「InstagramとGoogleマイビジネスを自動連携させたいな。ローカル検索に活用して効率よく集客をしていきたい」
MEOに注力している場合、Googleマイビジネスの運用を効率化したいと思ったことはないでしょうか。そこで写真投稿と相性のいいSNSである、Instagramを活用する手段が挙げられます。
GoogleマイビジネスとInstagramを活用することで、効率よくMEO対策を行うことができるでしょう。
複数のアカウントを運用することは手間がかかってしまいますが、Instagramとの連携を行うことで手間を省くことができます。この記事でInstagramとGoogleマイビジネス(以下:GMB)の連携方法や、連携するメリットなどを詳しくご紹介するのでご参考ください。
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Instagramの地図検索機能はGMB運用と相性抜群
2021年3月、Instagramは地図から飲食店や美容院などを検索できる機能をテスト開始しています。まさに「Googleマップ」のような機能で、ユーザーはInstagramから手軽にお店の検索ができるようになったのです。
この機能は日本と台湾の一部で提供されたもので、現在全てのユーザーが利用できるわけではありません。
ハッシュタグ検索もできるため、例えば「カフェ」や「美容院」など、任意のカテゴリーで検索できることもが特徴です。またInstagramの特徴である「写真」で店舗の雰囲気を見れるほか、口コミを参考にお店を探すことができる点も特徴と言えるでしょう。
Instagramの地図検索機能によって、GMB運用の補助としての役割になるのです。
参考:日経クロストレンド
GMBの投稿機能を理解する
まずはGMBの投稿機能について理解を深めていきましょう。投稿機能は様々な情報をユーザーに表示することができ、Googleマップを利用するユーザーに対して高い集客効果が見込めるのです。
Instagramの地図検索を活用してMEOに繋げる前に、GMBの投稿機能は集客にどのようにつながるのか、また投稿機能ではどのようなことができるかなどを理解しましょう。
MEO対策を行うためにはGMBのへの登録は必須なので、まだ登録していない場合はこちらからご登録ください。
GMBの投稿機能で集客につながる
GMBの投稿機能では、あなたの店舗情報をGoogleマップの利用ユーザーへと伝えることができる機能のことです。店舗情報をユーザーにとってわかりやすく最適化することで、効率よく集客ができるのです。
また店舗情報をユーザーに伝えるだけでなく、情報を見たユーザーが直接お店へと問い合わせできるよう、電話予約やWeb予約なども可能です。
いわゆる「CTA(Call To Action)」へとつなげることができるため、顧客のアクションにつながりやすいのです。店舗検索を行うユーザーは高い見込み客となるため、MEOに力を入れることは非常に効率的なのです。
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GMBでは5つの情報投稿ができる
5つの情報
- COVID-19の最新情報
- 特典を追加
- 最新情報を追加
- イベントを追加
- 商品を追加
GMBの投稿機能では、上記5つの情報を投稿することができます。各項目によって投稿できる情報は異なるため、それぞれ詳しくご紹介しします。
1.COVID-19の最新情報
「COVID-19」に関する情報とは、新型コロナウイルス感染症によって生じたビジネスの最新情報を記載します。
例えば営業時間の短縮であったり、臨時休業、飲食店などはテイクアウトの対応などの情報が該当します。特に近年では、緊急事態宣言の延長や対象地域の拡大によって様々な店舗が対応に追われているため、重要な情報の一つと言えるでしょう。
2.特典を追加
こちらでは、店舗が実施している特典に関する情報を記載することができます。
特典、つまりクーポンやセールなどの情報を記載することで、高い宣伝効果が図れるのではないでしょうか。この際、CTAに関する情報をしっかりと記載することで、来店数やお問い合わせ増加などにつながるでしょう。
この際、特典を提供する「開始日」と「終了日」を記載することが肝心です。いつからいつまで開催されるのかはっきりと伝えられなければ、ユーザーにとっても店舗側にとっても、機会損失となってしまうのではないでしょうか。
3.最新情報を追加
こちらでは、お店などの最新情報を追加することができます。
例えば新商品の告知・宣伝であったり、キャンペーン情報の告知などに活用できるでしょう。最新情報をいち早くユーザーに届けて、PRに活用してみることをおすすめします。
