を知りたい」「問題があったときの解決方法を知りたい」など何かの知識を得るために疑問や悩みを解決するクエリです。
そのため、ボリュームが多いため、ページ訪問者を増やし、ブランディングに効果にメリットがあります。
直接ビジネスにつながらなくても、間接的な接点となるので、積極的に活用するといいでしょう。
Goクエリ
「Goクエリ」は、特定のサイトや場所にいきたいときのクエリです。
たとえば、「りんご」や「ワンピース」など、ありがちな名前をサイト名にしてしまうと、せっかく作ったサイトが検索結果上位に表示されないでしょう。
そのため、サイト名は意識すべきです。
しかし、特定の場所や行き方や道順だけならば、たとえばGoogle Mapなどに代替えされる可能性も否定できません。
そこで、移動の節約や短縮といったプラスアルファの情報を記載するとさらに検索上位に引っかかりやすくなるでしょう。
Buyクエリ
「Buyクエリ」は、購入意欲の強い強いキーワードです。
「この商品を買いたい」「どれを買おうか迷っている」といった検索意図が含まれているため、重要なクエリといえるでしょう。
そのため、広告も多く競合がひしめきあっているデメリットはあります。
どんなに競合が多くても、4つの検索意図の中では、一番購買意欲の高いキーワードなので、必ず逃さずキャッチしましょう。
MEOにおける優位点・メリット・注意点
「Do・Know・Go・Buyクエリ」のMEOにおける優位点は、検索意図を簡易的に把握できて、キーワード選定するときのタグとしても使える点です。
とくに「Goクエリ」は、実店舗を構える飲食店やサロンなどに有効で、たとえばある場所に行きたいユーザーがGoogleしたとき、キーワードと場所の関連性が強ければ、Google Mapも表示し今いる地点からの距離や時間を表示できます。
また、キーワード選定をエクセルやスプレッドシートなどで管理している場合、検索クエリのセルを作っておけば、どの検索意図でページ構築をしていくべきかを見える化できますね。
しかし、「Do・Know・Go・Buyクエリ」のどれかを意識すればいいわけではありません。
4つのクエリをうまく組み合わせなければ、ページ訪問者も増えないし、成約率も上がらないのですべてを意識したコンテンツ作りをしましょう。
とくに成約に一番近い「Buyクエリ」とページ訪問を意識する「Goクエリ」の組み合わせがおすすめです。
ただし、この2つの条件を満たせるのは、ページのブランディングができた後です。
個人の場合はとくに難しく、自分の知名度を上げて「このブログから情報を得て、商品を購入したい」という状態にしなくてはなりません。
「Do・Know・Go・Buyクエリ」を意識したコンテンツ作りは必須ですが、これだけですべてをカバーできるわけではないことを理解しておきましょう。
その他関連する話
「Do・Know・Go・Buyクエリ」は、4つではなく以下の3つの検索意図で表される場合もあります。
- 「Buyクエリ」は、トランザクション型(購買型)
- 「Doクエリ」と「Knowクエリ」は、インフォメーション型(情報型)
- 「Goクエリ」は、ナビゲーション型(案内型)