- リッチスニペットとは
- リッチスニペットとは、Web検索の検索結果ページ(SERP)に表示されるスニペットに、より多くの情報を表示させることができる拡張機能である。Googleが2009年に発表した。
- >> MEOではローカル検索でも効率的に探してコンテンツを見つけることを指します
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リッチスニペットとは
リッチスニペットとは、通常の表示内容よりも多くの情報を表示されることをいいます。
表示される内容は、ページタイトルや概要文はもちろんですが、商品やサービスのレビューやパンくずリストを表示することが可能です。
メリットは検索ユーザーのクリック率を上げることができ、結果的に新規顧客の集客にも効果的に働くことができます。
このように、リッチスニペットを活用することによって、競合サイトよりもアクセスを増やすことができるため、積極的に活用することをおすすめします。
関連する単語の紹介
SEO対策
SEO対策とは、検索エンジン最適化とも呼ばれており、GoogleやYahoo!などの検索エンジンからの評価を上げて検索順位を上げるための施策のことを指します。
中長期的にアクセスを見込めることができ、購買意欲の高いアクセスを効率よく集めることが可能です。
しかし、SEO対策は効果が出るまでには時間がかかってしまい場合があり、Webサイトによっては年単位で期間が掛かってしまうことも少なくありません。
検索アルゴリズム
検索アルゴリズムとは、ユーザーが入力したキーワードの検索結果をランキング付けを自動で行うためのプログラムのことです。
基本的に検索アルゴリズムは、ユーザーによって高品質で関連性が高いコンテンツを検索上位表示させるために、日々アップデートを行っています。
アップデートの種類によっては、検索順位が変わる可能性もありますが、ユーザーにとって情報価値が高いコンテンツを作成していれば、検索上位を狙うことが可能です。
また、SEO対策やMEOを行う上で、検索アルゴリズムについて理解しておくことは非常に重要になります。
検索エンジン
検索エンジンとは、インターネット上のさまざまなWebサイトの中から、入力したキーワードに関連しているコンテンツを探すためのサービスのことを指します。
従来は、一定基準を設けて人為的な審査を通過したWebサイトを検索結果の上位表示するディレクトリ型検索エンジンが主流でした。
しかし、インターネットが主流になり、Webサイトが増えたことによって、人為的な審査をすることが難しくなったため、自動で検索結果の上位表示を決定することができるロボット型検索エンジンが利用されています。
リッチスニペットの種類
リッチスニペットとは、通常の検索画面に表示されている情報に追加をして、さらに検索ユーザーに情報量を多く与えることができます。
具体的なリッチスニペットの種類については、主に下記が挙げられます。
- レビュー、評価
- 画像
- 値段
- イベント情報
上記のように検索ユーザー対して、より効果的な情報を表示することができるため、購買意欲が高いユーザーの集客も可能です。
リッチスニペットの表示条件
リッチスニペットは表示条件を理解しておくことで、多くのユーザーにビジネス情報を伝えることができ、多くのアクセスを得ることが可能です。
具体的なリッチスニペットの表示条件については、下記にて紹介していきます。
Googleガイドラインに沿っている
リッチスニペットを表示させるためには、Googleガイドラインに従うことが必要です。
基本的にリッチスニペットに表示される内容はGoogleが自動的に分析を行い、最終的に手動によって表示する判断を行います。
リッチスニペットに多く情報を載せたいと思ってガイドラインを無視して上位表示を狙おうとすると、Googleからの評価が下がってしまい結果的に検索順位が落ちてしまう可能性があるため、あらかじめ注意が必要です。
コンテンツの品質が高い
コンテンツの品質が高いと、Googleからの評価が高くなりリッチスニペットが表示することができます。
また、検索結果の順位も上げることができるため、より多くのユーザーからのアクセスを見込めるメリットもあります。
実際にリッチスニペットが表示されても、コンテンツの品質が低いとユーザーからのアクセスを増やすことができないため、コンテンツの品質を上げることは重要な要素です。
検索クエリとの関連性
検索クエリとの関連性が高ければ、リッチスニペットを表示させることができます。
仮に検索クエリと関連性が低い場合には、不正にアクセスを増やそうとしているスパムと判断されて。リッチスニペットは表示されないため、あらかじめ注意が必要です。
リッチスニペットのSEO対策効果
リッチスニペットの対応をすることによってSEO対策に効果的に働くことができます。
具体的なSEO対策の効果については、下記にて紹介していきますので、これからWebサイトを作成したいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
UXが向上する
UXとは、ユーザーエクスペリエンスの略称で、ユーザーがサービスや商品などによって得られる体験や経験のことを指します。
リッチスニペットを表示させることによって、より多くの情報をユーザーに与えることができ、結果的にアクセス数を伸ばすことが可能です。
検索結果への反映時間が短くなる
リッチスニペットの構造化データは直接HTMLにインラインで組み込まれるため、検索結果への反映時間が短くなるメリットがあります。
更新した情報を検索ユーザーに届ける時間が短くなることで、情報の正確性が向上し、結果的にGoogleからの評価を上げることができます。
実際に構造化データを設定したら、30分以内には反映されることになっています。
リッチスニペットの注意点
リッチスニペットを表示させるために、構造化データを入力した場合でも、検索結果に必ず表示されるわけではないので、あらかじめ注意が必要です。
構造化データを入力した際には、Googleにコンテンツの品質や検索クエリとの関連性などを評価して、リッチスニペットを表示させることができます。
また、従来はリッチスニペットを表示させるためにGoogleに申請を行う必要がありましたが、現在は検索アルゴリズムアップデートによって自動的に評価をすることが可能です。