- ソーシャルシグナルとは
- ソーシャル・シグナルとは、検索エンジンがそのサイト・サービスが如何にユーザーに共有され、関心を集めているかを判断するための指標のことです。Twitterやソーシャルブックマーク、PDF化された書籍・雑誌記事(検索エンジンはPDFファイルの内容も解釈することができます)など、WEB上で提供されている認知度の高い媒体で紹介されることで高まってくと考えられます。
- >> MEOでは「SNSでのコンテンツへの関心のこと」を指します
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略歴/流れ
TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアのが台頭した2012年、GoogleとBingのどちらもが検索結果に「ソーシャルシグナル」を導入しました。
その後、2020年にGoogleはソーシャルメディアからのリンクをヒントとして使うとも表明しており、検索表示にダイレクトに関係するアルゴリズムにはなっていませんが、関係が今後さらに深くなるでしょう。
すでに、検索クエリに一致する内容が自分のfacebookフレンドから投稿されていると優先表示され、Twitterのプロフィール画面が表示されるなどソーシャルメディアは検索に対して無視できない存在です。
ソーシャルシグナルとは
ソーシャルシグナルは、FacebookやTwitterなどのSNSにおける人気度のことです。
具体的なソーシャルシグナルとしては、Facebookのいいね数やシェア数、Twitterのツイート数などが挙げられます。
ソーシャルシグナルは、検索エンジン側が「このサイトはどれだけ多くの人に共有されているのか」を判断する指標にもなっており、とくにソーシャルメディアにおいて、どれだけWebサイトのURLシェアがあるかがポイントです。
また、インターネット上に公開されているPDFファイルなどの電子書類からリンクが貼られている場合も、ソーシャルシグナルと認識していいでしょう。
関連する単語の紹介
SEO内部対策
SEO内部対策は、コンテンツの充実度や更新頻度、ページ構成、内部リンクの構造など、サイトの中身に対して行う検索順位をアップさせるための施策です。
具体的には、Webサイト全体のテキストや画像、HTMLタグ、リンクなどサイト内部の要素を改善です。
検索エンジンに正しく内容を伝え、評価される効果があります。
SEO外部対策
SEO外部対策は、他のサイトなど外部から評価されシェアしてもらうための対策をいいます。
具体的には、外部のWebサイトから自社のWebサイトのリンクを張ってもらう被リンクや、ネット上で企業名、サイト名、電話番号などを言及されるサイテーションです。
第三者から評価されると検索エンジンから高評価される要因になります。
コンテンツマーケティング
価値あるコンテンツの制作と発信を通じて、見込み顧客のニーズを育成、購買を経て、最終的にはファンとして定着させることをめざす一連のマーケティング手法をいいます。
ポイントは、「価値あるコンテンツ作り」「顧客育成」「ファンとしての定着」で、ニーズが顕在していない潜在層がターゲットです。
ソーシャルシグナルの活用方法
ソーシャルメディアが一般的になり、顧客に直接聞かなくともコンテンツの評価を調べられるようになりました。
この指数を利用し、コンテンツマーケティング施策にも活かせます。
FacebookやTwitterの「いいね」などのソーシャルシグナルは、Googleの検索ランキングに直接関係ないといわれていますが、活用しない手はありません。
たとえば、立ち上げたばかりだと、なかなか検索にも引っ掛からず、どんなに良質なコンテンツであったとしても、すぐに訪問者増加を見込めません。
そこでソーシャルメディアを活用し、セッションを集められれば、結果として訪問者増加につなげられます。
また、価値のあるコンテンツならばソーシャルメディアで共有され、結果として被リンクされる効果もあるでしょう。
基本的な流入を増やせて、キュレーションメディアなどで取り上げられる可能性もあります。
ソーシャルシグナルの注意点
実は、ソーシャルメディアからのリンクだけに頼るのは危険です。
現在のGoogle検索のアルゴリズムでは、Webサイトからの被リンクが検索上位に表示する効果があり、ソーシャルメディアからの被リンクの影響よりも大きくなっています。
そのため、ソーシャルメディア以外からもリンクされる質の高いコンテンツを制作しなくては意味がありません。
また、自身でWebサイトをソーシャルメディアに掲載するときは投稿の文言も重要です。
とくにTwitterは、投稿文字数が140字と制限されているため、短くても魅力的な文言を用意しなければ見てもらえないでしょう。
アピールしたい層を見極め、効果的な文言でリンクを紹介してください。
そのほかにも、ソーシャルメディアへの更新頻度も大切です。
こまめにソーシャルメディアへ投稿すれば、興味を持ったユーザーに届きやすく、活発な印象を与えられます。
逆に更新頻度が低いと、わざわざ見に行くこともなく、更新したとしても見逃させる可能性が高いです。
ソーシャルシグナルのMEOにおける活用
ソーシャルシグナルは、直接的にMEOに影響があるものではありませんが、被リンクを増やす施策を考える指標になります。
そのため、活用しない理由はありません。
FacebookやTwitterで「いいね」の数が多ければ、それだけ話題になっている証拠といえるでしょう。
自身がFacebookやTwitterへの投稿に対する「いいね」やシェアの数は、アナリティクスから確認できます。
そのため、「いいね」や「シェア」を確認し現状分析をするといいでしょう。
一方で、まったく話題になっていないならば、Webコンテンツの見直しを検討するといいかもしれません。
投稿そのものが原因の可能性もありますが、コンテンツが魅力的でないから話題にされていない可能性が高いです。
ソーシャルシグナルを見ることで、改善点を見つけるとさらに質の高いWebサイトにでき流でしょう。
ソーシャルメディアを活用して被リンクを増やせば、結果的にMEO対策にもなります。
もしソーシャルメディアに店のアカウントを持っていないならば、早急に作成すべきです。そして、更新をこまめに行っていくといいでしょう。