4.イベントを追加
こちらでは、お店などのイベント情報を投稿することができます。
例えば飲食店の場合、「クリスマスイベント」や「ハロウィーンイベント」など、開催するイベント情報の告知を行いましょう。ここからイベントの開始日時や終了日時を設定することができるため、ユーザーに情報をわかりやすく伝えることが可能です。
5.商品を追加
こちらでは、自社が提供する商品やサービスを投稿することができます。
商品やサービスの紹介を行うことで、その価格や特徴をユーザーに届けることができるため、詳しい情報を投稿することで宣伝につなげることができるでしょう。
InstagramからGMBへ誘導して集客につなげよう
Instagramの日本でもの利用者数は2019年6月時点で3,300万人と、2018年11月時点の2,900万人と比較すると大幅にユーザー数が伸びていることがわかります。男女比も43:57と、比較的バランスが良いと言えるでしょう。
参考サイト:Facebookニュースルーム
GMBからInstagramへと投稿のシェアはできないですが、InstagramからGMBに誘導をすることは可能です。それにより、店舗への来店数や予約数などが増え、高い集客率が見込めるのです。
これはInstagramでの投稿時に、位置情報を設定することで実現可能です。位置情報をもとにGoogleマップへと誘導ができるため、自動的にGMBへの誘導につながるのです。
前述した通り、Instagramの地図検索機能のテスト実施によって効率よく店舗検索できるようになりました。
Instagramの店舗情報の詳細から、飲食店などは予約をすることも可能です。とはいえ全ての業種が位置情報を設定できるわけではないため、GMBを運用しておくことは必須となるでしょう。
InstagramからGMBに誘導して集客に繋げるためにも、Instagramでの位置情報の設定はぜひやっておくべきだと言えます。
InstagramからGMB連携を行うための3ステップ
3ステップ
- Instagramの投稿準備を行う
- 「位置情報を追加」を選択
- 設定したい位置情報を選択して「シェア」
上記がInstagramをGMBの連携方法です。
効率よく集客を行うためにも、InstagramとGMBを併用することが大切となります。それでは各手順について具体的にご紹介するので、ご参考ください。
①まずはInstagramを開き、投稿準備をしましょう。投稿したい写真または動画を選択肢、「シェア」する直前の投稿準備を行います。
②下の画像のように、設定画面で「位置情報を追加」を選択して、設定したい位置情報を探しましょう。この際、端末の「位置情報サービス設定」がONになっていないと位置情報の検索と設定ができない点に要注意です。
③位置情報を検索し、候補の中から該当の位置情報を選択して、その後「シェア」をしましょう。
以上で、InstagramからGMBへの連携(誘導)の手順が完了です。店舗への集客のためにも、ぜひ活用することをおすすめします。
InstagramとGMBを連携させる3つのメリット
InstagramとGMBの連携方法をご紹介しましたが、大きく分けて3つのメリットがあるためあわせてご紹介します。
MEOに力を入れ得る場合Instagramの活用は非常に効果的なので、以下の3つのメリットがあることを覚えておくと良いでしょう。
Instagram×GMBのメリット
- ユーザーが探しやすい
- 予約数の増加
- 集客力がアップ
このように、ユーザーもお店を探しやすくなるほか、集客力がアップして結果的に店舗への予約数、来店数、売上が伸びるのです。
またInstagramには「ハッシュタグ」で検索できる機能もあり、位置情報では探しきれなかった情報も検索できることがメリットです。Instagramのキャンペーンを活用した集客方法を考えることで、店舗がさらに露出していくと考えられます。
InstagramとGMBの連携は集客にうってつけ
Instagram投稿で位置情報の設定を行うことで、GMBへの誘導ができるようになります。MEO対策を行う上でGMBの運用をすることは必須で、両者を効率よく運用することで店舗への集客を効率よく行うことができるでしょう。
Instagramのハッシュタグや、地図検索機能によってユーザーはさらに店舗を探しやすくなります。そしてGMBの投稿情報を最適化し、ずーっと検索結果に上位表示されるMEO対策を行なっていくことで、お店側は売上増加という結果につなげることができるのです。
Instagram投稿を活用し、効率よくMEOにつなげて集客を行なっていきましょう。