「Instagramのハッシュタグ検索や地図検索では、どのようなことができるの?検索タグに追加された地図検索では、どのような検索結果がわかるのだろうか…。」
Instagramには検索方法がいくつかあり、特に適切なハッシュタグを投稿に設定することで、投稿へのリーチ数を伸ばすことができます。そして地図検索も同時に活用することで、そのリーチ数をさらに伸ばせるのではないでしょうか。
Instagramの日本人利用者数は2019年時点で3,300万人。男女差も少なくなり、20代ユーザーだけでなく30代ユーザーも増えていることから、勢いよく成長しているSNSといえるでしょう。
この記事ではそのような『Instagram』を活用したWeb集客について詳しく解説していきますので、ぜひ最後までご参考ください。
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Instagramの検索機能をケース別でご紹介
2021年3月、日本のInstagramは地図検索機能を実装しました。この機能により近くの飲食店や美容院などを、Googleマップのように探しやすくなったのです。
今回実装された地図検索のように、Instagramの検索機能は充実しています。検索方法について、それぞれケースごとに紹介しますので参考にしてみましょう。
アカウント名やユーザー名が明確になっている:アカウント検索
検索したいアカウント名はユーザー名が明確に分かれている場合は、アカウント検索が最適です。例えば友人のアカウントだったり、企業などの公式アカウントを探す際に最適でしょう。
しかしインフルエンサーなどのアカウントをフォローする際、なりすましが多いことに注意が必要です。その際は、公式アカウントである青いリボンのマークが付いていることを確認し、フォローするのがおすすめです。
気になるテーマが決まっている場合:タグ検索
共通の話題やテーマが決まっている場合は、ハッシュタグでの検索がおすすめです。知りたい情報のワードで検索すると、関連するハッシュタグがついている投稿がヒットします。
このハッシュタグ検索はよく使われる検索方法で、共通の話題やテーマをもとにユーザーと繋がれることが特徴となります。
またこのハッシュタグ検索は、Googleなどの検索エンジンと同じようなリサーチ方法も可能です。例えば「#〇〇カフェ」のように地名とジャンルで検索することもでき、そのテーマに関連する投稿が表示されるため、幅広い検索ができるのです。
行きたい場所が決まっている場合:エリア検索
行きたい場所が決まっており、その詳細を知りたい場合は位置情報での検索がおすすめ。例えば「渋谷」や「銀座」などの地名を入れて検索をしたり、もっと細かな住所を入力して関連する投稿を探すこともできるのです。
Instagramの位置情報は、実際の地名などではなく「花とギター」のように言葉で投稿を表す方法もあります。このようなオリジナルの位置情報の設定はFacebookから登録可能で、興味がある場合は登録してみると良いでしょう。
ユーザーに合わせた結果表示:上位検索結果
アカウントごとに適した結果を表示したい場合は、上位検索結果がおすすめ。「上位検索結果」はInstagramのアカウントごとに違う検索結果を表示し、フォローユーザーの分野や以前の検索結果をもとに表示されます。
検索の表示パターンは大きく分けて2つあり、以下の通り。
- 検索ボックス未入力
- 検索ボックスにキーワード入力
検索ボックスにが未入力の場合はユーザーの利用傾向に合わせた結果が自動表示され、キーワードを入力した場合は「アカウント」「タグ」「場所」3種類の検索結果が一括表示されます。
位置情報の候補が出ない場合はスポット登録をしよう
前述した通り、instagramの発見タブから 地図検索で周囲のスポットを検索できるようになりました。 現在テスト段階で一部ユーザのみが利用できる機能ですが、 お店などを探す際にとても便利でしょう。
このInstagram地図の表示結果は、過去にお店へと来店したユーザが投稿した写真が表示される仕組みです。Instagramの特徴である写真とあわせて、 実際のリアルな口コミを参考にスポット検索できることが強みと言えるでしょう。
また周囲のスポットだけでなく、地図を動かして任意の地域のスポット検索ができることも特徴です。 まさにGoogleマップなどと同じ地図機能なので、幅広いスポットを検索できるのではないでしょうか。
