Googleローカルガイドに登録するメリットはいくつかありますが、「デメリット」もあることはご存知でしょうか。
Googleマップでお店の口コミを投稿したり写真を投稿できるローカルガイドは、投稿によってポイントが貯まりレベルが上がる仕組み。レベルによって得られる特典が複数あるため、登録してみたいと思う方も多いのではないでしょうか。
しかしデメリットもあることに留意する必要があります。そしてデメリットも考慮してみて、場合によってはやめてもOK。
今回の記事では、Googleローカルガイドのメリットデメリットについて詳しくご紹介するので、ぜひご参考ください。ローカルガイドの制度や得られる特典については、Googleローカルガイドの特典でアメリカに行ける!?にてご紹介しています。
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Googleローカルガイド5つのメリットとMEOとの関連性
ローカルガイドのメリット
- MEOに繋がる
- 特典が魅力的
- 社会貢献に繋がる
- 高レベルユーザーへのフォロワー制度
- レベルが上がりゲーム感覚で利用できる
上記がGoogleローカルガイドのメリットです。
Googleマップに「口コミ」などの投稿をすることでポイントが貯まりさまざまな特典を得ることができるローカルガイドは、Googleマップをよく使って店舗へと行く方にとって、とても魅力的な制度といえます。
ローカルガイドの活用でMEOに繋がる
質のいい口コミなどはMEO(Map Engine Optimization)にもつながり、店舗の上位表示を目指す上での最適化を図ることにも繋がります。特に近年、近くの飲食店などを探す際は、「食べログ」などのポータルサイトではなくGoogleマップで探す割合が増えています。
またInstagram経由での店舗へのアクセスもあることが特徴です。
2019年に実施された「フォロー機能」によって、フォローした人のおすすめ場所を見つけやすくなります。これにより、さらにGoogleマップでの検索が増えるでしょう。
フォロー機能は現在限定的で、日本では「東京」と「大阪」の2箇所のみですが今後さらにエリアが増えることが予想されます。
Googleマップの口コミ強化によって得られるメリット
2つのメリット
- 来店数が上がる
- 契約率が上がる
Googleマップの口コミを強化することで、上記2つのメリットがあります。
MEO対策を行う上で「口コミ」は重要な役割となり、Googleローカルガイドで良質な口コミを増やすことで、自然とMEOにもつなげることができるのです。口コミを強化することで、マーケティング戦略になるでしょう。
Googleローカルガイド2つのデメリットと解決策
ローカルガイドのデメリット
- 個人情報の公開
- 投稿への悪質なコメント
上記がGoogleローカルガイドのデメリットです。
1番懸念すべき点は、個人情報が公開されるということです。口コミやなどの投稿内容が公開されるため、自身がどこへ行ったのか知られる可能性があることに留意しましょう。
Googleアカウントの設定がそのまま反映されるため、本名で設定している場合は変更しておくことをおすすめします。
また、自身の投稿に対して悪質なコメントがある可能性や、自身が嘘の情報などの投稿をしてしまうことにも注意しなければいけません。ユーザーにとって迷惑にならない投稿を心がけましょう。
【解決策】デメリットが不安に感じる場合にやるべきこと
個人情報が公開されるというデメリットがに不安に感じる場合、以下の解決方法を試してみると良いでしょう。大きく分けて2つの方法があります。
解決策
- 設定の変更
- 投稿内容に気を付ける
Googleアカウントで設定している名前がそのまま反映されるため、名前からの身バレを防ぐためにはGoogleアカウントの名前を変更しましょう。とはいえ他のGmailなどのサービスにも反映されるため、ローカルガイド専用のアカウントを取得するのも1つの手です。
また投稿内容は、個人情報やコメントから個人を特定できる内容、写真に自分自身が写っていないかなどに注意しましょう。
ローカルガイドになる方法と投稿手順を解説
Googleローカルガイになるには、以下の条件を満たす必要があります。
条件
- 18歳以上
- Googleアカウントを保持
一つ注意点があり、「企業からの投稿」はできないということです。あくまでの個人を対象としているため、企業や法人のページからの投稿ではローカルガイドの対象にならないことに留意しましょう。
ローカルガイドへの登録方法
まだGoogleアカウントを取得していない場合は、アカウント取得から行う必要があります。Googleアカウントの習得はコチラからできるため、まだ取得していない場合は取得しましょう。
ローカルガイドの登録手順は以下の通りです。
- ローカルガイドのサイトにアクセス
- 自身の活動地域を選択
- 利用規約に同意して登録
ローカルガイドへの投稿手順
ローカルガイドへの登録手順は以下の通りです。ローカルガイドに参加していなくても投稿できるため、参考にしてみると良いでしょう。
今回はGoogleマップのアプリ使用した場合の手順で解説をします。
- 「投稿」ボタンをタップ
- 「クチコミを書く」をタップ(場合によって写真や場所の追加)
- 場所を選択して投稿
投稿した内容(文字数など)によって加算されるポイントが異なり、レベルが上がる仕組みです。
ローカルガイドのレベルを上げるための14項目
ローカルガイドのレベルを上げるためにはポイントを貯める必要があり、口コミの投稿やその文字数などで獲得できるポイントも異なります。下記に項目ごとの獲得ポイントをご紹介するので、効率よくポイント獲得を目指す方はご参考ください。
同じ「口コミ」でも、200文字を超えるものはポイントが加算されます。お店の雰囲気やサービスについてなど、細かくレビューすることで達成できるでしょう。
口コミなどの投稿を行う際は、ポリシー違反に注意が必要です。クレームなど、過激な誹謗中傷は投稿の削除対象となる可能性が高くなってしまいます。
獲得ポイントの減少や、場合によってアカウント凍結などの恐れがあるため気をつけましょう。
ローカルガイドはやめてもOK?
ローカルガイドの登録方法・登録手順をご紹介しましたが、ローカルガイドに参加する魅力を感じなくなった、またはデメリットが大きいと感じた場合は退会してもOKです。
いつでも退会することができ、退会後の再登録ももちろん可能です。
ここで注意点があり、退会しても口コミなどの投稿は削除されないということです。もし投稿削除したい場合は、退会前に手作業で一つずつ削除する必要があることは覚えておきましょう。
あくまでもローカルガイドは、「社会貢献」の目的が強いかもしれません。お気に入りの店舗を応援するような気持ちで取り組むと、継続して投稿できるのではないでしょうか。
とはいえローカルガイドは、レベル5以上のユーザーなら誰でも申請できる「コネクトライブ」など、魅力的な特典もあります。「コネクトライブ」はカリフォルニアのGoogle社まで無料で参加できるイベントなので、得られる特典としては大きなものでしょう。
他にも特典があるため、興味のある方はぜひ登録し、継続してみることをおすすめします。