そしてスポット検索では位置情報の設定がとても重要。検索時、位置情報の候補が表示されない場合はInstagramの運営元であるFacebookより登録をしましょう。
位置情報の登録でオリジナルの住所登録ができる
Facebookより位置情報を新規登録することで、オリジナルの住所を登録することが可能です。
例えば東京の「銀座」の住所を設定する際でも、候補には出ていないけど店舗の場所を設定したい場合、住所登録して設定することが可能です。
これによりお店ができたばかりの場合や、マイナーなお店の情報をかんたんに設定することができるのです。
位置情報の候補が出ない場合、スポット登録をしてみてはいかがでしょうか。
面白い位置情報の設定も可能【実例紹介】
Facebookからオリジナルの住所登録ができることは前述しましたが、面白い位置情報の設定を行うこともできます。これにより、おしゃれな言葉やかわいい言葉で位置情報の登録ができるのです。
そこで実際に登録されている面白い位置情報について、下記にて実例をご紹介します。
- 東京タワーが見える場所
- 心が塞ぎ込んでいる場所
- ストーリーが続く場所
- この地球のどこか
- どこでもドア
位置情報×地図での検索が情報収集にピッタリ
- 幅広い検索方法
- ショッピング機能
- 増加するユーザー数
これらの要因から、今後Instagramでの集客が主流となることが予想されます。
特に位置情報を活用したスポット(エリア)検索や、新しく実装された地図検索によって今後Instagram上でできる検索の幅が広がるでしょう。
飲食店や美容院などは、今まさにInstagramで集客できる絶好の機会ではないでしょうか。ユーザは情報収集できる幅が広がり、店舗側は集客できるチャンスが増えたのです。
特に写真や動画などのビジュアルコンテンツと相性の良い店舗は、 Instagramでの集客がうってつけでしょう。
Instagramの特徴として拡散性は少し弱いですが、ハッシュタグ検索や地図検索などうまく使いこなし、多くの人にリーチできるはずです。場合によって他の拡散性の高いSNSと掛け合わせもおすすめ。
Instagramでの集客には位置情報の登録が必須
スポット検索や地図検索を活用してInstagramで集客を行う場合、位置情報の設定が必須となります。
位置情報を入れる箇所には主に2パターンあり、店舗オーナーがInstagramを運営する場合はうまく活用しましょう。
- プロフィール
- 投稿
上記が位置情報を登録できる箇所です。
それぞれ位置情報の登録方法について、以下にてご紹介します。
プロフィールに位置情報を入れる方法
プロフィールに位置情報を入れるには、アカウントを「ビジネスアカウント」にする必要があります。ビジネスアカウントに切り替えることで、以下の項目等を載せることができるのです。
- 電話番号
- 住所
- ショップURL
- メールアドレス
手順としては、Instagramの設定ページを開き、「プロフィールを編集」→「連絡先オプション」よりメールアドレスや電話番号、そして住所の入力を行うことができます。
投稿に位置情報を入れる方法
投稿に位置情報を入れる方法として、「フィード投稿」と「ストーリー投稿」に設定することが可能です。この際に端末の位置情報サービスがオンになっていることを確認しましょう。
具体的な投稿への位置情報の設定手順は、以下の通りです。
位置情報の設定手順
- Instagramの投稿準備を行う
- 「位置情報を追加」を選択
- 設定したい位置情報を選択して「シェア」
Instagramに位置情報を設定して投稿の閲覧数を上げる方法については、【Instagram地図活用】投稿に位置情報を登録して閲覧数を上げる方法と注意点にて詳しくまとめています。
Instagramのハッシュタグ検索・地図検索を使いこなそう
まとめとして、Instagramの検索機能はいま、さらに充実してきています。
普段リサーチのためにInstagramを活用する事はもちろん、Instagram運営を行って集客力を高めたい方にもおすすめのSNSなのです。
飲食店や美容院、 またビジュアルが重視される分野の店舗運営をしているオーナーの方は、ぜひInstagramを活用してみてはいかがでしょうか。 またInstagramだけでなく、 地図検索で店舗を上位表示させるためにも、MEO対策が重要です。
Instagramは集客方法の1つでしかありません。
店舗に合わせた最適な方法で、効率よく集客をしていきましょう。